同性愛をテーマにした作品でありながら異例の記録的な興行収入を得て多数の賞を獲得した
映画『ブロークバック・マウンテン』
周囲の偏見と差別の目に怯えながらも関係を断ち切れずに愛し合う二人の男の葛藤が描かれている作
品ですが、作中ではあまり二人の心情は語られず映像から観る側に想像させるような作りになっています。というわけで今回は、
映像から観たイニスの気持ちやジャックの死因など考察してみました。そして
『ブロークバック・マウンテン』のあらすじとジャックを演じたジェイク・ギレンホールやイニスを演じたヒース・レジャーのこと、監督や原作者、ロケ地についてもご紹介いたします!
ブロークバックマウンテン 考察!揺れ動くイニスとジャックの心情
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冒頭のイニスとジャックの初対面のシーンからなんとなく恋の予感を感じさせる雰囲気が漂っていたと思いませんか?アギーレがやってくるまで事務所の前で待つふたりの間の空気がどことなく普通じゃない・・。
車のサイドミラーに向かってジャックは髭を剃るんですがその鏡越しにイニスを見たりするのがちょっといやらしいというか完全に意識しちゃってる!
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同性愛者の人ってどうやって相手もそうだとわかるんでしょうか?
今でこそ他人にバレちゃっても安全ですがこの時代はバレたら命取り。アプローチしてもし違ったらどうするの?って思うですが。
そんなことあんまり恐れていない様子の積極的なジャックの姿がイニスには魅力的に見えたんでしょうか。
それにしてもイニスの秘密を隠そうとする必死さがイヤというほど伝わってくるんですよね。
ジャックへの愛は確かなのに幾度となく突き放す場面があったりして。
そりゃジャックも他の男とやっちゃうよね、とジャックにちょっと同情しちゃいました。
そもそもアルマとの結婚が同性愛者であること隠す隠蔽工作みたいなものだったわけですから。
ジャックとキスしてるところを見ちゃったアルマはそれに気付きイニスを軽蔑するような目で見るようになってしまったんだと思います。
もしかしたら1番可哀想なのはアルマかも。
この先どうか幸せになってほしい・・。
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何がそんなにイニスを消極的にさせたかといえば少年時代に父親に見せられた同性愛者の殺された遺体。
子供にそんなもの見せるなんてどんな親なんだと思いましたが、父親も同性愛者差別主義でありイニスが同性愛者であることをもしかしたらなんとなく気づいていたんじゃないかと。
でなきゃ子供に見せる必要があるでしょうか?
まあ、お兄さんも一緒だったのでこの説は間違いかもしれませんがとにかくこのせいで本当の自分を隠し続けることにしたんだろうなと思います。
1ヶ月早く山を降りることになった時も1ヶ月分の給料が減らされることに腹をたてているようでしたがほんとはジャックとの別れを惜しんでのリアクションのように思えます。
この時、平気そうにしているジャックはおそらくまたここで会えるだろうと思っていたかもしれません。
「また来年も来るか?」とイニスに聞いたときはっきりとは断らなかったイニスに期待していたんでしょう。
お互い女性と結婚して人並みの生活を送っていくわけですが女性とのお付き合いや性交渉は全然気にしないふたりなのに、メキシコでジャックが他の男と遊んでしまうことにはイニスはめっちゃ腹を立てるんですよね。
やっぱりライバル視する相手も男だけなんでしょうか?
イニスから離婚の報告を受けジャックがルンルン気分でイニスのところに向かうシーンはちょっとフフってなっちゃっいました。
なんだか女の子みたいだったもので。
しかしいざイニスに会うと「子供たちと約束があるから」と突き放され、せっかく会いに来たのに・・とションボリ。
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帰りの道ではこれまた女の子みたいに泣きじゃくるジャック。
可哀想という感情よりも「あんたも結婚しとるがな!」とツッコミたかったけど相手が女性なら話は別なのかな。
『ブロークバックマウンテン』ジャックの死因とは!?
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そしてジャックの死。
イニスはジャックに「11月7日はどうだ?パインクリークで会えるよ」といった感じの内容の手紙を送りますが“死亡”の印が押され返送されてきます。
ラリーンからタイヤのパンクの修理中の事故だと聞かされますが、この時青年だった頃リンチされ顔面を血まみれにされた映像がフラッシュバックします。このことからジャックももしかしたらそのような目に遭ったのでは?と想像できますね。
義父からも嫌われていたようですし、もし秘密がバレてればそんな男が娘と結婚したという事実を隠し通したいはず。
犯人義父説も結構有力ではないかと思います。
ラリーンの表情もどうも意味ありげに見え普通じゃない死に方だったことが伺えます。
ジャックの本当の死因がわかってなかったとしてもイニスとの関係は気付いちゃってたでしょうね。
ジャックの部屋でシャツを見つけたとき、イニスのチェック柄のシャツの上にジャックのデニムのシャツが上に重なっていましたが、イニスのクローゼットにある時はイニスのシャツが上になっていましたよね。
最後にふたりが会った日、焚き木を前にしてイニスがジャックを後ろから抱きしめたあのシーンを思わせます。
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そして最後につぶやいた「ジャック、永遠に一緒だ」(日本語字幕)も実際英語では「Jack、I swear …」(ジャック、誓うよ)と結婚式の誓いの言葉を言っています。
この時、イニスはジャックと永遠の愛の誓いをたてたんですね。
ふたりの切ない恋の物語ではありましたが、この時代の同性愛者への強い風当たりが描かれた胸が痛む作品でもありました。
『ブロークバックマウンテン』ジャックには別の男がいた?
イニスを一途に愛していたと思われるジャックでしたが、ラリーンとラリーンのおしゃべりな友人、その旦那のランドールの4人で食事をしたシーンでは、ジャックとランドールが外でラリーン達を待っているとき、ランドールがジャックを釣りに誘っています。
このシーンはさすが俳優さんだなと思うんですが、なぜか普通のお誘いじゃないのが感じ取れます。
ただ釣りに誘ってるだけなのに、「あれ、もしかしてランドールもなの?」と空気感でわかちゃうんですよね。
釣りに行くシーンはありませんでしたし、ジャックとランドールがその後どうなってるのかわかるシーンはなかったと思うんですが、釣りの誘いを受けたときのジャックの表情が一瞬、「え?」って感じになりながらも、まんざらでもなさそうに見えたのはわたしだけでしょうか?
男性の同性愛者の間では誰にも見つからないような大自然の中で二人っきりになれる「釣り」がデートのお決まりだったんでしょうかね?牧場もまた然り。
イニスとジャックの会話のシーンでもジャックが「牧場主の女房と出来ている。」と言うシーンがありました。
でも本当は出来ていたのは旦那の方かと。そしてメキシコでは男娼にまで手を出しちゃってるジャック。
イニスと会えないことがツラすぎて欲を抑えきれなかったということだと思うんですが、
ただ気になるのは、ラストの方でイニスがジャックの実家を訪ねた時、父親が「イニスという男と牧場をやりたいと話していたが、いつしか別の名前になっていた。」と言っていました。
このシーンを観た時、「ん?どゆこと?」って思ったんですがこれって単純にジャックがイニス以外に別の男を見つけていたってことじゃないんですかね?
イニスへの想いは本物であることは間違いないんですが、あまりに寂しがり屋なジャックはイニスを待ち続けることに耐えられなくなった、という可能性もありますね。
ブロークバックマウンテン あらすじ(ネタバレあり)
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ー出会いー
1963年、ワイオミング州シグナル。
夏の間だけの仕事を求めてジョー・アギーレの元にやってきたジャックとイニスはアギーレが所有する羊の番を任されます。ブロークバックマウンテンには放牧地から5〜6㎞離れた森林局が指定する野営地があり1人はそこに残り、もう1人はテントで羊の番をしながら寝ること、食事は野営地で2人で食べ夜はまた1人が放牧地に行って羊と寝る。
火は使わず痕跡も残してはいけない。テントも毎朝たたんで隠すこと。番犬とライフルを持って野宿すること。ラバを連れて金曜の正午に食料リストを持って橋に行くこと、など指示されます。
事務所を出て2人は初めて自己紹介し、バーで飲みながらジャックはこの仕事が2年目で去年は台風で羊が42頭死んだこと。イニスは自分は牧場育ちで両親は早くに事故で亡くなり牧場も銀行に取られ兄と姉に育てられたこと、この仕事を終えたらアルマ・ビアーズと結婚することを話します。
ーおさえきれなかった想いー
仕事が始まりイニスが野営地に残り食事の準備、ジャックは野営地と放牧地を4時間かけて往復するという毎日。
ある日イニスが食料を運んでいる時クマと遭遇し落馬。食料も台無しにしてしまいます。
そこでトナカイを撃ち殺し焼いたり干したりして飢えをしのぎます。
厳しい仕事に不満をもらすジャックに対して自分は平気だというイニスはジャックと担当を交代します。焚き木を囲みながらロデオの話や家族のこと、生い立ちについて語り合ううちに意気投合していく2人。お酒を飲みすぎたため朝に羊たちのもとに行くと言って外で寝ていたイニスに寒いからとテントに入るように言うジャック。そして気持ちをおさえられなくなったふたりはとうとう一線を超えてしまいます。
ーイニスのトラウマー
夜が明けて昨夜のことはふたりだけの秘密と約束した後も体を重ねるジャックとイニス。
ジャックは牧場を経営して一緒に暮らさないかと誘います。しかしイニスは9歳の時、父親に連れられて同性愛者の男が無惨に殺されている姿を見せられていました。その時のトラウマから周りに自分の秘密がバレることを極端に恐れてジャックの誘いに乗ることができませんでした。
ある日、ジャックの叔父が肺炎になったことを伝えにきたアギーレが上半身裸で楽しそうにじゃれあっているふたりを見てしまいます。
何も言わず叔父のことだけ伝えたアギーレ。結局叔父は助かりますが大型の嵐が近づいているということで1ヶ月早く仕事を切り上げることに。
1ヶ月分給料が減ることに苛立っている様子のイニス。山を降りる際、ふざけてジャックと取っ組み合いになり殴りになったふたりは流れた血をシャツでぬぐいます。
ーそれぞれの道へー
別れの日、シャツを失くしてしまったというイニスでしたがそのまま次に会う約束もせずそれぞれの生活に戻ります。
イニスはジャックに言っていた通りアルマと結婚し、2人の娘にも恵まれ仕事と育児に追われながらも人並みに幸せな日々を送っていました。
1年後イニスがいるのを期待してまたアギーレの元に行ったジャックでしたがイニスは来ておらずアギーレにも「お楽しみを見つけてなによりだ」と嫌味を言われ追い出されます。
それからロデオ大会で出会ったロデオクイーンで大型農機具の経営者の娘、ラリーン・ニューサムと結婚して息子が生まれます。
ー妻が見た夫の本当の姿ー
ある日ジャックから連絡を受け4年ぶりに再開することになったふたりでしたがイニスの家にジャックが到着すると感情をおさえられず激しいキスを交わします。
しかしそんなところをイニスの妻アルマに見られてしまいます。そのことに気づかないイニスはそれから度々ジャックと釣りに行くと言って家を空けるように。
イニスの秘密を知ってしまったアルマは彼への不信感から冷たく接するようになります。そしてとうとう離婚を決意。子供たちはアルマの元に行くことになりイニスは養育費を払っていくことになりました。
ーすれ違うふたりー
離婚の報告を受けたジャックは早速イニスに会いにいきますが娘たちとの時間を優先されトンボ帰りすることに。帰り道、ジャックはそのショックから涙を流しその足でメキシコに寄り他の男で満たされない想いを紛らわすのでした。
その後再びブロークバックマウンテンで過ごすふたりでしたが子供の養育費を払わなくてはいけないイニスは仕事が忙しくなるからあまり会えなくなるとジャックに伝えます。
そのことに怒ったジャックはメキシコに行こうと言いますがイニスにメキシコでのことを悟られケンカになります。
ジャックは以前牧場を経営しながらふたりで暮らす提案を蹴ったイニスを責め、「いっそ別れられたら・・」と苦しみます。「したいならそうしろ」と涙を流し自分をこんなふうにしたのはジャックだと訴えるイニス。取っ組み合いになりながらも最後には強く抱きしめ合います。
ー愛する人の死ー
穏やかな表情で別れた後、ジャックに出したハガキがイニスの元に返送されてきます。ハガキには「死亡」の印が・・。
彼の家に電話してみるとラリーンから、
トラックのパンクを直していてタイヤが破裂しリムが顔にあたって鼻と顎が折れ、人が来た時には血の海だったことを聞きます。
遺灰はブロークバックマウンテンに撒いて欲しいと遺言を残していたことから半分はラリーンの元へもう半分を実家に送るつもりだと聞きイニスはジャックの実家に向かいます。
ー愛の証ー
ジャックの両親に自分がブロークバックマウンテンに遺灰を撒きに行くと言いますが遺灰は自分のところで埋葬すると父親に言われます。
そして父親からジャックはいつかイニス・デル・マーという男を連れてきて一緒に牧場を建て直すと言っていたがある日別の男の名前を出してきてその男と牧場を経営するつもりだったが何も実現しなかったことを知らされます。
ジャックが過ごした部屋を見せてもらうとクローゼットに袖に血のついた自分のシャツとジャックのシャツが重なってハンガーにかけられているのを見つけそれを持ち帰ります。
ー永遠の誓いー
19歳になった長女のアルマJr.がカートという男性と結婚するから式に出てほしいと家に尋ねてきます。最初は仕事を理由に断ろうとしますが、他のカウボーイにやらせると言って式に出ることを承諾。
喜ぶアルマJr.を見送った後、クローゼットを開くと扉の内側にはブロークバックマウンテンの写真とジャックの家から持ち帰ったふたりのシャツがかけられていました。
それを見つめイニスは「ジャック、永遠に一緒だ・・。」とささやくのでした。
ジェイク・ギレンホール(ジャック役)のプロフィール
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ジェイク・ギレンホール Jake Gyllenhaal
アメリカ人俳優 1980年 12月19日生まれ 身長182㎝
『ブロークバック・マウンテン』で英国アカデミー賞助演男優賞を獲得、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされている実力派俳優です。
最近、彼が主演している映画『プリズナーズ』(2013)観ました。
スリラーなのでちょっと怖かったけど面白かったのでオススメです!
主な出演作
『遠い空の向こうに』(1999) 『デイ・アフター・トゥモロー』(2004)
『ナイトクローラー』(2014) 『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』(2015)
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019) など
ジェイク・ギレンホールの身長やインスタ、家族、似てる俳優についてはこちらの記事をどうぞ↓
ジェイク・ギレンホールの彼女ジャンヌ・カデューについてや歴代彼女を書いた記事はこちら↓
ヒース・レジャー(イニス役)のプロフィール
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ヒース・レジャー Heath Ledger
オーストラリア人俳優 1979年 4月4日生まれ 身長184cm
『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされています。
2008年の『ダークナイト』でジョーカーを演じ、アカデミー賞助演男優賞を28歳という若さで受賞しましたが、この賞を受け取る前に急性薬物中毒で亡くなっています。
才能ある若者の死というのはほんとうに悲しいものでつい「今生きてたら今頃きっと素晴らしい俳優に・・・」なんてつい思っちゃいますよね。
主な出演作
『恋のからさわぎ』(1999) 『チョコレート』(2001) 『ケリー・ザ・ギャング』(2003)
『カサノバ』(2005) 『キャンディ』(2006)『ダークナイト』(2008)
『Dr.パルナサスの鏡』(2009) など
ヒ―ス・レジャーのプロフィールや家族のこと、デビュー作や主演作、受賞作を書いた記事はこちら↓
ヒ―ス・レジャーの死因やジョーカーの役作りなど書いた記事はこちら↓
ヒース・レジャーと婚約したミシェル・ウィリアムズのことや娘の画像はこちらの記事をどうぞ↓
ヒース・レジャーの彼女だった女性たちを紹介した記事はこちら↓
ブロークバックマウンテンの監督は?
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アン・リー
1954年10月23日生まれ(66歳)
中華民国屏東県潮州鎮(台湾) 出身
映画監督 映画プロデューサー 脚本家
監督って台湾の方だったんですね!すごい意外でした。他にも『グリーンデスティニー』とか『ライフ・オブパイ/トラと漂流した227日』(2011)などの有名作品も監督していました。
毎回違ったテイストの映画を監督されているので驚きです。
ブロークバックマウンテンの原作者は?
NEWS: E. Annie Proulx, author of “The Shipping News” & “Brokeback Mountain,” will be awarded the 2018 Library of Congress Prize for American Fiction at this year’s National Book Festival #NatBookFest https://t.co/IORWGUca1O pic.twitter.com/aBV5OcoY26
— Library of Congress (@librarycongress) May 2, 2018
E・アニー・プルー
1935年8月22生まれ
アメリカ合衆国コネティカット州出身
ブロークバックマウンテンの他に1993年に書かれた『シッピング・ニュース』(2001)も映画化されケビン・スペイシーが主演を務めています。
ジャーナリストを経て50代から小説を書き始めています。
映画と同名の『ブロークバックマウンテン』は短編小説集Wyoming stories(1999)の中の1つ。
小説家としては遅咲きでいらっしゃるアニー・プルーさん。それでも映画化された作品は高く評価されているので彼女の書いた小説、ちょっと読んでみたくなりました。
ブロークバックマウンテンの舞台は?ロケ地は?
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映画の舞台はアメリカ中西部のワイオミング州でロケ地はカナダのアルバータ州 カナディアン・ロッキー。
カナダ有数のリゾート地で湖、河川、砂漠もあるんだとか。
ちなみにブロークバックマウンテンは架空の山だそうです。
ここはブロークバックマウンテン以外にもたくさんの映画のロケ地として使われています。
アルバータがロケ地の映画
『スーパーマン』
『許されざる者』
『クール・ランニング』
『レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い』
『ジェシー・ジェームズの暗殺』
『インセプション』
『インターステラー』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『ジュマンジ/ネクスト・レベル』など
と大ヒット作ばかりですね!特にSFに向いているようです。ここを撮影場所にすればヒットするというジンクスでもあるんじゃないでしょうか。
いかがだったでしょうか。
映画『ブロークバック・マウンテン』の愛し合う青年二人の行動から心の動きや、シーンから見るジャックの死因などを自分なりに考察してみました。
同性愛者というだけで自分の思うまま生きられなかった主人公たちの映像から観る気持ち、この映画をご覧になった皆さんはどう捉えられたでしょうか。
人それぞれの見方があると思いますが、一つ参考になればと思います。
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