1986年に大ヒットとなったトム・クルーズ主演の映画『トップガン』。
その続編となる
『トップガン マーヴェリック』
がコロナで延期されながらもついに2022年5月27日に日米同時公開されましたね!
しかも公開日からわずか17日間で興行収入が43億7000万円を超えると言う大ヒットとなっています。
これは『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(31日)や『スパイダーマン・ノー・ウェイ・ホーム』(49日)より早いスピード!
というわけで今回はそんな大ヒットとなった
『トップガン マーヴェリック』に出演しているマイルズ・テラーの役どころや、
『トップガン』でグースを演じていた俳優のこと、
そして
『トップガン マーヴェリック』が大ヒットとなった理由
をご紹介したいと思います!
マイルズ・テラー 『トップガン マーヴェリック』にあの役で出演!
『トップガン マーヴェリック』作品紹介
『トップガン メーヴェリック』
監督 ジョセフ・コシンスキー
脚本 アーレン・クルーガー エリック・ウォーレン クリストファー・マッカリー
製作 ジェリー・ブラッカイマー トム・クルーズ クリストファー・マッカリー デヴィッド・エリソン
主題歌 レディー・ガガ 「Hold My Hand」
配給 パラマウント・ピクチャーズ(米) 東和ピクチャーズ(日)
上映時間 131分
あらすじ
40年間アメリカ海軍の戦闘機パイロットとして活躍していたピート・‟マーヴェリック”ミッチェル海軍大佐はあることをきっかけにトム・”アイスマン”・カンザスキー海軍大佐からノースアイランド海軍航空基地での教官になり、若きエリートパイロット達に対地攻撃作戦の指揮をするよう命じられる。
彼らの任務は世界を危機に陥れようとする国家が稼働させようとしている核兵器開発ブランドの破壊だった。
そんな若きエリートパイロットたちの中にはマーヴェリックとの訓練中に事故で亡くなったかつての相棒グースの息子ルースターの顔もあった。
マイルズ・テラー 『トップガン マーヴェリック』でグースの息子ルースター役!
前作の『トップガン』は皆さんご覧になっているでしょうか?
現在20代くらいの人達はまだ見ていない方が多いかもしれないですね。
私が最初に観たトム・クルーズの作品がこの『トップガン』だったかもしれません。(よく覚えてないけど。)
いくつの頃に観たか忘れましたが、たしかその頃私はまだ10代。
「なんだこの超かっこいい人は!」
と思った記憶があります。
トム・クルーズ演じる主人公マーヴェリックはアメリカ海軍艦上戦闘機F-14のパイロットで無鉄砲な危うい操縦をする男でしたが天才的な資質を持っていました。
親友のグースを相棒としてエリートしか行けない航空戦訓練学校(トップガン)で教育を受けます。
しかし訓練中不慮の事故で親友のグースが亡くなってしまいます。
それからマーヴェリックは自信を失い本来の操縦ができなくなってしまいます。
その親友のグースにはルースターという幼い息子がいました。
マイルズ・テラーが『トップガン マーヴェリック』で演じたのは大人になったそのルースターです!
個人的に思い入れのある作品なのでその続編が36年という時を経て制作されたことに嬉しさを感じますし、あのグースの息子が父親と同じ職についたということにちょっと感激してます。
マイルズ・テラー『トップガン マーヴェリック』 グースの息子ルースターってどんな役?
あらすじでも書いた通り、
マーヴェリックとルースターは教官と訓練生という関係
です。
かつての相棒の息子、と父親のかつての相棒。
そんな間柄ならさぞかし和気あいあいかと思いきや・・
ルースターはマーヴェリックに対して「自分の父親が死んだのにはマーヴェリックに責任がある。」と一方的に思っており、しかも自分が海軍に入るのが数年遅れたこともマーヴェリックのせいだと思い恨んでいるという設定
になっています。
なぜマーヴェリックのせいで海軍に入るのが遅れたのか・・、その辺もドラマチックで感動的な展開になっています。
前作『トップガン』を観ていた方は本作を観れば、「あのグースの息子かぁ」と余計感慨深いんじゃないでしょうか。
『トップガン』でグースを演じた俳優は?
前作『トップガン』でマーヴェリックの相棒グースを演じたのはアメリカ人俳優の
アンソニー・エドワーズ
という俳優さんです。
アンソニー・エドワーズ Anthony Edwards
生年月日 1962年7月19日 (60歳)※2022年時点
アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタバーバラ出身
身長 188cm
『トップガン』の他に
『ダウンタウン』(1990)のアレックス役
『ペットセメタリ―2』(1992)チェイス・マシュー役
『依頼人』(1994)クリント役
『ノースフォーク 天使がくれた奇跡』(2003)
『ゾディアック』(2006)ウィリアム・アームストロング役
などに出演しています。
『依頼人』とか『ノースフォーク 天使がくれた奇跡』など何作かは観たことあったんですけど、これがグース役やってた人だったとは気づかなかったです。
失礼かもしれないですが、あんまり印象深い顔じゃないんですよね。だからこそいろんな役に馴染めるんだと思うんですが。
ちなみに今作『トップガン マーヴェリック』には前作にグースの妻役として出演してたメグ・ライアンと共にアーカイヴ映像で登場していました。
マイルズ・テラー『トップガン マーヴェリック』グースと似てると話題に!
『トップガン』でアンソニーが演じたグースと今作マイルズが演じたルースターが似てる
と話題になっています!
確かに見た目で言うならアンソニーの身長は188cm、マイルズも183cmと二人とも180cm越えの高身長。
顔も2人とも面長タイプでそんなに濃い顔じゃないですよね。
そして今作でマイルズのルースターはグーズと同じ口ひげを蓄えていることから二人が似てると話題になったのかもしれません。
こちらはグース↓
こちらはルースター↓
髪型もどことなく似せてるような気がしません?
グースのほうがルースターより優しい眼差しに感じますが、これはマーヴェリックに対する心理的なもののせいなのかな?
ツイッターでも似てるという声が上がっていました。
『トップガン マーヴェリック』のルースターはグースの息子って設定なんだけど、「マイルズ・テラー、口髭があるから似てるように見えるけど、実際そんな似てるかー?」と思ったら、口の半開き具合とかふてぶてしい感じが結構似てるかもしれない🤔 pic.twitter.com/OUSNsTmuJ4
— 影山レオ Leo Kageyama (@Leo_Kageyama) June 5, 2022
「トップガン マーヴェリック」観てきた
OPから没入感がヤバい
しょっぱなでデンジャーゾーン流れるし
あれ聴いただけでテンション上がりまくり(*´艸`*)
ルースターがなんかグースに似てるなと思ったけど「セッション」の俳優さんだったのね…
これは3000円出す価値あるわ
もっかい4DX SCREENで観るわ— あき (@081214) June 1, 2022
激似とまではいかないにしてもやはりルースターのキャラが「グースの息子」を意識して作られていることに皆さん気づいているようですね。
マイルズ・テラー『トップガン マーヴェリック』でグースの息子ルースター役!実は監督に推薦されていた!?
『トップガン マーヴェリック』を監督したのはジョセフ・コシンスキーという方ですが、実はこの監督2017年の伝記映画『オンリー・ザ・ブレイブ』でマイルズ・テラーと一緒に仕事をしており
『トップガン マーヴェリック』を監督するとなった時、マイルズをルースター役にしたいと目をつけていたそう。
なんでも『オンリー・ザ・ブレイブ』でもマイルズが演じた役は主人公と師弟関係という設定だったため今作と繋がるところがあったんだそうです。
『トップガン』の製作権はトム・クルーズが持っていたため、ジョセフ監督は是非マイルズ・テラーをルースター役に!という思いで直々に売り込みました。
その方法がちょっと面白くて、
フォトショでマイルズの画像に口ひげを付け加え、その画像をトムに見せたんだそうです。
先ほども話しましたが父親のグースも口ひげを蓄えていました。
イメージが湧きやすいようにこんなことしたんでしょうかね?
このことが功を奏したかはわかりませんが、マイルズはオーディションで見事ルースター役を勝ち取りました。
トム・クルーズは監督の推薦があったからといって役者を決めることはないと思います。
しかし、少なからずマイルズ・テラーのことは監督推しとして頭にあったんじゃないでしょうか。
それで彼の演技を見て最終的に決断したのかもしれませんね。
監督からマイルズ・テラーにも事前に話があったようで、
「監督とは『オンリー・ザ・ブレイブ』でも仕事していますね。監督からどのような誘いがありましたか?」という記者の質問にマイルズ・テラーは
「そうだよ。ジョーは僕を雇い続けてくれているんだ(笑)。
ジョーが電話をしてきたら、それが何であっても僕は全力で耳を傾ける。
『オンリー・ザ・ブレイブ』の記者会見の時に、少しだけ『トップガン マーヴェリック』についての話があった。
すでにトムとも話しているとね。‟なんてすごいんだ。”と思ったよ。
どんな形であれ、トムの近くで仕事ができるなんてとても光栄だ。
トムのことを最高に尊敬してるからね。
彼と個人的に知り合えたことは、僕のキャリアだけでなく、人生のハイライトの一つだよ。
彼は本当に素晴らしい人だ。」
雑誌SCREENインタビュー記事より引用
トム・クルーズへの尊敬の心が強く伝わってくるコメントですね。
トム・クルーズは今やマーヴェリック同様、ハリウッド界では伝説のような存在になっていますからね。
そしてかなり前からルースター役に起用されるかもしれないことをマイルズ・テラーは知っていたようです。
てゆーことはその頃からルースターの役作りは始まっていたのかもしれません。
マイルズ・テラー『トップガン・マーヴェリック』でグースの息子役!大ヒットの理由とは!?
最初にも書いた通り、『トップガン マーヴェリック』はものすごい速さで多くの観客数を動員しました。
では一体なにがこの大ヒットに繋がったのでしょうか?
それは決して人気スター俳優トム・クルーズの主演作だからという理由だけではありません。
飛行シーンにCGは使っていない!?
今ではなんでもCG技術でできちゃう時代。しかし、今作ではすべて実写での撮影にこだわっています。
出演者たちもスタントを使うなんてことはしません。
操縦自体はプロのパイロットが行っているようですが、俳優たちは実際に戦闘機に乗っています!
それは飛行シーンでの俳優たちの顔の歪みでもわかります。
パイロット役のキャストはみんなG(重力加速度)に耐えうる体を作るためトレーニングをし、機内での撮影に出来うる限り参加。
しかも1機に付き6台ものIMAXカメラを搭載し、まるで観ている側も機内に乗り込んだかのような飛行映像を観ることが出来ます。
メイキング映像では俳優たちが必死でGに耐えながら戦闘機に乗っている様子が見られます。
中には吐きそうになってる俳優さんも・・。
一作目から36年という月日が経過している!
前作の『トップガン』が公開されたのはなんと今から36年も前。あの頃子供だった人がもういいオジサン、オバサンになっているほどの年月が経過しました。
マイルズ・テラーにいたっては『トップガン』公開時はまだ生まれてもいません!
24歳だったトムも今や60歳になろうとしています。(2022年の誕生日で)
そんな前の映画をリブートやリメイクではなく続編という形で製作されたのも異例ですが、トム・クルーズという同じ俳優が主演を演じたことがこの映画製作のすごいところであって、見どころでもあります!
トム・クルーズももちろん本当に戦闘機に乗っているわけですが60歳手前でそれに耐えうる体を維持し続けているところが超人的ですよね。
どんな危ないシーンもスタントを使わないことで有名なトム・クルーズ。
『トップガン マーヴェリック』でもアクションスターっぷりを見せつけてくれることでしょう。
この36年の間、マーヴェリックがどのように過ごしていたのかも『トップガン』ファンなら知りたくて仕方ないはず!
映像面でもストーリー面でも楽しませてくれそうですよね!
‟アイスマン” ヴァル・キルマーの続投!
前作『トップガン』でマーヴェリックのいがみ合うライバル ‟アイスマン” を演じたヴァル・キルマーが同じ役で出演しているのも見どころ。
『トップガン』の時の ‟アイスマン” ヴァル・キルマー
今回はマーヴェリックに若手パイロットたちに指導する教官になることを任命した人物を演じています。
ヴァル・キルマーは数年前に咽頭がんの手術を受けていたそうで以前のような声が出せない状態でした。
それでもこの続編に出演したいと直々に製作陣に訴えたんだとか。
作中では病で上手く話せずキーボードを打ってマーヴェリックと会話していました。
辛そうに声を発する部分もありましたが、あれはほとんど演技じゃなかったんでしょうね。
そしてトム自身も「続編を作るならヴァルに出てもらわなければ。」とヴァル・キルマーの出演を熱望したそうです。
なんかこのエピソードを聞いてるだけで二人の『トップガン』への熱い想いが伝わってきますね。
個人的にアイスマンとマーヴェリックのシーンが一番心にジーンときた場面でした。
『トップガン』公開当時、二人の間には確執もウワサされていたそうなんですが、私たちの知らないところでちゃんと絆は結ばれていたようです。
『トップガン』へのオマージュ?
『トップガン マーヴェリック』では前作『トップガン』へのオマージュを思わせる場面もいくつか登場しています。
恋人を乗せてバイクで疾走するシーン
前作『トップガン』では後に恋人になる教官のチャーリー(ケリー・マクギリス)を後ろに乗せて・・。
『トップガン マーヴェリック』では元恋人ペニー(ジェニファー・コネリー)を乗せています。
ビーチバレーシーンがビーチフットボールシーンに
前作『トップガン』では作中に皆でビーチバレーをするシーンがありました。
それが『トップガン マーヴェリック』ではビーチフットボールに変わっています。
このシーンで目が釘付けになったのはメンバーたちの筋肉美。
軍人役だけあって主要キャストの皆さん、しっかりと体を仕上げてきていました!
「マッスル好きにはたまらないシーンだわ、これ」と思いながら私自身もこのシーンに見入っちゃってました(笑)。
このときのシーンについてマイルズ・テラーはこう話しています。
「前作のバレーボールシーンが今でも語り継がれているから、今作は僕たちのバージョンを作るチャンスだった。
実際、誰もがカレンダーに撮影日の印をつけていたと思う。
僕はそうしてた。
ダイエットと筋トレのスケジュール上、知っておく必要があったんだ。
このシーンには最高のパフォーマンスで臨まなければならなかったからね。
最初にジョーとこの映画の話をしたとき、彼は ‟グースだけはシャツを脱がなかったから、やる気満々で挑まなくていいよ。” って言われたんだ。
僕は ‟冗談だろ?人生最高の体になって、シャツを思いっきり脱いでやる!” って感じだったよ(笑)」
雑誌SCREENインタビュー記事より引用
ひげやピアノ、アロハシャツと、グースに色々よせておきながら筋肉ばかりは譲れなかったマイルズ・テラー。
他のキャストが鍛えた筋肉を披露してるのに自分ばかりがお披露目できないことに我慢できなかったんでしょうね。
とにかくこのシーンではマイルズ・テラー人生最高の肉体を拝むことができるのでまだ映画を観てない方はお楽しみに。
グースのピアノシーン
マーヴェリック達がグースの弾くピアノに合わせて歌を歌うシーンもルースターがピアノを弾いてみんなで歌っているシーンになっています。
『トップガン』
『トップガン マーヴェリック』
グースとルースターのアロハシャツ姿も一緒。
こういうのがあると製作者側の『トップガン』愛みたいなのが伝わってくるんですよね。
前作があるから今作がある、みたいな 。
テーマソングはやっぱりコレ!
予告編を見たらテーマ曲もやはり前作と同じ「TOPGUN ANTHEM」でした!
トップガンといえばやっぱりこの曲じゃないと!って感じです。
この曲が流れると戦闘機が思い浮かぶくらいこの映画の一部なんですよね!
聞いた瞬間、感動と興奮がよみがえってくるようです。
いかがだったでしょうか?
製作陣とキャストの今作『トップガン マーヴェリック』への熱い想いが痛いほど伝えわってきます。
俳優陣の体を張った迫力あるシーンも見物ですがマイルズ・テラーのルースターがどんなキャラクターなのかも気になるところですね!
前作の『トップガン』を観てない方は是非そちらを観てから『トップガン マーヴェリック』を観ていただけたらより感動を味わえると思います!
マイルズ・テラーの身長や年齢、『セッション』でのドラムの腕前について書いた記事はこちら↓
マイルズ・テラーの結婚や妻、顔の傷について書いた記事はこちら↓
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