ジョン・レノンやボブ・ディラン、ポール・マッカートニーにフレディ・マーキュリーなど超大物アーティストが影響を受けたというキング・オブ・ロックンロール、エルビス・プレスリー。
そんな彼の人生を描いた伝記映画『エルヴィス』(原題 Elvis)が
全米で2022年6月24日、日本では7月1日に公開されました!
そして、その注目のエルヴィスを演じているのがアメリカ人俳優、オースティン・バトラー!
レオナルド・ディカプリオとブラット・ピット主演の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ではテックス役、
ビル・マーレイ、アダム・ドライバー主演の映画『デッド・ドント・ダイ』ではジャック役を務めています。
どちらも脇役ではありますが、演技の上手さは作品を観た方ならご存じかと思います。
しかも俳優だけでなく歌手、モデルとしても活動しているオースティン・バトラー。エルビスを演じるには申し分ないといえるのではないでしょうか。
というわけで今回は
オースティン・バトラーがエルヴィスを演じた映画『エルヴィス』の作品情報やキャスト
そして、
オースティン・バトラー以外にエルヴィスの候補にあがった俳優さんをご紹介したいと思います!
オースティン・バトラー『エルヴィス』作品情報
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『エルヴィス』(原題:Elvis)
公開日: 2022年 6月24日(米) 7月1日(日)
配給:ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズ
上映時間:163分
監督は『ロミオ+ジュリエット』、『ムーラン・ルージュ』、『華麗なるギャッツビー』などのバズ・ラーマン。
脚本はバズ・ラーマン監督と
『ダンシング・ヒーロー』、『ロミオ+ジュリエット』、『ムーラン・ルージュ』、『華麗なるギャッツビーの脚本も手掛けているクレイグ・ピアーズです。
オースティン・バトラー『エルヴィス』あらすじは?
貧しい農家の父、ヴァーノンと母グラディスの間に双子の弟として生まれたエルヴィス。兄のジェシーは死産だったため一人っ子として育てられる。
少年時代、黒人居住区の近くに住んでいたことから黒人の伝道集会にこっそり潜り込むとそこで聞いたゴスペルに影響を受けたことからカントリーやブルース、ポピュラー音楽に合わせて独学で自身のスタイルを作り上げていく。
ルイジアナの小さなライブに出演したエルヴィスはその今までにないロックとダンスで会場の女性達を魅了。熱狂させる。
その様子からエルヴィスに目をつけたエディ・アーノルドやハンク・スノウといったカントリー歌手のマネージャー、トム・パーカー大佐に大金を稼げると持ち掛けられ、彼を自身の専属のマネージャ―にすることになる。
その後スターになるため大佐の指示で家族と距離を置き、恋人とも別れたエルヴィスはアメリカ各地を転々としライヴ活動を行い全米にエルヴィスの名を売り込む。
しかし、彼のダンススタイルや黒人との交友関係をよく思わない保守層から「あのダンスをすれば逮捕する」という脅しまで受けるようになる。
母のグラディスはそんなエルヴィスのことを心配するあまりお酒におぼれるようになる。
そんな中エルヴィスは陸軍に入隊。その後すぐにグラディスは過度の飲酒が原因で心臓麻痺で亡くなってしまう。
悲嘆に暮れるエルヴィスをパーカー大佐は慰め今後のサポートを約束する。
軍に入隊中はホームパーティーで知り合ったプリシラと恋仲になる。
軍を除隊してからは歌より映画の仕事が中心となるがワンパターンの内容の作品ばかりで記憶に残るようなものは生まれなかった。
その後プリシラと結婚し娘リサ・マリ―が生まれると自家用ジェットに娘の名前を付けた。
その間にもビートルズやローリング・ストーンズなど新しいロックアーティストの代投が現れエルヴィスは時代から取り残されつつあった。
エルヴィスは本来の自分を取り戻すため、クリスマス特番として放送されたエルヴィスのワンマンショーで「セーターを着てクリスマスソングを歌え」というパーカ―大佐の意向を無視し、以前のスタイルのエルヴィスを披露。
この番組が高視聴率を記録し、翌年にはラスベガスのインターナショナル・ホテルで生ライブをする契約をする。
しかしそれからというものエルヴィスはホテルに缶詰め状態でライヴに明け暮れる日々を送らされた。
そのストレスから過剰な薬の摂取や女性達に溺れるようになる。
そんなエルヴィスに耐えられなくった妻のプリシラは彼の元から去ってしまう。
そんな犠牲を払って稼いだ報酬もその半分がパーカー大佐の懐に入ると彼の借金の返済にあてられていた。
エルヴィスが希望していた海外進出を警備が大変だという理由で断っていたのも大佐が実はアメリカ国籍を持っていない密入国者だっだことが理由だったことを知り、エルヴィスはとうとう彼をクビにする。
しかし反対に今までの経費の返済をパーカー大佐に求められエルヴィス達は無一文になってしまう。
父親に説得され仕方なくエルヴィスはパーカー大佐と再び仕事をすることを決意する。
オースティン・バトラー主演『エルヴィス』のキャストをご紹介!
●エルヴィス・プレスリー(オースティン・バトラー)
1935年にミシシッピ州トゥーペロ生まれ、テネシー州メンフィス育ち。
ロックンロールの誕生と普及に貢献し、キング・オブ・ロックンロールとして世界中の若者たちを魅了した伝説のスターです。
しかもエルヴィスは歌だけでなく、新しいヘアスタイルやファッションの流行にも一時代を築き当時の若者たちはこぞって彼の髪型やファッションを真似たそうです。
エルヴィスの髪型といえば黒髪を整髪料でビシッと後ろになであげ、前髪を額の上で高くあげるリーゼントとポンパドールを合わせたスタイルを思い浮かべますよね。顔を思いっきり出すこのスタイルはプレスリーのような美しい顔立ちだからこそ似合う髪型だと思います。
エルヴィスがステージでよく着用していた白いジャンプスーツは彼のトレードマークのようなものになりましたよね。現在の日本でもエルヴィスのモノマネをされる方は必ずといっていいほどこの衣装を着ています。髪型をポンパドールにしてジャンプスーツさえ身に付けていれば「あー、エルヴィスのモノマネか。」とわかるほどです。
そして意外なことに俳優としても活動していて32本もの映画に主演として出演もしています。
売れっ子俳優だって32本もの映画に主役で出演するのはなかなか難しいと思うのですが・・。
映画を観たことがないので演技力のほどはわかりませんがきっとなにをしても大ヒットするほどの絶対的な人気を誇っていたんでしょうね。
彼のカリスマ性だけでなく、人柄の良さも人々から愛される理由の一つだったようで、友人たちへのプレゼントや団体への寄付に惜しみなくお金を使ったり、スタッフなどにも気を使ってくれる人だったようです。
もともと貧しい生まれだった彼だからこのような行動がとれたんでしょうね。
本当の意味での大物はエルヴィスのように成功してお金や栄誉を手に入れても自分に驕ることなく謙虚であり続けられる人なのかもしれないです。
そんな彼も1977年、自宅のバスルームで亡くなっているところを発見されます。42歳の若さでした。ドラッグの乱用や過食が原因による突然死と言われています。
そして今回エルヴィスを演じたのが冒頭にも書いた俳優でもあり、歌手、モデルもされている
オースティン・バトラー。
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今作はダンスも歌も全てオースティン自身が演じており、監督に「エルヴィスそのもの」と言わしめた渾身の一作となっています。
この映画でエルヴィスを演じるためにオースティン・バトラーはフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックの役作りに貢献したムーヴメントコーチ、ポリー・ベネットからの指導を受け、
歌声、ダンスを数か月間ほぼ毎日トレーニングしています。
さすが気合の入りようが違いますよね。なんたってこの作品はオースティン・バトラーにとって映画では初めての主演。しかもあの伝説のエルヴィスの役なわけですから!
確実に今後の俳優業にも関わってくる作品になることは間違いないわけで、死に物狂いで特訓したことでしょう。
さらにエルヴィスは23歳のときにお母さまを亡くしてるんですが、なんとオースティン・バトラー自身も23歳のときにお母さまを亡くしています。
これを知った時オースティンは運命的なものを感じたとか・・。
すごい巡り合わせですよね。運命と思うのも無理ないです!
●トム・パーカー大佐(トム・ハンクス)
1909年生まれのオランダ人の芸能インプレサリオでエルビスをスターダムへとのし上げた張本人。
エルヴィスのマネージャーとなる人物です。儲けるためなら手段を選ばず、とにかくエルヴィスが有名になるために本人が納得しない仕事させ、ビジネス面でエルヴィスを支配した人物といっていいでしょう。しかも超が付くほどのギャンブル好きだったようでお金に対する執着心は人一倍だったようです。しかしそのことがもしかしたらエルヴィスを世界的に有名にすることができた一つの要因だったかもしれませんね。
その反面、エルヴィスからエルヴィスらしさを奪った人物ともいえます。
パーカー大佐の役を『グリーン・マイル』や『プライベート・ライアン』、『キャスト・アウェイ』、『ターミナル』、『ダ・ヴィンチ・コード』など様々な大ヒット作で主演を務めたアメリカ人俳優トム・ハンクス。
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映画好きの方ならなんとなくエルヴィスとトム・ハンクスの繋がりにピンと来たんじゃないでしょうか?
そう、トム・ハンクスがアカデミー賞主演男優賞を受賞した『フォレスト・ガンプ/一期一会』。
この映画のワンシーンに、トム・ハンクス演じるフォレストが少年だった頃、フォレストの母親は自宅の部屋を旅行客に貸し出す、民泊業のようなことをやっていた。
ある日、ギターの音が聞こえてくる部屋を母親が覗いてみるとフォレストが宿泊客のギターにのせてお尻を揺らして踊っている。
後日、母親と道を歩いていたフォレストは電化製品屋のテレビに映し出されているあの宿泊客がフォレストのダンスを真似て踊っているのを見つけ、驚く。
その宿泊客は実はエルヴィスだったという落ち。
『フォレスト・ガンプ/一期一会』のファンである私としては、トム・ハンクスが自分のダンススタイルを盗まれた恨みを返しに28年越しに、し返しに帰って来たような、そんな感覚でつい見てしまいそうです(笑)。
●プリシラ・プレスリー(オリビア・デヨング)
1967年にエルヴィスと結婚した1945年生まれのアメリカ人女優で作家でもあります。
アルヴィスと初めて出会った時はまだ14歳で兵役中だったエルヴィスとパーティーで出会っています。1968年に娘のリサを産んでいますが、1973年にエルヴィスとは正式に離婚しています。
プリシラの役を務めたのはオーストラリア人女優オリビア・デヨング。
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ホラー映画『ヴィジット』(2015)で主演の15歳の少女ベッカを演じ、次の年にはまたもホラー映画『ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者』(2016)で主演のアシュリーという女子高生を演じています。
●ジェリー・シリング(ルーク・ブレイシー)
1942年生まれのアメリカのタレントマネージャー。
プレスリーに初めて会ったのは12歳のときでその時エルヴィスは19歳。音楽界の新星として注目され始めたころでした。のちにプレスリーが彼をメンフィス・マフィアとして自分のもとで働くよう誘っています。
ジェリー・シリングを演じた俳優はオーストラリア人俳優にルーク・ブレイシー。
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2009年のオーストラリアのドラマ『ホーム・アンド・アウェイ』で俳優デビューしています。
映画での代表作は『G.Iジョー バック2リベンジ』、『かけがえのない人』、『ホリデーオンリー:とりあえずボッチ回避法?』など。
わたしが印象に残っている役は2016年の『ハクソー・リッジ』でのスミティ・ライカー。
信念を曲げずに生きる主人公についついつっかかってしまういじめっ子みたいなキャラクターを演じていました。
●B.B.キング(ケルヴィン・ハリソン・Jr)
1925年生まれのアメリカ人シンガーソングライター、音楽プロデューサー。
1943年からエルヴィスも育ったメンフィスで暮らしています。
「キング・オブ・ブルース」と呼ばれ、1970年の『Thrill Is Gone』でグラミー賞を受賞しています。
B.B.キングを演じたのはアメリカ人俳優ケルヴィン・ハリソン・Jr。
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映画デビューは19歳のとき。イギリス人スティーヴ・マックイーン監督作『それでも夜は明ける』での端役でした。
ジェニファー・ハドソンやジェフリー・ライトが出演した2018年のNetflix映画『モンスター:その瞳の奥に』では主役のスティーヴ・ハーモンを。
ナオミ・ワッツ、ティム・ロスが出演した2019年の映画『ルース・エドガー』でも主役のルース・エドガーを演じています。
まだ認知度は低いものの大物が出演する映画に数本主役として出演しているところをみるとこれから注目される俳優さんかもしれませんね。
●ジミー・ロジャーズ(コディ・スミット=マクフィー)
1897年生まれのアメリカ人カントリー音楽歌手。
カントリー音楽の父と呼ばれ、1927年に出したレコード『ブルーヨーデル』は50万枚近く売れて大ヒット。
それから一躍スターの仲間入りを果たしています。
しかし、27歳のときに患った結核による肺出血で35歳という若さで亡くなっています。
ジミー・ロジャーズを演じたのは
1996年生まれのオーストラリア人俳優コディ・スミット=マクフィー。
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エリック・バナ主演の映画『ディア・マイ・ファーザー』で映画デビュー。
ヴィゴ・モーテンセンと共演した『ザ・ロード』で注目され始めます。
2021年には第78回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞したベネディクト・カンバーバッチ主演の映画『パワー・オブ・ザ・ドック』でピーター・ゴードンを演じ、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞している実力派俳優さんです。
●グラディス・プレスリー(ヘレン・トンプソン)
エルヴィスの母親。実はエルヴィスは双子の兄弟ジェシー・ギャロン・プレスリーと産まれてきたのですがジェシーは死産で亡くなっています。
グラディスははじめエルヴィスの父親の兄と付き合っていたそうなのですが、乱暴な兄よりもその弟であるヴァーノンとの方が気が合ったようです。
エルヴィスはグラディスをマザコンだったと言われるほど大変慕っていたそうです。
エルヴィスが1958年の3月に入隊したその5か月後1958年8月14日に亡くなっています。
エルヴィスが実は双子で産まれてたって皆さん知ってましたか?
私は知らなかったのでこの情報を見つけた時はちょっとびっくりしました。
あの顔がもう一つあったかと思うとなんかワクワクしてしまいます。
ジェシーがもし無事に産まれてたらエルヴィスの運命はどう変わっていたでしょうね。
グラディスを演じたのはオーストラリア出身のヘレン・トンプソン
1990年アレック・ミルズ監督作『ブラッド・ムーン』で俳優デビュー。
その後映画では『カンガルー・ジャック』(2003)や『ゲティン‘スクエア』(2003)に出演。
テレビドラマでは『Blue Heelers』(2003)、『Stupid Stupid Man』(2006~2008)、『クリーバー・グリーン:型破りな弁護士』(2014~2018)、『Doctor Doctor』(2016~2017)、『Bad Mothers』(2019)などに出演しています。
●ヴァーノン・プレスリー(リチャード・ロクスバーグ)
エルヴィスの父親。グラディスとは17歳のときに結婚しています。
家族を養うため食料品店の運転手や教会の執事をしたりと働き者でした。
エルヴィスがデビューしてからは彼のマネージャーとして財政を担当したりツアーに同行するなどしていたそうです。
しかしその父ヴァーノンよりも先に1977年8月エルヴィスは亡くなってしまいます。
最後に最大の親不孝をしてしまっていたんですね。
その後1979年にヴァーノンもなくなっています。63歳でした。
ヴァーノンを演じたのは1962年生まれのオーストラリア人俳優リチャード・ロクスバーグ。
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映画デビューは1991年の映画『勝利への疾走』でヒュー・マッキントッシュ役でした。
2007年の『ディア・マイ・ファーザー』で監督デビューも果たされています。
『ムーラン・ルージュ』や『ミッション・イン・ポッシブル2』などの役のせいで私の中で悪役のイメージが強い俳優さんです。
●スティーヴ・ビンダー(デイカー・モンゴメリー)
※左の方
アメリカのテレビプロデューサーでディレクター。
エルヴィス以外にもたくさんの俳優や歌手の番組を制作しています。
最も有名なのは歌を離れ俳優として活動してきたエルヴィスが再び歌を歌い始いるという時に収録されたライブ『Elvis:68カムバック・スペシャル』。
マネージャーであるパーカー大佐の意向に背き、エルヴィスの素を再現したこのステージは大成功となっています。
スティーヴ・ビンダーを演じたのはオーストラリア人俳優デイカー・モンゴメリー。
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2017年の『パワーレンジャー』では主役のジェイソン・スコット/レッドレンジャーを演じ、
2016年からNetflixで配信されているウィノナ・ライダー主演のテレビドラマ『ストレンジャー・シングス未知の世界』ではビリー・ハーグローブ役を務めています。
●ハンク・スノウ(デビッド・ウェナム)
1914年生まれのカナダ人のカントリー歌手。
1940年にアメリカに進出し、1950年に発売された「I’m Movin’on」が大ヒット。
新星のエルヴィスを前座に起用したり、エルヴィスをパーカー大佐に紹介した人物です。
ハンク・スノウを演じたのは1965年生まれのオーストラリア人俳優デビット・ウェナム。
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1996年に映画『ハーモニー』のダグ役で映画デビューしています。
ニコール・キッドマン主演のミュージカル映画『ムーラン・ルージュ』でキャバレー「ムーランルージュ」の雇われ作家のオードリーや超大作『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』ではミナス・ティリスの大将ボロミアの弟でイシリアンの兵隊長ファラミアを演じました。
どちらの映画も拝見してますが私はちょっと記憶に残っていない俳優さんでしたね。
『エルヴィス』では注目してみようと思います。
オースティン・バトラー主演『エルヴィス』 候補に挙がった俳優をご紹介!
大絶賛されたオースティン・バトラーのエルヴィスでしたが、オースティン・バトラー以外にもこんな俳優さんたちがエルヴィス役の候補に挙がっていました。
ハリー・スタイルズ
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2010年に結成され2016年に活動休止している「ビートルズの再来」ともいわれたイギリスのボーイ・グループ、ワン・ダイレクションのメンバーの一人です。
ソロになってからは俳優としても活動しており映画には『ダンケルク』(2017)、『エターナルズ』(2021)、『Don’t Worry Darling』(2022)の3本に出演しています。
私はワン・ダイレクションのファンというわけではなかったですが、めちゃくちゃな人気度だったのは覚えています。
その後メンバーがどんな活動をされていたかはわかりませんでしたが、ハリー・スタイルズは俳優業も頑張っていたんですね。
イケメンではありますがエルヴィス役としてはちょっとワイルドさに欠けているような気がします。
それに実在した人物を演じるにはちょっとまだ俳優としての経験がすくなすぎるのではないかと・・
あくまでも個人的意見です!
ハリー・スタイルズについてはこちらの記事をどうぞ↓
アンセル・エルゴート
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1994年生まれのアメリカ人俳優。
『キャリー』(2013)、『きっと、星のせいじゃない』(2014)に出演。
2017年の『ベイビー・ドライバー』では主役のベイビーを演じています。
2021年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督作『ウェスト・サイド・ストーリー』では主役のトニーを演じています。
イケメンで193㎝という高身長、DJとしても活動しているアンセル・エルゴート。
演技力も申し分ないとなればエルヴィスに抜擢されてもおかしくなかったですが、ウェスト・サイド・ストーリーと撮影が被ったか、もしくは2020年にある女性から性的暴力で告発されていたことが原因か・・。
どちらにしてもエルヴィスにしてはちょっと顔が可愛すぎたかなって私的には思いました。
アンセル・エルゴートについてはこちらの記事もどうぞ↓
アーロン・テイラー=ジョンソン
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1990年生まれのイギリス人俳優。
『キック・アス』シリーズや『アンナ・カレーニナ』(2012)、『GODZILLAゴジラ』(2014)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』など数々のヒット作に出演しています。
2016年の『ノクターナル・アニマルズ』ではレイ・マーカス役を演じ、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞している実力派俳優さんです。
エルヴィスにしてはちょっとイケメン過ぎるかなと思うくらいのルックスの持ち主だと思いますが身長も183㎝とエルヴィスとほぼ同じくらい。
演技力は申し分なし。歌声の方はどうなんでしょうか。この方のエルヴィスもちょっと見てみたかったですね。
アーロン・テイラー=ジョンソンについてはこちらの記事もどうぞ↓
マイルズ・テラー
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1987年生まれのアメリカ人俳優。
2013年の映画『21オーバー 最初の二日酔い』や『セッション』(2014)、『ビ二ー/信じる男』(2016)などで主演を演じ、2021年に公開されたトム・クルーズ主演の『トップガン』の続編『トップガン マーヴェリック』に、1作目で亡くなったマーヴェリックの親友グースの息子ルースターを演じ話題になりました。
このマイルズ・テラーがエルヴィス候補者の中で一番エルヴィスに雰囲気が似てるなぁと個人的に思った俳優さんです。
たくさんの映画で主演を演じているので演技力は確かなはずですし、『セッション』で死ぬほどドラムをたたいていたことからリズム感も抜群のはず。
歌が上手いかはわかりませんがもしエルヴィス役が決まっていたらなかなか期待できたんじゃないかと思います。
マイルズ・テラーについてはこちらの記事もどうぞ↓
いかがだったでしょうか。
この人にエルヴィスやってほしかった!と思う俳優さんはいましたでしょうか?
個人的にはこの候補者が満たせなかった部分をオースティン・バトラーはすべて満たせていたんじゃないかと思います。
オースティン・バトラー主演の『エルヴィス』のエルヴィス候補者や登場人物、キャストをご紹介しました。
なんといってもオースティン・バトラーのエルヴィスっぷりが早くみたくてしょうがない!
どんな仕上がりになっているのか、公開がいまから待ち遠しいですね!
きっと期待以上の演技をしてくれていることでしょう!
オースティン・バトラーの現在の恋人カイヤ・ガーバーについてはこちらの記事をどうぞ!↓
オースティン・バトラーの年齢や身長、映画『DUNE/デューン』続編への出演についての記事はこちら!↓
オースティン・バトラーオースティン・バトラーをエルヴィス役に推した俳優や元恋人にすすめられていたことなどを書いた記事はこちら↓
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