『ハリー・ポッター』シリーズではポッター家をヴォルデモードに売り渡す卑怯者ペティグリュー役を務めていたティモシー・スポール
アカデミー賞作品賞を受賞した『英国王のスピーチ』ではチャーチル首相役で登場時間は少ないもの存在感のある演技を見せていました。
そして日本が舞台となった『ラストサムライ』ではナレーションを担当し、通訳のサイモン役で日本語も披露しています。
主にファンタジー映画と伝記映画に多く登場しているティモシー・スポール。真逆のジャンルでありながら見事な演じ分けをしていらっしゃいます。
今回はそんなティモシー・スポール主演作『君を想い、バスに乗る』の公開日とあらすじ
ティモシースポールの妻役として出演したイギリス人女優フィリス・ローガンについてご紹介したいと思います!
ティモシー・スポール主演『君を想い、バスに乗る』公開日と作品情報
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ティモシー・スポールが主演を演じている『君を想い、バスに乗る』は2022年6月3日(金)に公開が決定いたしました!
『君を想い、バスに乗る』
原題:
THE LAST BUS
監督:
ギリーズ・マッキノン(『Torvil &Dean』、『ウィスキーと2人の花嫁』、『Castles in the sky』など)
脚本:
ジョー・エインズワース
プロデューサー:
ロイ・ボウルター、ソル・パパドプーロス
配給:
HIGH BROW CINEMA
上映時間:
86分
ティモシー・スポール主演『君を想い、バスに乗る』あらすじは?
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最愛の妻を亡くしたばかりのトム・ハーパーはローカルバスのフリーパスを利用してイギリス縦断の壮大な旅に出ることを決意する。
目指すは愛する妻と出会い、トラブルに巻き込まれながらも、妻と交わしたある“約束”を胸に時間・年齢・運命に抗い旅を続けるトムは、まさに勇敢なヒーローだ。
愛妻との思い出と自身の“過去”ばかりを見つめていたトムが、旅を通して見つけたものとは・・?『君を想い、バスに乗る』公式サイトより
簡単なあらすじを読んだだけで「これ絶対感動するヤツ!」と思わせてくれると思いませんか?
奥さまとの出会いから一緒に歩んできた人生と、妻とのある“約束”がメインになっているようですが、旅先で出会う人々との交流という「一期一会」もテーマになっているようです。
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こういう「旅もの」っていいですよね。
人生とはなにか?
今までの人生どうだったか?
これからの人生なにをすべきか?
を考えさせてくれる、下手したら自分の人生に影響を与えるものになりえるわけですから!
そしてこの作品での主人公は90歳の設定。
なんとティモシー・スポールとは30歳も歳をとっている役なんです。びっくりですよね!
それを特殊メイクではなく普通のメイクで再現し、ティモシー・スポールも90歳の老人の動きを再現しているわけですからその辺もかなり注目したいポイントです!
予告編ではそんな90歳の動きを演じているティモシー・スポールがほんの少し観ることができます。
ティモシー・スポール主演『君を想い、バスに乗る』妻役フィリス・ローガンってどんな人?
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フィリス・ローガンPhyllis Logan
生年月日 1月11日(66歳)※2022年時点
スコットランド レンフルーシャー ペイズリー生まれ
身長167cm
スコットランド王立音楽院卒業
女優
1983年の映画デビュー作『Another Time,Another Place』で人妻でありながら捕虜として受け入れたイタリア人と恋に落ちる主人公ジャニーを演じています。
この作品でフィリス・ローガンは最も有望な新人に贈られるBAFTA賞を受賞しました。
ちなみにケビン・クラインやグレタ・スカッキ、ジェリー・ウォルターズも同じ年に受賞しています。
ティモシー・スポールとは1996年のマイク・リー監督の映画『秘密と嘘』でも共演していました。
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フィリス・ローガンで最も有名な役といえば日本でも人気のドラマ『ダウントン・アビー』のエルシー・ヒューズ役ですよね!
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『ダウントン・アビー』は私も友達の勧めで観てハマってしまった一人。
日本のテレビでも放送されてましたよね。それで観たという方もいるのではないでしょうか。
ストーリーだけでなく当時の貴族や使用人たちの暮らしを忠実に再現しているところや貴族の女性たちが夕食時やパーティーで着るオートクチュールの衣装を見られるのもこのドラマの魅力でした。
フィリス・ローガン演じるヒューズさんはダウントン・アビーというロバート・クローリーが当主のお屋敷の家政婦長を務めているキャラクターです。
家政婦長と聞くとやたら厳しくて恐いイメージですがヒューズさんは優しく使用人たちにとって頼れるお母さん的存在。
もちろん仕事に関しては厳しいですが、みんな困った時や悩みがあると真っ先にヒューズさんに相談しに行きます。
それにクローリー家が抱える秘密なんかも鋭い勘で察したりしますが決して口外するようなことはしません。
主人に対して忠実でありながら時と場合に応じて融通を利かせてくれる。とにかく人としてできた女性。
彼女の存在が無ければ『ダウントン・アビー』は成り立たないと言ってもいいくらい重要な役となっています。
私もヒューズさんは大好きキャラクターです。
登場人物の多い『ダウントン・アビー』ですが人気投票したら5位以内に必ず入ってくるでしょう。
そんなヒューズさん役を長年勤めてきたフィリス・ローガン。
私の中ではもうヒューズさん=フィリス・ローガンになっちゃってますが、『君を想い、バスに乗る』ではどんな妻役を演じているのかすごく楽しみです。
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ティモシー・スポールが今までに主演を演じた映画は?ドラマは?
脇役のイメージが強いティモシー・スポールですが何作品か主演をされていたのでご紹介します。
【映画】
『Home Sweet Home』(1982)ゴードン役
『ヴァキューミング』(2001)トミー・ラグ役
『人生は、時々晴れ』(2002)フィル役
『Pierre Point』(2005)アルバート役
『ターナー、光に愛を求めて』(2014)ターナー役
【ドラマ】
『Shooting the Past』(1999)オズワルド役
『Mr.Harvey Lights a Candle』(2005)マルコム役
『The Fattest Man in Britain』(2009)ジョージ役
『The Journey』(2016)イアン役
ドラマを含めると意外とたくさん主演を演じていたんですね。
イギリスで最も人気がある画家ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナーの生涯を描いた『ターナー、光に愛を求めて』や
実在した死刑執行人アルバート・ピアポイントの生涯を描いた『Pierre Point』
なんかが個人的に気になる作品です。
いかがだったでしょうか。
ティモシー・スポールが主演している『君を想い、バスに乗る』、観てみたいですよね。
イギリスが誇る俳優ティモシー・スポールとフィリス・ローガンの演技にきっと魅了されることでしょう。
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