カメレオン俳優として多くの映画に出演し、11歳で映画デビューを果たしてから現在も活躍の勢いが衰えないジェイク・ギレンホール。
演技力はもちろんですが
「ジェイク・ギレンホールの映画にハズレなし」と言われるほど彼の出演する作品はとにかくおもしろくて高い評価を受けたものばかりです。
今回はそんなハリウッドを代表する俳優となった
◎ジェイク・ギレンホールの代表作を10作品
◎ジェイク・ギレンホールの絶対観るべき一作
ご紹介したいと思います!
ジェイク・ギレンホール 代表作10選!絶対観てほしい映画はコレ!
ジェイク・ギレンホール代表作『遠い空の向こうに』
実在した元NASA技術者ホーマー・ヒッカムの伝記映画。
小さな炭鉱町の高校生、ホーマーがソ連が打ち上げた人工衛星スプートニクをみて以来自分もロケットを打ち上げてみたいと友人3人を巻き込んで実験に明け暮れる物語。
なんの取り柄もない青年がロケットを打ち上げる夢を持った途端、取りつかれたかのように勉強し、何度失敗しても実験をあきらめない姿が見ていて励まされますが、それがどんどん町の希望となっていくとこや、なによりホーマーと確執のあった父親との関係がほぐれていく姿に胸が熱くなる作品でした。
ジェイク・ギレンホール代表作『デイ・アフター・トゥモロー』
温暖化が原因で世界中で異常気象が発生。
気象学者のジャックは高潮と寒波によって図書館に閉じ込められた息子のサム達を救うためニューヨークへと向かう。
一方、息子のサムもケガをして敗血症になっていたローラを救うため危険を顧みず流されてきた船に薬を取りに行こうとする。
とにかく世界が氷河期によって凍っていく映像やニューヨークの街に津波が押し寄せる映像がすごいリアルで恐怖心をあおられました。
街が凍り付いていくのが秒単位のスピードで凍っていくのがなにより恐ろしかったです。
サムがローラのために危険を承知で外に薬を取りに向かう姿にはキュンとなりました。
ジェイク・ギレンホール代表作『ブロークバック・マウンテン』
季節労働者として羊の世話をする仕事についたジャックとイニス。
厳しい環境の中しだいにふたりは仲を深め、ある日一線を越えてしまう。
労働契約が終了し、二人は別々の道に進みお互い結婚するが4年ぶりの再会で気持ちを抑えきれずキスしているところをイニスの妻にみつかってしまう。
その後離婚しフリーになったイニスだったが積極的なジャックに対し過去のトラウマから自分が同性愛者だとバレるのを恐れるイニスはジャックより自分の子供たちとの時間を優先する。
同性愛者への風当たりがまだ強い時代にふつうに結婚生活を送りながらも強く愛し合っていた青年二人が切なくも悲しい作品でした。
ブロークバック・マウンテンについてはこちらの記事をどうぞ↓
ジェイク・ギレンホール代表作『ゾディアック』
1960年代後半にカリフォルニアのサンフランシスコで実際に起きた連続殺人事件を基に作られた作品。
カップルの殺人事件が連続し、新聞社や警察に犯人からと思われる犯行声明文と暗号分が送られてくる。
暗号はある夫婦によって解読されたがその内容は明らかに常軌を逸したものだった。
そして再びカップルを狙った殺人事件が起こり女性は惨殺され男性は一命を取り留めた。
なかなか手掛かりが得られない警察のもとに今度はゾディアックという名前入りでまた連続殺人犯から警察をバカにしたような手紙が送られてくる。
クロニクル紙の風刺漫画家で暗号解読好きのロバートはゾディアック事件のことを知ろうと敏腕記者のポールと交流するようになる。
一方、殺人課刑事のデイブはゾディアック事件に奔走するが決定的物的証拠がなかなか得られずにいた。
そんな中、関係者からの情報でアーサー・リー・アレンという男を疑ったデイブたちは彼の仕事場に話を聞きに行くとその様子から犯人はリーだと確信する。
実際に起きた事件を基にしてるだけあって終始緊張感が漂う映画でした。
殺人シーンもリアルに再現されているのでそういうのが苦手な方にはオススメできません。
犯人が今度はどんな方法で人を殺すのか、途中まで恐くてドキドキでしたし、実際の事件と同じように本当の犯人も結局分からずじまいなのでスッキリ終われないのも後味悪いかなと思いました。
ジェイク・ギレンホール代表作『プリズナーズ』
ペンシルバニア州の田舎町でケラーの娘アンナとバーチ家の子ジョイが行方不明になる。
刑事のデビッドは近くに止めてあったRV車に乗っていたアレックスを疑い連行するが知的障害を抱えていたため証拠となるような証言をえることが出来なかった。
なかなか娘を見つけられない警察にいてもたってもいられないケラーは自らアレックスに接触。
そのとき発した彼の言葉に犯人はアレックスだと確信したケラーはアレックスを誘拐しアンナの行方を聞き出そうと空き家の一室で彼に拷問を加えるが話そうとしないアレックスにケラーの拷問は徐々にエスカレートしていく。
娘を助けたい一心で犯人と思われるアレックスに対し常軌を逸した行動に出てしまうケラーがちょっと怖かったですが、自分がもし同じ状況にたったときを想像すれば彼のしたことは理解できる気がします。同じことはできませんが。
このケラーを演じたヒュー・ジャックマンや知的障害をもつアレックスを演じたポール・ダノの演技にも見応えを感じますが、刑事でありながらちょっと暴力的でワイルドなデビットを演じたジェイク・ギレンホールの演技も良かったです。
目を背けたくなるようなシーンもありますが、良いラスト(私好みではありますが)になっているので是非最後まで観てほしいと思います。
ジェイク・ギレンホール代表作『ナイトクローラー』
ある日事故現場いたカメラマンを見かけたことをキッカケにフリーカメラマンとして稼ぐことを思い立ったルイスはビデオカメラと警察無線傍受機を買い、車強盗の襲撃現場を撮影。
ローカル局のディレクターのニナに売り込みに行くと映像を認められ初めて報酬を得るとその後もニナの要望通りの映像を撮影し、高く売れるようになる。
その後仕事を探していたリックを上手く言いくるめ安日給で助手として雇うと、ルイスは被害者宅に勝手に入り込んで撮影したり、事故で亡くなっている遺体を移動して撮ったりと徐々にカメラマンとしてのタブーを犯すようになっていく。
とにかくルイスがヤバすぎてなんと言っていいのやら。高値で売れる皆が関心を持つ映像を撮るとためにここまでやるか、っていう。
しかも相手より自分の立場が優位になるようにする巧みな話術がもう詐欺師並みです。
ラストはこのルイスがもう悪魔にしか見えませんでした。
ルイスを演じたジェイク・ギレンホールの演技がこれまで演じてきたワイルドでもひ弱でもなく、不気味な男だったのでジェイク・ギレンホールのちょっと違った演技を観たい方にはオススメです。
ジェイク・ギレンホール代表作『ノクターナル・アニマルズ』
夫との関係が冷めきっていたもののアート・ディレクターとして成功していたスーザンの元に19年前に分かれた元夫のエドワードから彼が書いた小説が届く。
本の内容は
主人公のトニーという男が妻と娘を乗せて車を走らせている途中で見知らぬ男たちに捕まり妻と娘だけが暴行され殺されるという残酷な内容だった。
スーザンは衝撃的な内容ながらもエドワードとの出会いを思い出しながら本を読み進めていく。
エドワードも本の中のトニーも同じジェイク・ギレンホールが演じているのでこんがらがっちゃうかも知れませんが、いわゆる妻に捨てられた元夫がその時どれだけつらかった、という感情を妻と娘を殺された男に例えて小説にして送ってきたというお話です。
交互に出てくる小説の中と現実の世界のシーンの作りが芸術的で美しいですが、それが逆に不気味に感じられた作品でした。
小説の世界と現実の世界に共通する色やアイテムがあったりするので考察系の映画が好きな方にオススメかもしれません。
ジェイク・ギレンホール代表作『ライフ』
国際宇宙ステーションに搭乗していたクルー6人が回収した無人火星探査機ピルグリムが採取した土の中にはある微生物が含まれていることが判明。
国民から名前を募集しその微生物に「カルビン」と名付ける。
しかし、その微生物は突如急成長し、高い知性まで持つようになる。
クルーたちが大型化し攻撃的になっていくカルビンに襲われていく中、地球への影響を危惧したソユーズはISSを隔離。
生き残ったクルーは孤立した状態でカルビンと対峙する。
火星に生命体が存在したと分かり、ウキウキな宇宙飛行士たちの期待を見事に裏切るエイリアン、カルビン。
宇宙船という閉ざされた中でこんなのと戦う羽目になったら・・想像するだけで身の毛がよだちます。
そしてこのエイリアンを「地球に持ち帰らない」ということがこんなにも大変なことなのかと 観ていてハラハラしっぱなしの作品でした。
ジェイク・ギレンホール代表作『ワイルド・ライフ』
1960年代のモンタナ州の田舎町で14歳のジョーはゴルフ場で働く父のジェリーと主婦の母ジャネットと三人暮らし。
ある日ジェリーが解雇されてしまい山火事の消火にあたる危険な仕事へ出稼ぎに行ってしまう。
ジャネットもスイミングの講師として働き、ジョーもバイトで写真館でアシスタントとして働くようになる。
それでも不安定な生活は変わらず夫に置いていかれ孤独を感じていたジャネットはスイミングの生徒である初老の男と交際するようになる。
ジョーはそんな母に戸惑いながらも静かに見守ることしかできなかった。
こちらの作品は『プリズナーズ』にも出演していたポール・ダノの監督作。
不安と孤独から夫以外の男と関係を持とうとするジャネットを演じたキャリー・マリガンの楽しそうにしていながら苦しそうな表情の演技が見事でした。
ジェリーを演じたジェイク・ギレンホールの男としてのプライドを捨てられずに葛藤する父親役も良かったと思います。
修復できない関係になってしまうジェリーとジャネットですがラストでは最初とは違った感情で向き合う二人にジーンとさせられた作品でした。
ジェイク・ギレンホール代表作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
スパイダーマンとして活躍していたピーターは学校の仲間たちと訪れたヨーロッパで巨大な人型モンスターに遭遇。
スーツがホテルにあったピーターは思うように戦えずピンチに陥っていたがそこへ空を飛ぶヒーロー、ミステリオが現れ怪物を制圧してくれた。
そのミステリオと呼ばれるクエンティン・ぺッグと対面したピーターはミステリオが「アース833」というマルチバースから訪れたこと、そしてそのアースを滅ぼした怪物エレメンタルズが侵略を開始したことを知る。
そしてフューリーからトニー・スタークの遺品である「E.D.I.T.H.」を渡されアイアンマンの後継者に指名されるが、残りのエレメンタルズを倒した後、ピーターはミステリオの方がふさわしいとを渡してしまう。
しかし、ミステリオの本当の正体はかつてトニー・スタークの会社を解雇された社員で、「E.D.I.T.H.」を手に入れるためホログラムを使ってエレメンタルズを作り出し、ヒーローを演出していただけだった。
正義感は人一倍あるのに自分に自信がもてないトム・ホランドのピーターの子供みたいな頼りなさが全面にでている映画でした。
悪者退治よりもMJとのプライベートを優先しちゃうとこがとくに。でも可愛いから許しちゃうんですが。
でも結局帰ってきてくれるとこがスパーダ―マンのいいとこなんですよね。
ジェイク・ギレンホールはほんとかっこいい役もメッチャ嫌な役も演じるのがほんと上手い!
特にミステリオの悪い方の演技は見ていてムカムカしっぱなしでした。
ジェイク・ギレンホール代表作 絶対観てほしい映画は『遠い空の向こうに』
ジェイク・ギレンホールの代表作を10作品ご紹介したわけなんですが、その中でもわたしが一番オススメしたい絶対観てほしい映画はジェイク・ギレンホールの初主演作『遠い空の向こうに』です。
「え、そんな前の作品?」と思われちゃうかもしれませんが、とにかく何度観ても感動が薄まらないし、自分の運命を自分で切り開いた少年たちに本当に勇気付けられる映画なんです。
このストーリーのいいところはそれを少年たちだけでやったのではなく町の人々や学校の恩師が協力してくれて成し遂げられたってとこなんです。
そして主人公のホーマーはいつもお世話になった人々への恩を忘れることはありませんでした。
ずっと反対していた父親にさえ。
そして仲間同士の友情も見どころになっています。
そういった人間模様が心に響くまさに名作だと私は思いました。
最初はか弱そうな少年がロケット作りを重ねていくうえで徐々に成長して自信をつけた表情に変わっていく、そんな演技がこんな若い時から出来ちゃうジェイク・ギレンホールがやっぱすごいなって思います。
ジェイク・ギレンホール初主演作『遠い空の向こうに』のネタバレあらすじや感想、キャストやロケ地を紹介した記事はこちら↓
ジェイク・ギレンホールの出演作、受賞作、代表作10選、そして一番のオススメ映画をご紹介しました。
気になる作品はありましたでしょうか。
女ごころをくすぐるような役からワイルドな役、狂気的な役までどれも別人のように演じることが出来るカメレオン俳優ジェイク・ギレンホール。
基本的に彼の作品はどれも面白いので今回紹介した中でまだ観てない作品があったらぜひ観てみてください!
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