出演作はまだ少ないものの2016年のNetflix配信ミュージカルドラマシリーズ『ゲットダウン』で主役エゼキエルを演じ人気を得ているジャスティス・スミス。
同じくNetflix配信の2020年の映画『最高に素晴らしいこと』ではエル・ファニング演じるヴァイオレットの恋人役セオドアを演じ、自身も自殺を考えていながら心に傷を負ったヴァイオレットを救おうとするという難しい役で評価を得ています。
今回はまだまだこれからが楽しみな
ジャスティス・スミスのプロフィールや恋人の事、出演した作品や最新出演作をご紹介したいと思います。
ジャスティス・スミスの年齢は?ウィル・スミスとの関係は?
この投稿をInstagramで見る
ジャスティス・スミス Justice Smith
本名 Justice Elio Smith
生年月日 1995年8月9日(24歳)※2021年時点
カルフォルニア州ロサンゼルス生まれ
身長 178㎝
俳優
24歳・・若いですね~。目が少し垂れ目で可愛らしい感じの顔なので高校生くらいの役ならまだ違和感なくできちゃいそうです。
よく同じ黒人でスミスだということからウィル・スミスの息子?と間違われることがあるそうですが、全くの赤の他人です。
ちなみにミュージカルドラマ『ゲットダウン』にはウィル・スミスの息子のジェイデン・スミスもマーカス・‟ディージー”・キプリング役で出演しており、名前もジャスティスとジェイデンで似ていることからウィル・スミスの息子疑惑がでたのかもしれません。
この投稿をInstagramで見る
それに顔も垂れ目なとこがちょっと似ていて、もしかしたら二人が兄弟と思った方もいたのかもしれないですね。
黒人といってもジャスティス・スミスはそれほど肌が黒くないと思いませんでしたか?
おそらくそれはお父さんはアフリカ系のアメリカ人ですがお母さんがイタリア人とフランス系カナダ人のハーフというヨーロッパの方の血も継いでいるせいなのかもしれません。
ジャスティス・スミス 恋人は?実はクィアだった?
ジャスティス・スミスは2016年から女優で歌手のラファエラ・メロー二という女性とお付き合いしているようですが彼女の情報があまりなくどんな出会いかなどはわかりませんでした。
現在は自身がクィア(Queer)であることをカミングアウトしており、恋人である俳優のニコラス・アッシュとキスしたり一緒に歯磨きしたりしてるラブラブな画像をインスタにアップしてます。
この投稿をInstagramで見る
ニューオリンズで行われた人種差別抗議デモにもニコラスと参加したことをインスタで伝えていて「黒人の命」だけでなく「黒人のトランスジェンダーの命、黒人のクィアの命、すべての黒人の命が大切だ」と声をあげています。
LGBTは皆さん聞いたことはあると思いますが、クィアは初めて聞いたという方もいるのではないでしょうか?
ちなみに
L・・レズビアン(女性同性愛者)
G・・ゲイ(男性同性愛者)
B・・バイセクシャル(両性愛者)
T・・トランスジェンダー(心の性と身体の性が一致しない)
ですが、そこにQ+を足したLGBTQ+と最近では言われるようになっています。
「Q」とはクエスチョ二ングとクィアの頭文字
クエスチョ二ング・・自分の性も好きになる相手の性も決めておらず、そもそも決めようともしていない人達の事。
クィア・・相手のことも自分のことも男とも女とも思っていない人達の事。
そして「+」は他にも様々なセクシュアリティがあるという意味。
ジャスティス・スミスがクィアだったとはちょっと驚きましたが、相手を男とも女とも意識するのではなく一人の人間としてみるというクィア。
この言葉を私はよく理解していなかったので彼のおかげでたくさんあるセクシュアリティうちの一つを知ることが出来ました。
ただ現在ジャスティス・スミスのインスタにニコラスの画像がなくなっていたようなので今も交際しているかは不明です。
ジャスティス・スミス 学歴は?経歴は?
カルフォルニア州の公立チャータースクールであるオレンジカウンティ芸術学校で演技を学び、2013年に卒業しています。
こちらの学校を卒業した生徒の中には
アメリカ人俳優 ダンテ・バスコ(『レッスン』、『フック』、など)
アメリカ人俳優 ディオン・バスコ(『レース・ザ・サン』)
アメリカ人俳優・声優・ミュージシャン ドレイク・ベル(『スーパーヒーロームービー!-最`笑‘超人列伝ー』)
アメリカ人女優 アシュレイ・ベンソン(『ピクセル』、『ハースメル』)
アメリカ人女優 ローレン・ジャーマン(『ウォーク・トゥ・リメンバー』、『夏の夜の夢』)
アメリカ人女優 ヴァネッサ・ハジエンス(『ハイスクール・ミュージカル』シリーズ、『センター・オブ・ジ・アース2神秘の島』、『バットボーイズ フォー・ライフ』)
などがいらっしゃいますが、あまり聞き慣れない方達ばかりですね。
ジャスティス・スミスの映画デビューは2012年の『Trigger Finger』で男子生徒役。
2015年の『ペーパータウン』ではマーカス・リンカーン(ラダー)役を演じ、
その次に出演した作品『エブリディ』ではジャスティン役を務めています。
どちらも日本では未公開なのが残念ですが『ペーパータウン』はAmazon primeやDisney+で、『エブリディ』もAmazon primeで視聴できますので気になる方はチェックしてみてください。
その次の2018年公開の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』では恐竜保護団体に所属するITオタクのフランクリン・ウェブ役に抜擢され、この映画の主要メンバーとなっています。
この投稿をInstagramで見る
1993年の一作目『ジュラシック・パーク』から5作目となる人気シリーズとなったこちらの作品の重要な役どころを演じることになったジャスティス・スミス。
人気シリーズでの出演とあって配役された時はきっと嬉しかったんじゃないでしょうか。
翌年には日本のアニメ『ピカチュウ』を題材にした映画『名探偵ピカチュウ』で主演のティム・グッドマンを演じています。
この投稿をInstagramで見る
子供向け映画とはいえ4作目でもう主演を演じているとは実力が認められたと言っていいでしょうね。
そして2020年のNetflix配信映画『最高に素晴らしいこと』ではあのハリウッドを代表する女優エル・ファニングの恋人役として出演しています。
この投稿をInstagramで見る
まだ23歳という若さでたくさんのヒット作に出演しているエル・ファニング。そのエル・ファニングと共演できたということだけでもすごいことな気がします。
劇場版ではありませんがこの作品の出演でさらに自信をつけることが出来たことでしょう。
この翌年のアニメーション・SFコメディ映画『ロン 僕のポンコツ・ボット』では声優にも挑戦しています。
ジャスティス・スミス 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』あらすじ
かつてのジュラシック・ワールドが崩壊してから3年。イスラ・ヌブラルは論争の種になっていた。
長く休火山だった島で数か月前からマグマの動きが活発化し活火山に再認定され、そこに住む地球最後の恐竜たちに絶滅の危機が迫っていた。
世界では恐竜たちを救うか、このまま見殺しにするかで意見が割れていた。
上院の特別委員会では緊急会議が行われ、そこでイアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)は人間が歪めた自然への流れを正す時だと発言。このまま火山に委ねるべきだと恐竜たちを見殺しにすることに賛成する。
結局、委員会は何ら法的措置をとらず、民間事業への政府の立ち入りを控えるべきと結論付ける。
恐竜保護団体DPGの管理責任者クレア(ブライス・ダラス・ハワード)や獣医のジア(ダニエラ・ピネダ)、コンピューター技術担当のフランクリン(ジャスティス・スミス)はこの報道に落胆する。
そんな時ジュラシック・パークの創設者ハモンドの旧友でパートナーだったロックウッドから連絡がロックウッド邸に招かれたクレア。
ロックウッド財団の実質的責任者であるイーライ・ミルズ(レイフ・スポール)と会い彼から元ジュラシック・ワールドの管理責任者でシステムにアクセスできるクレアに「生物が大自然の中で外部と接触せずに暮らせる土地があるから11種の恐竜をイスラ・ヌブラルから救出し、そこへ移送したい」と協力を求められ喜んで協力すると返事をする。
ミルズは恐竜のなかでも希少なブルーと名付けられたヴェロキラプトルを捕獲したいため、ブルーを育てたオーウェン(クリス・プラット)を仲間に加えるようにクレアに伝える。
オーウェンも加わってイスラ・ヌブラでミルズが雇った捕獲チームと合流。フランクリンがアクセスを解析し、暗証番号を入力。施設内に入りクレアのハンドスキャンで施設のシステムを起動させた。
恐竜たちに埋め込まれたICチップをもとにブルーの居場所を突き止めたオーウェンとジア、そして捕獲チームはその場所に向かう。
ブルーを見つけ、捕獲しようとするがブルーに襲われた隊員がブルーを撃ってしまう。
止めようとしたオーウェンだったが捕獲チームのリーダーに鎮静剤を撃たれ倒れてしまう。
恐竜保護が目的だと言っていたミルズだったが実は恐竜たちを金儲けに使うためにクレアやオーウェンを利用しただけだった。
ジャスティス・スミス 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』感想
ジュラシックシリーズといえばやっぱり1作目のジュラシック・パークのインパクトがすごすぎました。
エサのために檻にいれておいた生きたヤギを恐竜がなかなか食べに現れず、夜になって停電になり車が動かなくなるとそこにいたはずのヤギがいない。
そして車の上になにか落ちてきたと思ったら食いちぎられたヤギの足だった。というシーンや、
恐竜が近づいてくる様子をコップの水の振動で表し、姿は見えないけど確かに近づいてきているという演出が本当に見事でこわいけど目が離せないスリル満点な映画でした。
このときの演出に比べると『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は少しスリルに欠けた気がしましたが、恐竜を絶滅危惧種として守ろうとするスートーリーになっていて恐竜を恐怖の存在から守るべき存在にしているところがいかにも現代らしくて面白かったです。
島から救い出すことができなかった恐竜がマグマにのまれていく姿には心が痛みました。
人間の都合で生み出され、都合が悪くなれば見殺しにされるか金儲けに使われる。このシリーズはそんな人間の愚かさも見せてくれる作品な気がします。
ジャスティス・スミスが演じたフランクリンはコンピューターに関しては天才的ですが恐竜保護団体に入っているくせにT-レックスを異常にこわがったり、飛行機も苦手な弱々しいキャラクター。獣医のジアの方がよっぽど男らしい性格です。
ジャスティス・スミスの華奢な体つきにはピッタリの役かもしれませんね。
主役のクリス・プラットがマッチョなだけにその対比となるひ弱キャラが主要メンバーにいるとバランスよく見えるのかもしれませんね。
ジャスティス・スミス 『名探偵ピカチュウ』あらすじ
保険査定員をしていたティム(ジャスティス・スミス)はパートナーのポケモンをまだ見つけられずにいた。
そんな彼のもとのにライムシティ警察署から連絡があり探偵の父ハリーが交通事故で亡くなったと知らされる。
ハリーが度々協力していたヨシダ警部補(渡辺 謙)のもとに行き、ハリーの家の鍵をもらう。
ティムはその部屋で「R」と書かれた小ビンを見つけ開けてみると煙が噴き出しす。むせかえったティムは窓を開けその煙を吸い込んだポケモンのエイパムたちは凶暴化してしまう。
そして別の部屋から物音がし行ってみると言葉を話せないはずのポケモンのピカチュウがティムに話しかけてくる。
ピカチュウは記憶をなくし帽子に書かれたハリーの名前と住所を頼りにこの家に来て、ティムに出会ったという。
ハリーが生きていると信じていたピカチュウは一緒にハリーを探してにほしいとティムにお願いしてくる。
ある日、ライムシティを創ったハワード・クリフォードの使いに連れていかれたティムとピカチュウはハワード自身に「R」と書かれた小ビンの事について調べるようハリーに依頼したことを聞かされる。
その「R」にハワードの息子ロジャーが関わっていたことがわかったが、記録映像にハリーがミュウの化石のDNAから造られたミュウツーに連れていかれる映像が残されていた。
ティムはハワードにミュウツーの居場所とミュウツーがどこへハリーを連れて行ったか調べるよう依頼される。
CMNの新人記者をしていたルーシー(キャスリン・ニュートン)の協力でポケモンの遺伝子を研究する施設の場所を突き止めティムとルーシー、ピカチュウとコダックでその施設に潜入する。
ジャスティス・スミス 『名探偵ピカチュウ』感想
ジャスティス・スミスが演じるティムは個性的でもないし、特殊な能力があるわけでもないいたって普通の男の子の役です。
そのせいかこの映画が地上波で放送されたときあまり印象に残っておらずピカチュウの可愛さばかりに目がいっていました。
ジャスティス・スミスはピカチュウを肩に乗せるシーンのときは撮影の時重みのある人形を乗せていたそうなんですが、リアルに演じるのはなかなか大変だったんじゃないでしょうか。
それでもなんの違和感も感じることなく観ることができたのでやっぱり演技の上手い俳優さんなんだなと思いました。
ただちょっと残念なのが吹き替えです。
ピカチュウとライアン・レイノルズの声は俳優の西島秀俊さんがされていてこちらはけっこうハマっていたんじゃないかと思うんですが、作中でもポケモントレーナーとしてカメオ出演している俳優の竹内涼真さんのティムが、聞いていて「あー、これ絶対俳優がやってるなぁ。」とわかっちゃう感じの出来でした。
竹内涼真さんは好きだし、とっても素敵な役者さんですが演技の上手さと吹き替えの上手さは一致しないんだなとつくづく思いましたね。
この吹き替えのせいでジャスティス・スミスの演技が若干ヘタに見えてしまいました。
お願いだから吹き替えは是非ともプロの声優さんにまかせてほしいものです。
この映画の見どころの一つは可愛らしいポケモンたちの出演ですよね!
ピカチュウはアニメにはない毛のフサフサ感が作られていてモフモフしたくなるような愛らしさでした。
ルーシーにスタジオで顔を撫でられている時、足がつい動いてしまうリアクションが犬みたいでおもしろかったです。
個人的にはルーシーのパートナーのコダックと渡辺謙の演じたヨシダのパートナーのブルーが好きです。
後半にコダックがピカチュウを抱っこするシーンがあるんですがアレにはやられちゃいました。
父と子という家族愛もテーマになっていて子供だけでなく、大人も楽しめる作品になってると思います。
ジャスティス・スミス 最新作『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題)』で続投決定!公開日は?
この投稿をInstagramで見る
『ジュラシック・ワールド』の最新作『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題)』が2022年の夏の公開が予定されていて、イギリスでの撮影を終了しているそうです。
日本での公開はいつになるかはまだわかりませんし細かい内容もまだ公開されてませんがクリス・プラットやブライス・ダラス・ハワードが続投しているだけでなく『ジュラシック・パーク』のサム・ニールやローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムという豪華なキャストでの作品になっているそうなのでメチャクチャ楽しみですよね!
そのなかにジャスティス・スミスも同じフランクリン役で加わってるかと思うとさらにワクワクしちゃいます。
今までの作品に出てこなかった恐竜たちも登場するそうなので恐竜ファンにとっては見逃せない一作になってることでしょう。
ジャスティス・スミス、ドラマ『genera+ion』で同性愛者役!?
『genera+ion』は2021年の3月11日にHBO Maxで公開されたアメリカドラマです。
現代の高校生のセクシャリティや生き方、家族模様が描かれているようなんですが観ていないので内容はまだよくわかりません。
この投稿をInstagramで見る
ジャスティス・スミスは同性愛者のチェスターという青年を演じているんですが、その服装がものすごい奇抜!
髪も金髪に染めていて、今までのかわいいジャスティス・スミスのイメージから完全に逸脱しています。
この投稿をInstagramで見る
自身もクィアであることからこのチェスター役はすんなり入り込むことが出来たんじゃないでしょうか。
服装の奇抜さでいうならりゅうちぇるみたいな感じかな?いや、もっと派手ですね。
とにかくかなり気になるキャラクターですよね。何かの映画でもこのキャラクターで出てほしかったな。
いかかだったでしょうか。
まだまだこれからたくさんの映画やドラマへの出演が期待されるジャスティス・スミス。
これからも大きな期待をもって見守っていきたいですね!
コメント