名俳優が監督する映画やノンフィクション作品、そして様々な時代の人物を演じてきたアンドリュー・ガーフィールド。
まだ三十代ながらも数々のヒット作に出演し、その高い演技力が評価され、最近ではほとんどの映画で主演を演じていらっしゃいます。
今回はそんな
◎アンドリュー・ガーフィールドの身長や年齢、国籍
◎アンドリュー・ガーフィールドの出演作や受賞作
◎アンドリュー・ガーフィールドがゴールデングローブ賞の授賞式で見せたお茶目な行動
をご紹介したいと思います!
アンドリュー・ガーフィールドの身長は?年齢は?国籍は?
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アンドリュー・ガーフィールド Andrew Garfield
生年月日 1983年8月20日(39歳)※2022年時点
アメリカ カルフォルニア州 ロサンゼルス生
身長 179cm
俳優
アンドリュー・ガーフィールドの身長は179cmとやはり高いですね。
アメリカ人男性の平均身長は176.3cm(参考:calciumgumi.com)なのでアメリカでも高い方と言えます。
ただ映画で観てる分にはそれほど大きく見えませんでした。
多分それは彼の体の線が他の俳優さんより細いことと、顔が誰よりも小さいことが原因かと思います。
顔にいたっては女優さんより小さかったりするので女としてはあまり隣に並んで写真を撮りたくはないですね。
参考までに
30代の日本の有名人で179cmの方をあげると
あばれる君や、山田親太朗さん、渡部豪太さん などがいらっしゃいます。
ちなみに40代は
山本耕史さんや、浅野忠信さん、佐藤隆太さん、原口あきまささん、川島明さん、などです。
あばれる君がこんなに背が高いとは意外でしたが、あとの方は予想通りといったところでしょうか。
アンドリュー・ガーフィールドは、お父さんがユダヤ系アメリカ人、お母さんがイギリス人でアメリカとイギリスの2つの国籍を持つイギリス系アメリカ人です。
ご両親の間に二番目に生まれ、お兄さんのベン・ガーフィールドは医師だそうです。
もともとビジネス系の仕事に就くつもりだったそうですが、16歳のとき俳優という職業に興味を持ち始めます。
そしてロンドン大学の教育機関の1つであるセントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマ(CSSD)で演技を学び、卒業後は舞台を中心に俳優活動をスタートさせます。
アンドリュー・ガーフィールド主な出演映画は?
アンドリュー・ガーフィールド 映画デビュー作や初主演作は?
2005年の短編コメディ映画『Mumbo Jumbo』
アンドリュー・ガーフィールドはこの作品でシモ役を演じ、映画デビューしています。21、22歳の時でした。
2007年のイギリス映画『BOY A』Boy A
少年時代に友人と二人で少女を殺害した罪で刑務所に入れられていたジャックが保釈後第二の人生を歩む姿を描いた作品。
アンドリュー・ガーフィールドはこの作品で主人公のジャック役を演じ早くも映画初主演を果たしました。
演技力も高く評価され英国アカデミー賞テレビ部門主演男優賞も受賞しています。
2007年のアメリカ映画『大いなる陰謀』Lions for Lambs
ロバート・レッドフォードが主演、監督、製作を務めたこの作品でアンドリュー・ガーフィールドはトット・ヘイズ役で出演し、ハリウッドデビュー。
主要キャストであるメリル・ストリープやトム・クルーズと共演しました。
アンドリュー・ガーフィールドはこの時の演技が評価され、バラエティ誌の「注目すべき俳優トップ10」にも選ばれています。
2008年アメリカ・イギリス合作の歴史映画『ブーリン家の姉妹』The Other Boleyn Girl
16世紀イギリス国王ヘンリー8世の寵愛を受けた姉妹の運命を描いたこの作品でアンドリュー・ガーフィールドはヘンリー8世の枢密院の一人フランシス・ウェストン役を演じ、主演のナタリー・ポートマンやスカーレット・ヨハンソン、と共演しました。
この作品には他にエリック・バナ、ベネディクト・カンバーバッチ、エディ・レッドメインなどが出演しています。
2009年のイギリスクライム映画(テレビ映画)『レッド・ライディング』Red Riding
アンドリュー・ガーフィールドはこの作品でエディ・ダンフォード役を演じました。
2009年のファンタジー映画『Dr.パルナサスの鏡』The Imaginarium of Doctor Parnassus
主演のヒース・レジャーが撮影中に亡くなりジョニー・デップやジュード・ロウ、コリン・ファレルが代役を務めたこの作品でアンドリュー・ガーフィールドはアントン役を演じました。
この作品には他にもクリストファー・プラマーやリリー・コールが出演しています。
2010年のアメリカSF短編映画『アイム・ヒア』I’m Here
アンドリュー・ガーフィールドはこの作品で主人公シェルドン役を演じ、シエンナ・ギロリーと共演しました。
2010年のドラマ映画『私を離さないで』Never Let Me Go
オリジナルへの臓器提供のためだけに育てられた若者たちの運命と恋愛や友情を描いた作品。
カズオ・イシグロさんの同名小説が原作のこの作品でアンドリュー・ガーフィールドはトミー役を演じ主演のキャリー・マリガンやキーラ・ナイトレイと共演しました。
この作品には他にサリー・ホーキンスやシャーロット・ランプリング、ドーナル・グリーソンなども出演しています。
アンドリュー・ガーフィールドはこの作品で
ハリウッド映画祭ブレイクスルー男優賞
イブニング・スタンダード英国映画賞男優賞
サターン賞助演男優賞
デトロイト映画批評家協会賞
などを受賞しています。
アンドリュー・ガーフィールド 『ソーシャル・ネットワーク』で多くの賞を受賞!
2010年の『ソーシャル・ネットワーク』The Social Network
ハーバード大に通っていたマーク・ザッカーバーグは恋人に振られたことへの腹いせに女子大生たちの顔の格付けサイトを立ち上げ大学のサーバーをダウンさせるほどのアクセスを集める。
そんな彼のプログラミング力に目をつけたエリートの大学生3人はマークに出会い系のコミュニティーサイトの共同制作を持ちかける。
マークは誘いの返事を先延ばしにしておきながらこの話をヒントに親友のエドゥワルドとともにソーシャルネットワーキングサイト「The Facebook」を立ち上げると瞬く間に流行。ヨーロッパの大学にまで広がっていった。
しかしエドゥアルド抜きで事業を進めていったために2人の間に亀裂が入り訴訟にまで発展。
話を持ちかけた大学生からも訴えを起こされる。
というもの。
マーク・ザッカーバーグがFacebookを創設するまでの様子を描いた作品でアンドリュー・ガーフィールドはマークの友人エドゥアルド役を演じました。
この作品には他にもジャスティン・ティンバーレイクやルーニー・マーラーも出演しています。
アンドリュー・ガーフィールドはこちらの作品での演技力も高く評価され
ハリウッド映画祭ブレイクスルー男優賞
イブニング・スタンダード英国映画賞男優賞
ロンドン映画批評家協会賞 助演男優賞
を受賞しています。
アンドリュー・ガーフィールド 『アメイジング・スパイダーマン』で憧れのピーター・パーカーに!
2012年のヒーロー映画『アメイジング・スパイダーマン』The Amazing Spider -Man
両親をなくし叔父と叔母の家で育てられたピーター・パーカーはある日父リチャードのカバンに隠されていた資料を見つける。
父に何が起きたのか知りたいピーターはリチャードの研究仲間だったコナーズ博士に会うため彼の仕事場である「オズコープ」の実習生として忍び込む。
しかしバイオケーブルの開発室で遺伝子組み換えされたクモに刺されてしまいそれから超人的能力が身に付いていることに気づく。
ある日叔父のベンと口論したピーターは家を飛び出すが追いかけてきたベンが偶然出くわした強盗に撃たれ命を落としてしまう。それからピーターは自作のスーツに身を包みスパイダーマンとなって悪党退治をしながら犯人探しを始める。
アンドリュー・ガーフィールドはこの作品で初代ピーター・パーカーを演じたトビー・マグワイアに続いて二代目のピーター・パーカーを演じ、恋人役のエマ・ストーンと共演しました。
この作品はトビー・マグワイア版のリブートになります。
その後2014年に二作目の『アメイジング・スパイダーマン2』でも同役で出演。
2021年トム・ホランドが主演の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』Spiderman:No away Homeにも同役で出演しました。
アンドリュー・ガーフィールドが出演した『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』についての記事はこちら↓
アンドリュー・ガーフィールドのアメスパが再評価!不評だった理由を考察した記事はこちら↓
アンドリュー・ガーフィールドの筋肉を歴代スパイダーマンと比較した記事はこちら↓
2014年のサスペンス映画『ドリームホーム99%操る男たち』99 Homes
この作品でアンドリュー・ガーフィールドは主人公デニス・ナッシュ役を演じ、マイケル・シャノンやローラ・ダーンなどと共演しました。
アンドリュー・ガーフィールド『ハクソー・リッジ』で実在した衛生兵を熱演!
2019年のアメリカ伝記映画『ハクソー・リッジ』Hacksaw Ridge
沖縄県浦添市の「前田高知」で行われたアメリカと日本の戦争を舞台に、実在した衛生兵デズモンド・ドスの人生を描いた作品。
監督をメル・ギブソンが務めました。
アンドリュー・ガーフィールドはこの作品で主人公デズモンド・ドスを演じ、サム・ワーシントンやテリーサ・パーマー、ヒューゴ・ウィーヴィング、レチェル・グリフィス、ヴィンス・ヴォーンなどと共演しました。
映画『ハクソー・リッジ』のあらすじやキャスト、デズモンド本人のインタビューコメントなどを書いた記事はこちら↓
アンドリュー・ガーフィールドはこの作品で
アカデミー賞主演男優賞、ゴールデングローブ賞主演男優賞などにノミネート。
他に
サテライト賞主演男優賞(ドラマ部門)
ロンドン映画批評家協会賞男優賞(イギリス)
を受賞しています。
2019年の歴史ドラマ映画『沈黙-サイレンス-』Silence
遠藤周作の小説『沈黙』が原作のこの作品にアンドリュー・ガーフィールドは主人公のセバスチャン・ロドリゴ神父(岡田三右衞門)役を演じリーアム・ニーソンやアダム・ドライバーと共演。
監督はマーティン・スコセッシが務めました。
他に窪塚洋介や浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮など日本人の俳優さんも多く出演しています。
2017年の伝記映画『ブレス しあわせの呼吸』Breathe
アンディ・サーキスが初めて監督を務めたこの作品でアンドリュー・ガーフィールドは28歳でポリオに感染し首から下が麻痺した実在の男性ロビン・カヴェンディッシュ役を演じクレア・フォイやトム・ホランダー、ヒュー・ボネヴィルと共演しました。
体が動かせないという絶望の中にいた主人公が妻と家族の支えで幸せに生きていく感動の物語です。
2018年のサスペンス・コメディ映画『アンダー・ザ・シルバーレイク』Under the Silver Lake
この作品でアンドリュー・ガーフィールドは主人公サム役を演じ、ライリー・キーオやトファー・グレイスと共演しました。
2020年の映画『メインストリーム』Mainstream
この作品でアンドリュー・ガーフィールドはリンク役と製作を務め、イーサン・ホークとユマ・サーマンの娘であるマヤ・ホークやナット・ウルフなどと共演。
Youtuber として暴走していく青年の一人を演じ今までの好青年役のイメージを一変させる演技を見せています。
2021年のアメリカ伝記映画『タミー・フェイの瞳』The Eye of Tammy Faye
キリスト教テレビ番組「PRLクラブ」で一世風靡した夫婦の栄光と没落を描いたこの作品でアンドリュー・ガーフィールドはジェシカ・チャステインが演じた主人公タミー・フェイ・ベイカーの夫ジム・ベイカー役を演じました。
アンドリュー・ガーフィールドはこの作品で
ロンドン映画批評家協会賞男優賞(イギリス)
を受賞しました。
2021年のアメリカミュージカル伝記映画『Tick,Tick…BooM!:チック、チック…ブーン!』Tick,Tick…Boom!
この作品でアンドリュー・ガーフィールドは実在する作曲家ジョナサン・ラーソンの役を演じ、アレクサンドラ・シップと共演しました。
アンドリュー・ガーフィールドはこの作品で
アカデミー賞主演男優賞にノミネート、
ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
サテライト賞主演男優賞(コメディ・ミュージカル部門)
ワシントンD.C.映画批評家協会賞主演男優賞
を受賞しています。
まだそこまで出演作は多くないものの様々なジャンルの映画で主演、助演を演じています。
そして映画の時代設定が16世紀、17世紀、18世紀、現代、そして近未来。
高い演技力なくしてこれだけの時代の人々を演じることは出来なかったのではないでしょうか。
アンドリュー・ガーフィールドが演じるキャラクターたちは信念を持ち、正義感が強い好青年タイプでその横には愛する女性がいる、そんな役が多いですね。
その辺が女性ファンが多い理由の一つかもしれません。
アンドリュー・ガーフィールド ライアン・レイノルズとゴールデングローブ賞授賞式中に熱いキス!?
2017年1月8日(現地時間)
ロサンゼルスで開催された第74回ゴールデングローブ賞授賞式でのこと。
日本でも大ヒットとなった『ラ・ラ・ランド』の「コメディー/ミュージカル部門」の主演男優賞にライアン・ゴズリングが選ばれ壇上にあがっているその最中、後ろの席でアンドリュー・ガーフィールドがなぜかライアン・レイノルズとキスをしているではありませんか!
#ICYMI Best moment of the #GoldenGlobes, the kiss between Andrew & Ryan via @HornetApp #lgbtq
https://t.co/feJ0IhYdj3— Vespa (@VespaGayPlaces) January 13, 2017
実はミュージカル/コメディ部門で映画「デッドプール』で主演男優賞にノミネートされていたライアン・レイノルズでしたが、プレゼンターが「ライアン・・」まで呼んで発表されたのはライアン・ゴズリングだったためアンドリュー・ガーフィールドが慰めのキスをしたのではないかと噂されました。
ちなみにアンドリュー・ガーフィールドもドラマ部門でメル・ギブソンが監督した『ハクソー・リッジ』の主演男優賞にノミネートされてましたが受賞したのは『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックでした。
2人仲良く受賞を逃してたんですね。
映画『ハクソー・リッジ』は日本とアメリカが沖縄で戦った戦争映画でアンドリュー・ガーフィールドは実在した衛生兵デズモンド・ドスと言う人物を演じました。
わたしは戦争映画はちょっと苦手ですがこの作品は本当に感動しました。
撮影もかなり過酷なものだったんじゃないかと作品を見れば想像がつくだけに受賞を逃したのがとても残念です。
もちろん撮影が大変そうだったからと言うだけでなくアンドリュー・ガーフィールドの演技が本当に素晴らしかったんです!
この年の授賞式は彼のおちゃめな一面が見れた貴重な授賞式になったんではないでしょうか?
しかもこの授賞式ではアンドリュー・ガーフィールドの元カノ、エマ・ストーンも『ラ・ラ・ランド』の「ミュージカル/コメディ」部門で主演女優賞受賞しています。
そういえばこの年のアカデミー賞主演男優賞も受賞したケイシー・アフレック。
アカデミー賞授賞式でもちょっとしたハプニングがありました!
記事はこちら↓
アカデミー賞やゴールデングローブ賞のような華やかな授賞式って見てる側としてはこういうエピソードがあったほうが普段の授賞式より倍くらいおもしろいので大歓迎ですけどね。
アンドリュー・ガーフィールドについてのまとめ
■アンドリュー・ガーフィールドの身長は179cm、年齢は39歳(※2022時点)国籍はアメリカとイギリスの二つを持っている。
■『私を離さないで』や『ソーシャル・ネットワーク』、『ハクソー・リッジ』、『チック、チック…ブーン!』などの作品で高い評価を受けている。
■第74回ゴールデングローブ賞の授賞式で受賞を逃したライアン・レイノルズに慰めのキスをした。
アンドリュー・ガーフィールドの女性遍歴についての記事はこちら↓
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