マット・スミスが11代目ドクターを務めた『ドクター・フー』シーズン5〜7には
「この人も出演してたの!?」
というようなハリウッドでも活躍中の俳優も何人か出演していたのでご紹介したいと思います。
マット・スミス『ドクター・フー』11代目のドクターに! あの俳優も出演していた!?
オリヴィア・コールマン
1974年生まれ イングランド ノリッジ出身の女優。
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』や『オリエント急行殺人事件』、『ファーザー』などに出演。
2018年の『女王陛下のお気に入り』ではアカデミー賞主演女優賞も受賞した大物女優です。
『ドクター・フー』では第1話の「11番目の時間」に出演しています。
宇宙刑務所から脱走した地球外生命体にプリズナーゼロを討伐するため地球もろとも破壊しようとしていた宇宙警察アトラクシをドクターは説得しようとします。
そんな中病院内にいた母親と子供の3人がプリズナーゼロに意識を乗っ取られてプリズナーゼロの化身となりエイミーたちを襲ってきます。
この母親役がオリヴィア・コールマン。
もともと迫力のある顔立ちをされているので牙を剥き出して威嚇してくるその顔はかなりインパクトがありました。
アカデミー女優のちょい役シーンなんてなかなか貴重なのではないでしょうか。
トビー・ジョーンズ
1967年生まれ イギリス オックスフォード出身
の俳優、声優
『レ・ミゼラブル』や『ジャンヌ・ダルク』、「裏切りのサーカス』、『キャプテン・アメリカ』シリーズなどに出演。
『ハリー・ポッター』シリーズではドビーの声を務めたことでも有名な性格俳優トビー・ジョーンズ。
第7話の「エイミーの選択」で夢や幻で人を惑わすドリームロード役としてドクターと同じ蝶ネクタイのスーツ姿で登場。
姿は見えますが名前の通り夢のように実態はありません。ドクターのことを変人だの道化だのと罵るイヤなヤツです。
なにが目的なのかドクター、エイミー、ローリーに二つの世界を行き来させどっちが現実でどっちが偽物の世界なのかを選択させます。
トビー・ジョーンズは本当に人をもて遊ぶ憎たらしいキャラを演じるのが上手い!
個人的に悪役のイメージが強いトビー・ジョーンズ。『オリエント急行殺人事件』のラチェットほどではないにしてもなかなかイライラさせてくれる悪キャラを演じてくれていました。
トビー・ジョーンズのプロフィールや奥さんのこと、出演作や最新作を知りたい方はこちらの記事もどうぞ!↓
ビル・ナイ
1949年生まれのイングランド サリー州ケイタラム出身の俳優。
『オペラ座の怪人』や『カーテンコール』、『アンダーワールド』、『ワルキューレ』、『名探偵ピカチュウ』などに出演。
2003年の日本の水俣病を題材にした『MINAMATA-ミナマタ-』にも出演されているイギリスを代表する俳優さんです。
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第10話の「ゴッホとドクター」にオルセー美術館の学芸員として登場。
ドクターがゴッホの「オーヴェルの教会」の絵に何かおかしなものが描かれていることに気付き学芸員のビル・ナイにゴッホについて尋ねます。
ラストの方でもビル・ナイは再登場し、ドクターが連れてきたゴッホ本人の前でゴッホを褒めちぎります。それを聞いたゴッホは涙を流しビル・ナイにハグしてお礼を言います。まさかそれが本物のゴッホだなんて思うはずのないビル・ナイはわけが分からずキョトン。
その戸惑いのリアクションに思わず笑ってしまいました。
この10話はなかなか感動できるのでオススメです。私のようなゴッホファンには特に。
ジェームズ・コーデン
1978年生まれのイギリス ヒリンドン出身の俳優、コメディアン 作家 プロデューサー
『はじまりのうた』や『ワンチャンス』、『イントゥ・ザ・ウッズ』、『キャッツ』などに出演。
テレビ番組の司会者としても有名な俳優さんです。
第11話の「下宿人」に共同住宅の宿主クレイグ役で出演しています。
ターディスの暴走でドクターだけが外に投げ出されてしまい、その原因を探るためドクターはクレイグの住宅に半ば強引に宿泊しに来ます。
クレイグは想い人の友人になかなか告白できないシャイな男でドクターのマシンガントークに押されっぱなしなちょっと頼りない、でも優しいキャラクター。ジェームズ・コーデンのイメージにもピッタリな役でしたね。
ちなみにこのクレイグは第6シーズン第12話の「子連れのコンパニオン」にも再登場しててマット・スミスとのキスシーンもあります。
「下宿人」同様二人の掛け合いがちょっと笑える回になっていました。
マイケル・ガンボン
1940年生まれ アイルランド ダブリン出身の俳優
『ジキル&ハイド』や『インサイダー』、『レイヤー・ケーキ』、「スリーピー・ホロウ』、『オーメン』、『グッド・シェパード』、『英国王のスピーチ』などに出演。
『ハリー・ポッター』シリーズでは亡くなったリチャード・ハリスに代わって第三作『アズカバンの囚人』からアルバス・ダンブルドア役を引き継いでいることでも有名ですね。
第13話と第14話の間に放送された『クリスマス・キャロル』に出演。
エミリーとローリーが新婚旅行で乗っていた宇宙船が不思議な雲に覆われ墜落に危機に陥るエミリーのSOSを受けてドクターは原因を調べているとある惑星の有力者カズラン・サーディックが持つ天気を操る機械が原因だと突き止めます。
サーディック自信にそれを伝えますが傲慢なサーディックは聞く耳を持ちません。ドクターはある方法で彼の説得を試みます。
このカズラン・サーディック役をマイケル・ガンボンが演じています。
サーディックの意地悪な性格の中に密かに抱える苦悩や孤独を上手く表現していてさすがベテラン俳優だなぁと思いました。
エミリア・ジョーンズ
2002年生まれのイングランド ロンドン ウェストミンスター出身の女優、歌手
『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』で映画デビュー。
それから『ワン・デイ 23年のラブストーリー』『海賊じいちゃんの贈り物』、『グランドフィナーレ』などに出演。
2021年の『コーダ あいのうた』では家族で唯一耳が聞こえる、という主人公ルビー・ロッシを演じ高い評価を得ました。
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第33話の「時の女王」に出演。
ドクターが新しい相棒クララをアカテンの
環に連れて行きそこで参加した1000年に一度に行われる宗教的祭事で神々を鎮める歌を歌う時の女王メリー・ゲレルと出会います。
この時の女王メリー・ゲレル役をエミリア・ジョーンズが演じました。
この時彼女は11歳であるにもかかわらず、演技力の高さに驚きました。
さすが8歳の時から子役として活動していただけのことはあるなと。
最初は自分の歌に自信を持てずにいましたが、歌を歌ってるときは女王としての風格が滲み出ているようでした。
彼女が歌う「The Rings Of Akhaten song」は心に響きましたね。
いかがだったでしょうか。
けっこうな有名どころの俳優さんたちが出演してましたよね。それだけこのドラマの人気度が高いということではないでしょうか。
マット・スミスがドクター役の『ドクター・フー』をこれから観よう思っている方は今回紹介した俳優さんにぜひ注目してみてください!
『ドクター・フー』マット・スミスが11代目ドクター役!こんな俳優も出演していた! まとめ
■オリヴィア・コールドマンが第1話「11番目の時間」でプリズナーゼロの化身となった母親役で出演している。
■トビー・ジョーンズが第7話の「エイミーの選択」でドリームロード役で出演している。
■ビル・ナイが第10話「ゴッホとドクター」でオルセー美術館で働く学芸員の役で出演している。
■ジェームズ・コーデンが第11話の「下宿人」に共同住宅の宿主クレイグ役で出演している。
■マルケル・ガンボンが「クリスマス・キャロル」で天気を操る機械を所有するカズラン・サーディック役で出演している。
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