ホアキン・フェニックスの身長や出身は？兄妹も俳優だった？出演作や受賞作、似てる俳優をご紹介！

兄妹たちと共に子供のときから俳優としてのキャリアをスタートさせ、『ザ・マスター』や『her／世界でひとつの彼女』などの主演作ではその演技力が高く評価された実力派俳優ホアキン・フェニックス。

2019年の『ジョーカー』では主人公がジョーカーになるまでを演じ、ついにアカデミー賞俳優へと昇り詰めました。

今回はこれからの活躍がまだまだ期待される

◎ホアキン・フェニックスの身長や出身、

◎ホアキン・フェニックスの生い立ちや両親や兄妹

◎ホアキン・フェニックスの出演作や受賞作

◎ホアキン・フェニックスに似てる俳優

などをご紹介したいと思います！

ホアキン・フェニックスの身長や出身は？wiki的プロフィール！

 

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ホアキン・フェニックス　Joaquin Phoenix
本名　ホアキン・ラファエル・フェニックス　Joaquin Rafael Phoenix
生年月日1974年10月28日(48歳）※2022年時点
プエルトリコ サンファン生まれ
身長173cm
俳優

ホアキン・フェニックスの身長は１７３ｃｍです

プエルトリコの成人男性の平均身長は１７９.５ｃｍ、両親の出身アメリカの成人男性の平均身長は１７６．９ｃｍなので両方の国の平均より低めでした。（参考：statresearch.jp）

顔が大きめなのとガタイがしっかりしていて存在感があるせいかもっと大きいと思ってました！

アカデミー賞を共に受賞したブラット・ピット（180㎝）やレネー・ゼルウィガー（163ｃｍ）と比べるとこんな感じ。

ブラピとは７ｃｍも差がありますが、存在感はやっぱりホアキン・フェニックスの方が際立っているように私には感じます。

レネー・ゼルウィガーとは10㎝も差があるはずなんですがおそらくヒールのせいであんまり変わらないように見えますね。

でも顔の大きさを比べるとやっぱり大きい・・。

この顔の大きさが体も大きく見えると錯覚させているのかもしれません。

こちらは『マグダラのマリア』で共演したルーニー・マーラと、キウェテル・イジョホーとの画像

キウェテル・イジョホーはそんなに身長が高いと思ってませんでしたが、178ｃｍとホアキンより5㎝も高かったんですね！

こうして見るとやっぱりホアキン・フェニックスは背が低い方なんだなぁ、と実感します。

現在ホアキンの妻であるルーニー・マーラが１６０ｃｍとハリウッド女優の中では小柄なので彼女と並んでる様子をよくネットで見るせいでホアキンが背が高いと思い込んでいたのかもしれません。

ホアキン・フェニックスが生まれたのはプエルトリコのリオ・ピエドラスという街ですが、出身、つまり育ったのはプエルトリコの首都サン・ファンというところです。

今も16世紀の建物や要塞が残る観光名所としても人気の街です。

ホアキンのお父さんの祖先はイングランド、ドイツ、フランス系でお母さんはハンガリーとロシアの血を引いています。

確かにホアキン・フェニックスはナニ人か？と聞かれてもいまいちよく分からない顔ですよね。

エキゾチックというか。

これだけ色んな国の血が流れていると知ってちょっと納得がいきました。

ちなみにホアキン・フェニックスの現在の国籍はアメリカです。

ホアキン・フェニックスの生い立ちは？

ホアキン・フェニックス　両親が入信した『神の子供たち』がヤバかった？

ホアキン・フェニックスの両親である大工だったジョン・リー・ボトム John Lee Bottomと社会活動家をしていたアーリーン・シャノン・デュネッツ Arlyn Shanon Dunetz は1968 年にカリフォルニアで出会い1969年に結婚。

ヒッピーとして西海岸を旅する中で1970年に長男のリヴァー・フェニックスを生んでいます。

1972年に長女のレインが生まれるとすぐに宗教団体「神の子供たち」(The Children of God )に入信。宣教師となり、メキシコやプエルトリコ、南アメリカを渡りました。

その間に次男となるホアキンと次女のリバティが生まれています。

(この時はまだフェニックスと言う名前ではありませんでした。)

「古い道徳観からの解放」を謳って子供たちに性的虐待をしていた宗教団体「神の子供たち」。

リヴァー・フェニックスもその被害者の一人だったとか。

ジョンとアーリーンはそんな団体を脱退し、フロリダへ移り1978年には三女のサマーを生んでいます。

それにしてもホアキン・フェニックスの両親がこの宗教団体のヤバさに気づいてくれてよかった・・

と言いたいところですが、脱退理由はほかにあるようで、

「神の子供たち」が信者たちを増やし力を付けていったことで指導者であるデビッド・バーグがマスコミに度々出るようになることに嫌悪感を抱いたジョン・リー・ボトムが教団内での立場が悪くなったから。

というのが理由のようです。

夫婦ともに宣教師をしていたわけですから、教団が大人、子供にかかわらずセックスを奨励していた、という事実を知らなかったとは思えません。

それなのに脱退理由がそれとは関係ないってことは受け入れていたってことですよね。

そう思うとホアキン・フェニックスの両親なんだかちょっと怖く感じます。

お金もろくに稼げないのにどんどん子供を増やしていっているのもそれを思うと納得できるような・・。

ホアキン・フェニックス　兄妹たちが本格的に俳優になるも父と南米へ

その後一家は名前をフェニックスと改名。

こちらはホアキン・フェニックスの両親と兄妹との画像です。

上段左から兄のリヴァー・フェニックス、母のアーリーン、父のジョン・リー・ボトム。

下段左から妹のリバティ、ホアキン、妹のサマー、姉のレインです。

ホアキン・フェニックスは完全にお父さん似なのがわかりますね。

「神の子供たち」を脱退し、カリフォルニアへ戻ったものの五人の子供を養うには両親二人の稼ぎだけでは苦しかったようで子供たちの歌や演奏で生活費を賄っていたようです。

家族が一致団結してお金を稼ぐ、絆が強いのはいいのですがなんだか子供たちもお金稼ぎに使われているようでちょっと可哀そうな気も・・。

でも家族はみんな仲良くやっていたようなので案外楽しくやっていたのかもしれませんね。

そんな中、子供たちの一人がCMにエキストラとして出演したことがキッカケで役者の仕事を受けるようになりますが、ホアキン・フェニックスはなぜかそんな兄妹たちと同じ道は歩まず、父親と一緒に南米へと旅立っています。

どうして兄妹達と違う道を歩んだんでしょうか。

現在でもホアキン・フェニックスは授賞式での禁句ばかりのスピーチが話題になったりするなど変わった一面がある人ですが、小さい頃から兄妹の中でも少し変わった存在だったのかもしれないですね。

ホアキン・フェニックス　俳優の道を決意するもすぐに休業

重役秘書の仕事に就く事ができた母のアーリーンはタレントエージェントであるアイリス・バートン Iris Burton に頼み子供たちに本格的に役者としての仕事をさせるようになりました。

ホアキン・フェニックスも兄リヴァーの勧めもあって、8歳の時に俳優の道に進むことを決意し、『Seven Brides for Seven Brothers』で本格的に俳優デビュー。

その後数本の映画に出演しています。

せっかく俳優としての道を歩み始めたのもつかの間、ホアキン・フェニックスはどれも同じような役どころばかりなのが不満だったようで1989年の映画の出演を終えてからしばらく俳優業をお休みしています。

なんと生意気な・・。

役を貰えるありがたみをまだ知らない若さのせいなのか、それとも大物としての気質からなのか・・。

ホアキン・フェニックス　兄リヴァーに俳優復帰を後押しされていた

ホアキン・フェニックスは実は15、6歳の時に兄のリヴァーに映画『レイジング・ブル』と言う映画を繰り返し見せられて俳優に復帰するよう後押しをされていたんだとか。

『レイジング・ブル』とは1980年に公開された実在のプロボクサー、ジェイク・ラモッタの自伝をもとに作られた伝記映画でマーティン・スコセッシが監督。キャシー・モリアーティやロバート・デ・ニーロが出演しています。

でもなぜリヴァーはそこまでしてホアキンに俳優業をやらせようと思っていたのでしょうか。

私だったら「本人がやりたくないなら違う道を行くのもいい」とか思ってしまいますが・・。

リヴァーはきっとホアキン・フェニックスの俳優としての才能を誰よりもわかっていたのかもしれないですね。

結局、ホアキンはアカデミー賞俳優となったわけですからリヴァーの見る目は確かだったわけです。

ホアキン・フェニックス自身も後にこの時のことを感謝している、と言っています。

ホアキン・フェニックス　兄リヴァーの突然の死で再び表舞台から姿を消す

リヴァーの説得に応じるようにホアキン・フェニックスは17歳のときに短編映画『Walking the Dog』で俳優復帰しました。

しかし1993年10月31日、リヴァーが麻薬の多量服用により突然この世を去ります。

On October 31, 1993 River Phoenix tragically overdosed at The Viper Room on LA’s Sunset Strip

One of the brightest young actors of his time, he starred in such movies as “Stand By Me,” “Running On Empty” and “The Mosquito Coast”

He was just 23 years old pic.twitter.com/qcRTE1nAjL

— TrivWorks (@TrivWorks) October 31, 2022

姉のレインと共にその場にいたホアキン・フェニックスが平静を失った状態で救急隊に連絡したと言います。

当時その音声記録までが世間に流れたり報道陣からも執拗に追いかけられたことが理由でホアキン・フェニックスは表舞台から姿を消してしまいます。

自分の兄が目の前で亡くなったというだけでもショックで立ち直れないと言う状況なのに、報道陣からも追われる身となってしまえば隠れたくなるのは当たり前ですよね。

この時ホアキン・フェニックスはおそらくまだ十代。

この状況を乗り越えるにはまだ若すぎたのかもしれません。

ホアキン・フェニックス 再び俳優の世界へ

リヴァーの死と報道陣の過激な取材に耐え兼ねて映画の世界から遠ざかっていたホアキン・フェニックスでしたが友人の強い勧めで再び俳優の世界へと復帰。

ガス・ヴァン・サント監督の映画『誘う女』で主人公にそそのかされ殺人を犯す青年の役を演じました。

その後1998年に『ムーンライト・ドライブ』で初めて主人公を演じ、それから年に1〜3本の映画で主要キャストとして出演するようになり、順調に俳優としての階段を上っていきました。

 

にしてもホアキン・フェニックスを説得してくれたこの友人、「グッジョブ！」って感じですね。

ホアキン・フェニックス自身もあれだけリヴァーに俳優業を勧められてきたわけですし、心のどこかで「復帰しなくては」という想いがあったのかもしれませんね。

誰かが自分を説得しに来てくれるのを待っていたのかも・・。

ホアキン・フェニックスの兄弟をご紹介！

ホアキン・フェニックスの兄リヴァー・フェニックス

リヴァー・フェニックス　River Phoenix

1970年生まれでホアキン・フェニックスより4歳年上の長男。

２３歳でこの世を去った伝説的俳優で『スタンド・バイ・ミー』でのクリス・チェンバース役が有名。

他に『モスキート・コースト』、『スキーカーズ』、　『インディ・ジョーンズ／最後の聖戦』、『マイ・プライベート・アイダホ』などが代表作にあります。

2014年に公開された『ダーク・ブラッド』の撮影中に亡くなり、これが遺作となりました。

リバー・フェニックスの身長や本名、生い立ちや死んだ年齢、出演作や遺作について書いた記事はこちら↓

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2023.04.20

 

ホアキン・フェニックスの姉レイン・フェニックス　

レイン・フェニックス　Rain Phoenix

1972年生まれでホアキン・フェニックスより2歳年上の長女。

子供の頃に路上で歌を歌い家計を助けていたという彼女はその経験を活かし、「The Paper Cranes」というバンドを結成してボーカルとして活動しました。

女優経験もあり、2001年には俳優のティム・ブレイク・ネルソンが監督した『O』（オー）や『カウガール・ブルース』、『ストレンジャー・インサイド』、『最後の恋のはじめ方』にも出演しています。

ホアキン・フェニックスの妹リバティ・フェニックス

 

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1976年生まれでホアキン・フェニックスより2歳年下の次女

1986年から放送されたアメリカのテレビドラマ映画『ケイトの秘密』やテレビシリーズ『セブンブラザーズ』にも出演していた女優さんでしたが現在は女優業を退き、慈善団体「River Phoenix Center for Peace building 」のオフィスマネジャーを務めているそうです。

 

ホアキン・フェニックスの妹サマー・フェニックス

サマー・フェニックス　Summer Phoenix

1978年生まれでホアキン・フェニックスより4歳年下の末っ子の三女。

ホアキン・フェニックスが出演した『誘う女』にも出演した女優さんで他に『パラサイト』や『ララミー・プロジェクト』に出演しています。
サマー・フェニックスは2006年から2017年まで俳優でホアキンの友人でもあったケイシー・アフレックの奥さんでした。

二人の間には二人の息子さんがいらっしゃいます。

ホアキン・フェニックスの出演作や受賞作をご紹介！

ホアキン・フェニックス、デビュー作で兄と共演！

ホアキン・フェニックスのデビューは1984年のドラマシリーズ『Backwards:The Riddle of Dysiexia』でのロビー・エルズワース役でした。

失読症と言う病気の診断方法や治療法などが紹介されたドラマでホアキン・フェニックスはシーズン12のエピソード6に兄のリヴァ―・フェニックスと兄弟役で出演。

10歳のときでした。

13歳のリヴァー・フェニックスは失読症により勉強や行動に支障をきたしながらも周囲にはそれを隠し誤解されてしまうブライアン・エルズワース役を演じています。

 

1986年のSF冒険映画『スペースキャンプ』Space Camp

ホアキン・フェニックスはこの作品でマックス役を演じ、主演のケイト・キャプショーやリー・トンプソンと共演しました。

 

1987年のコメディドラマ映画『ラスキーズ』Russkies

ホアキン・フェニックスはこの作品でダニー役を演じ、ホイップ・ハブリーと共演しました。

 

1989年のアメリカ映画『バックマン家の人々』Parenthood

ホアキン・フェニックスはこの作品でゲイリー・バックマン=ランプキン役を演じ主演のスティーヴ・マーティンやメアリー・スティーンバージェンと共演。

全米青年芸術祭最優秀俳優賞にノミネートされました。

この作品には当時25歳のキアヌ・リーヴスも出演しています。

1995年のサスペンススリラー映画『誘う女』　To Die For

お天気キャスターの主人公スザーンはニュースキャスターを目指していたが理解してくれない夫が出世の邪魔になると考え、ある高校生に色仕掛けで近づき夫を殺害させる。

ホアキン・フェニックスはこの作品で高校生ジミー・エメット役を演じ主演のニコール・キッドマンと共演しました。

 

1997年のサスペンス映画『Uターン』U Turn

ホアキン・フェニックスはこの作品でトビー・エヌ・タッカー役を演じ主演のショーン・ペンやジェニファー・ロペス、ジョン・ヴォイト、クレア・デーンズと共演。

クロトゥルディス映画祭助演男優賞ノミネートされています。

 

1997年のロマンスドラマ映画『秘密の絆』Inventing the Abbotts

ホアキン・フェニックスはこの作品でダグ・ホルト役を演じ、主演のリヴ・タイラーやダグの兄役を演じたビリー・クラダップ、ジェニファー・コネリーと共演しました。

1998年の『リターン・トゥ・パラダイス』Return to Paradise

ホアキン・フェニックスはこの作品でルイス・マクブライド役を演じ主演のヴィンス・ヴォーンやアン・ヘッシュ、デヴィッド・コンラッドなどと共演しました。

 

1998年のブラックコメディー映画『ムーンライトドライブ』CLAY PIGEONS

ホアキン・フェニックスはこの作品でクレイ ・ビットウェル役を演じ、主演のヴィンス・ヴォーンやジャニーン・ガロファロと共演しました。

 

1999年のスリラーミステリー映画『8mm』8mm

ホアキン・フェニックスはこの作品でマックス・カリフォルニア役を演じ、主演のニコラス・ケイジやジェームズ・ガンドルフィーニと共演しました。

 

2000年の犯罪映画『裏切り者』The Yards

ホアキン・フェニックスはこの作品でウィリー・グティエレス役を演じ、主演のマーク・ウォールバーグやシャーリーズ・セロン、フェイ・ダナウェイやエレン・バースティン、ジェームズ・カーンと共演しました。

ホアキン・フェニックス　『グラディエーター』でアカデミー賞にノミネート！

2000年の歴史映画『グラディエーター』Gladiator

帝政ローマ時代中期、皇帝と皇太子の権力争いに巻き込まれ、奴隷として売られた元ローマ軍の将軍マキシマスは父親を殺し皇帝となっていたコモドゥス帝に妻子を処刑された復讐をすることを誓う。

ホアキン・フェニックスはこの作品で第17第ローマ皇帝で自分よりも旧友を信頼した父親を殺し、その旧友までも失脚させた非道な野心家コモドゥス帝を演じ、主演のラッセル・クロウやコニー・ニールセン、オリヴァー・リードなどと共演しました。

ホアキン・フェニックスはこの役でゴールデングローブ賞助演男優賞、英国アカデミー賞助演男優賞、アカデミー賞助演男優賞にノミネート！

他に

クリティクス・チョイス・アワード助演男優賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー助演男優賞
サンディエゴ映画批評家協会賞助演男優賞
サウスイースタン映画批評家協会助演男優賞
ブロックバスター・フェイバリット・ウィラン賞

を受賞するなど自身の代表作となっています。

主演のラッセル・クロウはアカデミー賞主演男優賞を、映画自体もアカデミー賞作品賞を受賞しています。

 

2000年のドラマ映画『クイルズ』Quills

ホアキン・フェニックスはこの作品でクルミエ神父役を演じ、主演のジェフリー・ラッシュやケイト・ウィンスレット、マイケル・ケインなどと共演しました。

 

2001年の戦争ドラマ映画『戦争のはじめ方』Buffalo Soldiers

ホアキン・フェニックスはこの作品で主人公レイ・エルウッド役を演じエド・ハリスやスコット・グレン、アンナ・パキン、エリザベス・マクガヴァンなどと共演。

英国インディペンデント映画男優賞にノミネートされています。

 

2002年のSFホラー映画『サイン』Signs

ホアキン・フェニックスはこの作品でメリル・エス役を演じ主演のメル・ギブソンと共演しました。

この作品には監督のM・ナイト・シャマラン自身もメル・ギブソン演じるグラハムの妻の死亡事故の原因となった人物役で出演しています。

2003年のロマンスドラマ映画『アンビリーバブル』It’s All About Love

ホアキン・フェニックスはこの作品で主人公ジョン役を演じ、ショーン・ペンやクレアデーンズマーク・ストロングなどと共演しました。

ホアキン・フェニックス　『ブラザー・ベア』で声優に初挑戦！

2003年のディズニーアニメーション映画『ブラザー・ベア』Brother Bear

ホアキン・フェニックスはこの作品で、兄を死に追いやった熊を殺したことから熊に変えられてしまい、人間に戻るため小熊のコーダと共に旅に出るキナイの声を担当しました。

ちなみに日本語吹き替えは東山紀之さんが担当しています。

 

2004年の映画『ヴィレッジ』The Village

1897年のアメリカ。森の奥にある小さな村の人々は森に住む「怪物」に怯えて暮らしていた。
村長の娘で盲目の少女アイビーは友人の青年ルシアスに思いを寄せていた。

薬を手に入れるため森を抜けたがっていたルシアスは村を出ることを許してくれない長老たちに内緒で森に入り掟を破って赤い実をつけた植物を持ち帰る。

するとその晩、赤いローブを羽織った怪物が姿を現す。

ホアキン・フェニックスはこの作品で主人公の想い人、ルシアス・ハント役を演じ

主演のブライス・ダラス・ハワードやエイドリアン・ブロディ、ウィリアム・ハート、ブレンダン・グリーソンなどと共演しました。

2004年の戦争ドラマ映画『ホテル・ルワンダ』Hotel Rowanda

ホアキン・フェニックスはこの作品でジャック・ダグリッシュ役を演じ、主演のドン・チードルやソフィー・オコネドー、ジャン・レノなどと共演しました。

 

2004年のアクションドラマ映画『炎のメモリアル』Ladder 49

ホアキン・フェニックスはこの作品でベテラン消防士の主人公ジャック・モリソン役を演じジョン・トラボルタと共演。

ティーン・チョイス・アワードにノミネートされています。

ホアキン・フェニックス　『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でゴールデングローブ賞を受賞！

2005年の伝記映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』Waik the Line

ホアキン・フェニックスはこの作品で1950年代から2003年に亡くなるまで活躍し、20世紀のミュージシャンに影響を与えた実在のアメリカ人シンガーソングライター、ジョン・R・“ジョニー”・キャッシュを演じ、二人目の妻であるジューン・カーター役を演じたリース・ウィザスプーンと共演。

ゴールデングローブ賞主演男優賞
グラミー賞サウンドトラック映画賞
ハリウッド映画祭主演男優賞  を受賞し

アカデミー賞主演男優賞
英国アカデミー賞主演男優賞
全米映画俳優組合賞主演男優賞
クリティクス・チョイス・ムービー・アワード主演男優賞

にもノミネートされています。

監督は『17歳のカルテ』や『ナイト＆デイ』、「ウルヴァリン』シリーズでメガホンを取り『グレイテスト・ショーマン』で制作、製作総指揮を務めたジェームズ・マンゴールドが務めました。

ちなみにこの作品でリース・ウィザースプーンはアカデミー賞主演女優賞受賞しています。

 

2005年のドキュメンタリー映画『Earthlings』

ペット、食べ物、衣服、娯楽、動物実験のパートに分かれた動物たちの置かれている状況を実際の映像で紹介したこの作品でホアキン・フェニックスはナレーションとして出演しています。

動物たちがいかに残酷な手段で殺され私たちの生活の中に溶け込んでいるかがわかります。

ホアキン・フェニックス同様制作陣たちも全てヴィーガンです。

2015年には2冊目のユニティーも公開されていてホアキン・フェニックスの他に
ケイシー・アフレックやマリオン・コティヤール、トム・ヒドルストン、ケヴィン・スペイシー、ジェニファーアニストン、マーク・ストロング、セレーナゴメス、ジェフリー・ラッシュ、ジェシカ・チャステイン、ジェフ・ゴールドブラムなど多くの俳優たちがナレーションを務めました。

2007年の犯罪ドラマ映画『アンダーカヴァー』We Own the Night

ホアキンフェニックスはこの作品でエリート警察官の一家に生まれながらロシアのマフィアが仕切るナイトクラブで働く主人公ボビー・グリーンを演じ、兄役のマーク・ウォールバーグと共演しました。父親役でロバート・デュヴァルも出演しています。

ホアキン・フェニックスはこの役でピープルズ・チョイス・アワードを受賞しています。

 

2007年のサスペンス映画『帰らない日々』Reservation Road

ホアキン・フェニックスはこの作品で、息子を事故で失った大学教授の主人公イーサン・ラーナー役を演じ、妻役のジェニファー・コネリーや息子をはねた犯人役のマーク・ラファロと共演しました

 

2008年の恋愛映画『トゥー・ラバーズ』Two Lovers

ホアキン・フェニックスはこの作品で、婚約者にフラれて自殺未遂を起こした主人公レナード・グラディトー役で出演。グウィネス・パウトローやヴィネッサ・ショウと共演しました。

ホアキン・フェニックス　親友の監督作で本人役！俳優からラッパーに！？

2010年のモキュメンタリー映画『容疑者、ホアキン・フェニックス』I’m Still Here

ホアキン・フェニックスはこの作品で俳優からラッパーへと転身した自分自身を演じています。

当時本当にホアキン・フェニックスが俳優からラッパーになると世間を騒がせましたが、のちにそれは映画の演出だったことが判明しました。

監督はホアキン・フェニックスの親友でもあるケイシー・アフレックが務めています。

ホアキン・フェニックス『ザ・マスター』で豪華キャストと共演！数々の賞も受賞！

2012年のドラマ映画『ザ・マスター』The Master

第二次世界大戦後のアメリカ。元兵士の主人公フレディ・クエルは多くの人望を集めていたランカスターと出会い傾倒していくが次第に彼の言葉に疑念を持つようになる。

ホアキン・フェニックスはこの作品で主人公のフレディ・クエルを演じ、ランカスター役を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンやエイミー・アダムス、ローラ・ダーン、ラミ・マレックなどと共演。

ベネチア国際映画祭男優賞
ロンドン映画批評家協会賞主演男優賞
ロサンゼルス映画批評家協会賞主演男優賞
サンフランシスコ映画批評家協会賞主演男優賞
を受賞し

アカデミー賞主演男優賞
ゴールデングローブ賞主演男優賞（ドラマ部門）
クリティクス・チョイス・ムービー・アワード主演男優賞
英国アカデミー賞主演男優賞

にもノミネートされました。

 

2013年のドラマ映画『エヴァの告白』The Immigrant

1921年ニューヨーク。ポーランドからの移民の主人公エヴァと妹のマグダだったが妹は結核と診断を受け収容されてしまう。迎えてくれるはずの叔母も現れず、強制送還されそうになったところ興行師のブルーノに助けられたが、妹を引き取るためのお金を稼ぐためエヴァは売春に身を投じる。

ホアキン・フェニックスはこの作品で興行師のブルーノ・ウェイス役を演じ、エヴァを演じた主演のマリオン・コティヤールやジェレミー・レナーと共演しました。

 

2013年のSF恋愛映画『her／世界でひとつの彼女』Her

妻と離婚協議中の代筆ライター、セオドアはある日、人工知能型OSのサマンサを手に入れ次第に意気投合。本気で愛するようになり二人は恋人同士になるが・・。

ホアキン・フェニックスはこの作品で主人公セオドア・トゥオンブリー役を演じ、エイミー・アダムスや元妻役を演じたルーニー・マーラ、クリス・プラットやオリビア・ワイルドと共演しました。

OSのサマンサの声はスカーレット・ヨハンソンが担当しています。

ホアキン・フェニックスはこの役でゴールデングローブ賞主演男優賞（ミュージカル・コメディ部門）にノミネートされています。

2014年のミステリークライム映画『インヒアレント・ヴァイス』Inherent Vice

ホアキン・フェニックスはこの作品でマリファナ中毒の私立探偵ラリー・“ドック”・スポーツテッロ役を演じ、キャサリン・ウォーターストンやジョシュ・ブローリン、リース・ウィザスプーン、ベニチオ・デル・トロ、オーウェン・ウィルソンなどと共演。

カンヌ国際映画祭男優賞
フロリダ映画批評家協会賞主演男優賞
インディペンデント・スピリット賞ロバート・アルトマン賞

を受賞しています。

 

2015年のコメディ映画『教授のおかしな妄想殺人』Irrational Man

ホアキン・フェニックスはこの作品で哲学を研究する大学教授エイブ・ルーカス役を演じ、エマ・ストーン等と共演しました。

 

2017年のスリラー映画『ビューティフル・デイ』You Were Never Really Here

ホアキン・フェニックスはこの作品で退役軍人のFBI捜査官の主人公ジョー役でエカテリーナ・サムソノフやジョン・ドーマンなどと共演。

カンヌ国際映画祭男優賞
フロリダ映画批評家協会賞主演男優賞

を受賞。

インディペンデント・スピリット賞主演男優賞にもノミネートされています。

 

2018年の伝記映画『ドント・ウォーリー』Don’t Worry , He won’t Get Far on Foot

ホアキン・フェニックスはこの作品で交通事故で色麻痺になった実在の風刺漫画家ジョン・キャラハンを演じ、ジョナ・ヒルやルーニー・マーラ、ジャック・ブラックなどと共演しました。

2018年の伝記映画『マグダラのマリア』Mary Magdalene

新約聖書に登場するイエスの使用と復活を見届けたとされる聖人の1人マグダラのマリアを主人公としたはじめての長編作品。

ホアキン・フェニックスはこの作品でイエス・キリスト役を演じ、主人公マグダラのマリアを演じたルーニー・マーラやキウェテル・イジョフォーなどと共演しました。

 

2018年の西部劇映画『ゴールデン・リバー』The Sisters Brothers

ホアキン・フェニックスはこの作品で殺し屋のシスターズ姉妹の弟チャーリー役を演じ、兄役のジョン・C・ライリーやジェイク・ギレンホール、リズ・アーメッドなどと共演しました。

ホアキン・フェニックス　『ジョーカー』でついにアカデミー賞俳優に！

2019年のサイコスリラー映画『ジョーカー』Joker

母親の世話をしながらピエロの仕事をしていたアーサー・フレックは仕事がら不良に絡まれたり、自分の意志とは関係なく「笑い」が出てしまう病気のせいで周囲から気味悪く見られていた。

ある日アーサーは母親が書いたゴッサムシティの大富豪トーマス・ウェインへの救済の手紙を盗み見るとそこにはアーサーがトーマスの父親ではないかと匂わせる内容が書いてあった。

アーサーはトーマス本人に確かめに行くがトーマスは母親は精神を病んでいたと否定し、しつこく聞いてくるアーサーを殴ってその場から去ってしまう。

その後同僚の裏切りや「笑い」の病気の原因などあまりにつらい真実が突きつけられたアーサーは次第に狂気的な一面を見せ始める。

ホアキン・フェニックスはこの作品で主人公アーサーが徐々に猟奇的殺人者ジョーカーとなっていく姿を怪演し、見事アカデミー賞主演男優賞を受賞。

他にも

ゴールデングローブ賞主演男優賞
英国アカデミー主演男優賞
全米映画俳優組合賞主演男優賞
クリティクス・チョイス・ムービー・アワード主演男優賞
ニューヨーク映画批評家協会賞オンライン賞主演男優賞
ロンドン映画批評家協会賞主演男優賞
フェニックス映画批評家協会賞主演男優賞
サンディエゴ映画批評家協会賞主演男優賞

を受賞。

サテライト賞主演男優賞にノミネートもされています。

 

2024年に公開予定の続編『Joker：Folie a Deux』が現在制作中でジョーカーに心酔するハーレイクイン役のレディ・ガガと共演しています。

ホアキン・フェニックスが主演を演じた映画『ジョーカー』 のアーサーの心理の考察や、話題となった考察シーンの記事はこちら↓

ホアキン・フェニックス『ジョーカー』考察！アーサーが“悪のカリスマ”になった瞬間は？すべては空想の世界！？

ホアキン・フェニクスが主人公アーサー・フレック／ジョーカーを演じてアカデミー賞主演男優賞を獲得したサイコスリラー映画『ジョーカー』。 この映画の中でアーサー・フレックスが“悪のカリスマ”ジョーカーへと変貌していくキッカケとなった場面がいくつ...

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2022.04.29

 

2020年のドキュメンタリー映画『GUNDA／グンダ』Gunda

様々な家畜の日常生活を音声やナレーションなしで描いた作品。

ホアキン・フェニックスはこの作品でプロデューサーに携わりました。

 

2021年のドラマ映画『カモンカモン』C’mon C’mon

ジャーナリストの主人公ジョニーが妹から世話を頼まれた老野ジェシーと共に取材旅行をする物語。

ホアキン・フェニックスはこの作品で主人公ジョニーを演じ、ジェシー役のウディ ・ノーマンや映画『フィールド・オブ・ドリームズ』で子役を演じたギャビー・ホフマンと共演しました。

 

2023年のコメディホラードラマ映画『ボー・イズ・アフレイド』Beau’ Is Afraid

ホアキン・フェニックスはこの作品で主人公ボー役を演じ、マリ・アスターやマイケル・ギャンドルフィーニ、エイミー・ライアンなどと共演しました。

 

2023 年のアクション歴史映画『Napoleon 』(Apple TV+)

19世紀初頭のフランス第一帝政を率いたナポレオンの生い立ちと妻、ジョセフィーヌとの関係。ナポレオン最後の戦いとなった「ワーテルローの戦い」などが描かれたこの作品でホアキン・フェニックスは主人公のナポレオンを演じ、妻ジョセフィーヌ役を演じたヴァネッサ・カービーやベン・マイルス、タハール・ラヒムなどと共演しました。

監督はホアキン・フェニックスの演技力が評価されるキッカケともなった『グラディエーター』のリドリー・スコットです。

Apple TV⁺で配信されるのに先駆け、11月22日に世界の劇場で公開されるとのことです。

ホアキン・フェニックスに似てる俳優を発見！

最近、1956年に製作された『十戒』という映画を観ようとDVDをレンタルしました。

何度かテレビでも放送されているモーセが海を割るシーンが有名なあの映画です。

しかし、再生し始めて観てみると見覚えのない俳優さんが・・。

確かにDVDには『十戒』と書かれているのに・・。

実は1956年公開の映画『十戒』を借りたつもりがわたしが借りてきたのは1995年に製作された映画『十戒』（原題：MOSES）でした。

なんだよー。と思ってとりあえず観進めていたら、なんとホアキン・フェニックスそっくりな方が出てきてビックリ。

その方がこちら↓

で、こっちがホアキン・フェニックス↓

しかし、この映画が製作されたのはホアキンが21歳のときです。

こんなに老けてるわけない。

でも毛の濃さも顔の濃さもよく似てませんか？目の感じも！

上の俳優さんは一体誰よ！？

と思い調べてみたところこれまたビックリ！デヴィッド・スーシェDevid Suchetではありませんか！

デヴィッド・スーシェって誰？と思われた方もいるかもしれませんがアガサ・クリスティー原作の『名探偵ポワロ』のポワロ役と聞けばわかる方も多いのではないですか？

日本のテレビでも繰り返し放送されているため私は全作観ていました。

このポワロの印象でしかデヴィッド・スーチェを覚えていなかったので気付くことが出来ませんでした。

にしてもやっぱりよく似てる。

ホアキン・フェニックス　まとめ

ホアキン・フェニックス、妻ルーニー・マーラってどんな人？出会いは？子供は？オードリー役に抜擢！？マーラ家は大物揃いだった！

映画『グラディエーター』やアカデミー賞主演男優賞を獲得した『ジョーカー』を代表作に持つプエルトリコ出身の個性派俳優ホアキン・フェニックス。 今回はその ◎ホアキン・フェニックスの妻で女優のルーニー・マーラの経歴や ◎ホアキン・フェニックスと...

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2022.04.21

 

ホアキン・フェニックスの口の傷や口唇口蓋裂という病気、それについてバッシングされた司会者についての記事はこちら↓

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サイコスリラー映画『ジョーカー』での怪演を高く評価されアカデミー賞主演男優賞を獲得したことでも有名なホアキン・フェニックス。 私は言われるまで全然気づきませんでしたが、ホアキン・フェニックスの鼻から上唇にかけて傷のようなものがあるのに皆さん...

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2022.04.22