アルフレッド・モリーナ の‟悪役っぷり”が堪能できる映画4選!!

アルフレッド・モリーナのサングラスをかけた顔 ベテラン俳優
引用元:twitter.com

その迫力ある顔つきのせいか悪役のイメージが強いイギリス人俳優アルフレッド・モリーナ。

中でも印象に残った悪役で出演した映画『マーヴェリック』、『スパイダーマン2』や『魔法使いの弟子』、『ダ・ヴィンチコード』、のあらすじと感想をご紹介します。

アルフレッド・モリーナが悪役として出演した映画4選!!

『マーヴェリック』(1994)あらすじ

19世紀、西部開拓時代。プロのギャンブラーであるマーヴェリック(メル・ギブソン)は4日後に行われるポーカー大会の参加費2万5000ドルを集めるため、借金の取り立てに奔走していた。
今回の大会はマーヴェリックにとって賞金50万ドルが目的なだけでなく、自分の実力を試すためのものだった。
町の人間とポーカーをしているときに知り合った美しい女詐欺師のアナベル(ジョディ・フォスター)と同じくポーカー大会へと向かいところだった連邦保安官のクーパー(ジェームズ・ガーナー)と同じ船に乗り合わせ行動を共にするが途中さまざまなトラブルに巻き込まれる。
一方、マーヴェリックにまんまと騙されたことに気付いたならず者のエンジェル(アルフレッド・モリーナ)はマーヴェリックをポーカー大会に出すまいと命を狙ってくる。

『マーヴェリック』(1994)感想

ガンアクションやマーヴェリックの人を華麗に欺く姿が観ていてとにかく楽しい映画です。
個人的にはメル・ギブソンの出演作で一番好きかもしれません。
ピンチになったかも思ったら芝居を打っただけだったと、観ているこっちも「やられたー!」ってなる場面がいくつかあるんですが、なぜか胸をスカッとさせてくれます。
ストレス発散には最適な映画ではないでしょうか。
若き日のジョディ・フォスターもめちゃくちゃキレイで男性なら「この人になら騙されても・・。」という気持ちにきっとさせられるでしょう。
アルフレッド・モリーナが演じたエンジェルはまさに「ザ・悪役」ってキャラクター。
エンジェルという名前とは真逆の、目障りな奴は消す。をモットーにしてそうな性格の男です。
睨み顔がこんなにも似合う俳優ほかにいないじゃないでしょうか。
アルフレッド・モリーナの悪役としてのいいところを存分に出してくれる役だったと思います。

 

 

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『スパイダーマン2』(2004)あらすじ

叔母の家をでてピザ屋で配達のアルバイトをしながら一人暮らしをしていたピーター・パーカー(トビー・マグワイア)だったが、ピザの配達が遅れてしまいクビのなってしまう。
新聞社にも写真を売り込みに行くがスパイダーマンの写真以外はあっさり却下。仕方なく渡したスパイダーマンの写真も駄作と言われ安い金額でしか買ってもらえない。
ピーターはスパイダーマンと普段の暮らしの両立が難しくなり、通ってる大学の成績も落ち気味。遅刻も多くなっていた。
その一方で想いを寄せる友人のMJ(キルスティン・ダンスト)は舞台女優として活躍するようになり、もう一人の親友ハリー(ジェームズ・フランコ)は父親の会社『オズコープ』を継ぎ、今は核融合の特別プロジェクトを立ち上げ核融合実験の第一人者であるDr.オクタビアス(アルフレッド・モリーナ)に資金提供していた。
彼についてレポート書こうと思っていたピーターはハリーの執り成しで彼に会わせてもらえることになる。
後日、研究所に訪れたピーターはDr.オクタビアスに核融合装置について色々教わる。
この装置が完成すれば太陽から永遠にエネルギーを供給してもらえるようになり安全で、再生でき、安価な電気の供給が実現可能になるんだとか。
核融合装置の公開実験の日、Dr.オクタビアスは「自分の助手」と言って高度な知能を持つタコの足のような人口アームを体に取り付け、実験をスタート。
始めは成功したかに思えたが磁場が乱れ、システムが不安定となり、すべてのものを飲み込んでいく。その時実験を見守っていたDr.オクタビアスの妻ロージーは飛んできたガラスの破片が直撃し亡くなってしまう。
Dr.オクタビアスもエネルギーの影響で人工アームが制御不能になり脳を乗っ取られてしまう。
そして再び核融合装置を作るために銀行を襲いお金を手に入れる。
そこでスパイダーマンと対峙するが逃げ切ったDr.オクタビアスはハリーのもとに向かい核融合に必要なトリチウムを渡すようにと脅してくる。
そこでハリーは父親のことで恨みを持っていたスパイダーマンを生きて連れてきたらトリチウムを渡すという取引をする。

『スパイダーマン2』(2004)感想

トビー版のスパイダーマンはトムホ版と違ってピーターやピーターの大切な人達の送る人生がのあんまりハッピーじゃないのが観ていてちょっと辛いんですよね。
親友のハリーともギクシャクだし、MJとも好きあってるくせにすれ違い。叔母さんの家計はひっぱくしてるし、ピーター自身の生活もこんなに上手くいかないものかというくらい良いことなし。
挙句の果てに精神的に追い込まれてクモの糸までだせなくなるほど。
ヒーローって大変・・かわいそう・・という感情ばっかりあふれてきちゃいます。
ただ後半のスパイダーマンを一般の市民がDr.オクタビアスから逆にかばおうとしてくれたシーンはマジで泣いちゃいましたけど。
スパイダーマン業を一度は放棄してもまた舞い戻ってきてくれるピーター・パーカーがなんとも健気でした。
相変わらずThe Daily Bugle紙編集長のJ・ジョナ・ジェイムソンのシーンが面白くて好きですね。あの名物編集長のファンの人も結構いるんじゃないでしょうか。
Dr.オクタビアスのアルフレッド・モリーナの髪がヅラッぽいのが気になりましたが、それは置いておいて、人工アームを付けて移動するシーンは常に宙につるされた状態で撮影されてると思うんですが当時51歳の彼にはなかなかキツいお仕事だったんじゃないでしょうか。
博士として彼が言った「知性は特権ではなく授かりもの、人類の為に使わなくては。」
というセリフにはジーンとさせられたのもつかの間、人工アームに精神を乗っ取られてからの彼は核融合装置への欲求にしばられ悪の存在に変貌してしまう。そんな役にはアルフレッド・モリーナの大きな体とあの迫力ある顔がピッタリでした。




 

 

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『ダ・ヴィンチコード』(2005)あらすじ

象徴学専門の大学教授ラングドン(トム・ハンクス)のもとにフランスのコレ刑事(エチエンヌ・シコ)がやってきて殺人で犠牲になった男の遺体写真を見せてくる。その男はルーブル美術館の館長ソニエール(ジャン=ピエール・マリエール)。全裸姿で胴には五芒星が描かれており周囲には円が描かれ、まるでダヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」のようだった。
しかも驚くべきことに彼は何者かに撃たれた後、自らこのような姿になったという。
この意味を解明するため助言を求めにやってきたコレ刑事は殺害現場であるルーヴル美術館にラングドンを降ろし去っていく。
そこにはコレ刑事の上司であるファーシュ刑事が待っていた。彼と共にソニエールの遺体の場所へと向かったラングドンはファーシュから遺体に書かれた象徴の意味を色々聞かれる。
実はファーシュはラングドンを容疑者として睨んでいたのだった。
ラングドンを逮捕しようと追ってくるフランス警察や「秘密」を抹消しようとする組織から命を狙われながらもラングドンは自らの知識を駆使してソニエールの孫であるソフィ(オドレイ・トトゥ)とともにソニエールが遺したナゾを解きながら真実にせまる。

『ダ・ヴィンチコード』(2005)感想

ダン・ブラウン著書のベストセラーミステリー推理小説『ダヴィンチ・コード』が原作の映画です。
日本でもこの本は話題となり、かなり長い間売り上げでトップをキープしていたのを覚えています。
本をあまり読まない私も「どんだけおもしろいの?」と気になってしまい、だいぶ遅れてですが、購入しました。おそらく他の購入者の方々と同じで一気に読んでしまいました。
ロバート・ラングドンが次々と暗号の謎を解いていく姿が頼もしくて、目が離せなくなります。
この映画の面白いところってこのお話ってもしかして本当のことなの?と考えさせられるところ。
もしこれが真実ならどれだけの人がショックを受けるだろう…っていうお話なんですよね。
アルフレッド・モリーナはその「秘密」を表に出したくないアリンガローサ司教の役で手下を介してラングドン教授の行手を阻みます。
この役でのアルフレッド・モリーナの姿は赤いカロッタを被りペレグリナと呼ばれる黒い前開きのケープにカズラと呼ばれる黒い長服、腰に巻いた赤いファシャという聖職者の方がよく着ている服装です。
私的にはちょっと彼のイメージに合わない職業でしたが、教会の威信を守る為なら殺人もいとわない歪んだ信仰心を持った司教というキャラクターは十分なほど表現されていたように思いました。

 

ニコラス・ケイジの後ろを振り向く姿

引用元:TERASA

『魔法使いの弟子』(2010)あらすじ

人間界を支配しようとしている悪の魔法使いモルガナ(アリス・クリーグ)を倒せるただ1人の子供、マーリニアンを探していた魔法使いのバルサザール(ニコラス・ケイジ)。ついに現代でマーリニアンであるデイヴ(ジェイ・バルチェル)という少年を見つけ、自分の弟子として魔法使いになるための修行をさせる。

『魔法使いの弟子』(2010)感想

アルフレッド・モリーナは悪の魔法使いモルガナの手下の魔法使いホルヴァート役。
現代に現れた時の彼の姿はファーの襟付きのコートに中折れ帽と杖という貴族のような紳士的な服装で主役のバルサザールより清潔感があってかっこいい悪役でした。
ファンタジー映画などに出てくる典型的な悪役といった感じでしたがモルガナという魔法使いの手下という役にはもったいないくらいのハマり役だったと思います。
映画自体はコメディ要素も入っていて面白かったですし、
映像もCGを駆使していて迫力がありましたが主人公が修行中も女の子と遊んでいたわりにいざとなったら力を発揮できちゃうところがやっぱりお話だなぁと思ってしまう内容でした。

 

いかがでしたでしょうか。

アルフレッド・モリーナが悪役として輝いている映画を4つご紹介しました。

色んなタイプの悪役を演じいていらっしゃいましたね。

私的にはやっぱり『マーヴェリック』での悪役が一番似合っていたような気がします。

まだ観ていない作品で気になるのがありましたら是非ご覧になってみてください。

きっとアルフレッド・モリーナの悪役っぷりに魅了されると思います。




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