ベニチオ デル トロの‟男の色気”を堪能できるオススメ映画3選!!

アカデミー賞俳優
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1988年に映画デビューして以降、ちょい役が多かったプエルトリコ出身の俳優

ベニチオ・デル・トロ

しかし、演技力を認められ始めると様々な映画で

狂気的な役や男らしい役、個性的な役から弱々しい役などいろんなキャラクターを幅広く演じるようになります。

そこで今回はその中でも

ベニチオ・デル・トロの‟男の色気”を堪能できる映画3選

をご紹介したいと思います!

※感想に一部ネタバレが含まれます。

ベニチオ デル トロの‟男の色気”を堪能できるオススメ映画3選!!

『ユージュアル・サスペクツ』 (1995)前科者の強盗犯

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あらすじ
カルフォルニア3ペドロの港に止まっていた光川が爆発し船内や周辺から複数の死体が見つかると言う事件が起こる。
関税局のの捜査官クイヤン(チャズ・パルミンテリ)は現場で生き残っていた目撃者の詐欺師キント(ケビン・スペイシー)に事情を聞くと事件の6週間前の事を話し始める。
ニューヨークの警察署に事件の容疑者として5人の前科者が集められる。メンバーは、
元汚職刑事で多くの犯罪に手を染めたが今は堅気となりイーディという弁護士の恋人がいるキートン(ガブリエル・バーン)。
忍び込みのプロでいい奴だが怒ると怖いマクマナス(スティーヴン・ボールドウィン)。
マクマナスといつも仕事をしているチャランポランだが腕はピカ一のフェンスター(ベニチオ・デル・トロ)。
爆薬のプロで、自分さえ良ければいいというタイプのホックニー(ケヴィン・ポラック)。
そしてケチな詐欺師で左手足が不自由なキント本人。
警察署の中でマクマナスが汚職警官から宝石を強奪すると言う仕事を持ちかける。
足を洗っていたキートンだったが自分の過去からは逃れられず結局参加。
見事宝石を強奪することに成功する。
しかしレッドフット(ピーター・グリーン)という男からの紹介で起こした強奪事件では、宝石どころかケースには少量の麻薬しか入っていなかった。
話が違うとレッドフットに抗議するマクマナスだったがレッドフット派本元の依頼主である弁護士のコバヤシに聞くよう言ってくる。
5人はコバヤシに会い、話を聞くと伝説として語られるギャング「カイザー・ソゼ」という男が絡んでいるモノを5人は知らず知らず盗んでいたためその償いとしてサンペトロ港の船を襲うよう命令される。
フェンスターは逃亡するが後日遺体となって発見された。
そしてキートンはイーディを、他の3人は身内を人質に取られたため断る事は出来ず、言われた通り密輸船の襲撃を決行する。

感想
まずこの映画を観ようと思ったら絶対にネタバレありの記事は見ないで下さい。
結末に全てが詰まっているので「映画を観るつもりはないけどストーリーと結末が知りたい」という方だけネタバレ記事を見てほしいと思います。
頭の弱い私ではなかなか全体の流れを最低でも2回は観ないと理解できませんでした。
ネタバレしたくない映画なのでストーリーの感想はあまり書きませんが、まぁ、まんまと騙されちゃったなって感じでしょうか。
後味はあんまりよくないですが、作りは面白かったですし、よく出来てる映画だなと思いました。

ベニチオ・デル・トロが演じたフェンスターはちょっとチャラくてホストの兄ちゃんみたい。
警察に捕まってももう慣れたようにリラックスした感じでいる、そんなフェンスターのキャラクターに私はなんだか色気を感じました。髪型だけはかっこいいとは思えませんでしたが・・(笑)

残念だったのは
5人は一流の犯罪者っていう設定なのに活躍シーンはほとんどないんです。
「カイザー・ソゼ」という名前とコバヤシに翻弄されてばかりのちょっと情け無い5人って印象が強かったですね。
フェンスターにいたっては、最初は余裕の雰囲気でしたが、カイザー・ソゼの名前が出た途端いち早く逃げて挙句あっさり殺されちゃってるし。
しかも殺されるシーンすらなく遺体になって仲間に発見されるというなんとも可哀想な役でした。
せっかくいいキャラクターなんだからもうちょっと出番多くてもよかったんじゃないの?って思いましたね。




『バスキア』(1996)天才画家の親友

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あらすじ
1997年、ニューヨーク 公園で段ボールのなかで寝泊まりしホームレスのような生活を送っていたジャン=ミシェル・バスキア(ジェフリー・ライト)。
友人のベニー(ベニチオ・デル・トロ)とはバンド仲間でいつも一緒につるんでいた。ウェイトレスのジーナ(クレア・フォーラニ)と付き合い始めてからは彼女の家で暮らすようになる。
ある日、ベニーと一緒にいるときレストランに入っていく有名画家のアンディ・ウォーホル(デヴィッド)を見かけ、自分が書いた絵ハガキを売りつける。
バスキアの絵を気に入ったアンディは5ドルで買うと言ったが10ドルで2枚を売った。
バスキアの作品を偶然観た美術評論家のルネ・リカード(マイケル・ウィンコット)は彼の才能に目を付け「君をスターにしてやる」と持ち掛ける。
そしてアトリエを提供してくれるというマニーナ・ノセイ(エリナ・レーヴェンソン)や画商たちを紹介してくれた。
バスキアの絵はたちまち評判になり売れっ子若手画家となるが、その一方で友人のベニーや恋人のジーナとすれ違うようになり、長いこと続けていた薬物に徐々に体が蝕まれていく。

感想
ニューヨークのブルックリンで生まれ、ヘロインの過剰摂取で27歳という若さで亡くなった天才画家ジャン=ミシェル・バスキアの有名になるまでを描いた映画。
彼の絵はユニクロとコラボしたり前澤友作さんが123億円で彼の絵を落札したことでも有名ですね。
バスキアを演じてたのは2022年の3月に公開される『THE BATMAN-ザ・バットマン-』でジェームズ・ゴードンを演じている若き日のジェフリー・ライト。
バスキア独特の歩き方やしゃべり方。薬漬けで朦朧となる症状や成功とは裏腹にバスキアに募る寂しさと孤独感を見事に演じていると思いました。
ベニチオ・デル・トロはバスキアの親友ベニーを演じているんですが、彼もかなりの個性派キャラ。
自由奔放で人の目なんて気にしないタイプ。バスキアと同じで薬漬けの日々を送り、特に職にも付いてない様子。それでもバスキアの質問に的確に答えたり、売れっ子になって上から目線でものを言うようになったバスキアを突き放すなどちょっと大人じみた面も見せたりします。
あるワンシーンではバスキアの恋人ジーナにこっそりキスしたりするカワイイ一面も。
でもラストは心も体もボロボロになったバスキアに救いの手を差し伸べる、やっぱり持つべきものは友達だなぁ、と思わせてくれるバスキアにとっての大きな存在として描かれています。
そんな大人っぽかったり子供っぽかったりを見せるベニーが私の目には何ともセクシーに映りました。




『スナッチ』(2000) ギャンブル中毒のマフィア

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あらすじ
強盗グループを率いてアントワープのダイヤ商から86カラットのダイヤを強奪することに成功したフランキー(ベニチオ・デル・トロ)。ニューヨークにいるボスのアビー(デニス・ファリーナ)にそのことを知らせるとロンドンにいる自分の従兄弟ダグ(マイク・リード)のもとに持って行くように言われる。

フランキーは仲間から紹介されたボリス(ラデ・シェルベッジア)の元へ行き銃を手に入れるがそのボリスに知り合いのノミ屋で行われる非合法ボクシングで賭けてきてほしいと頼まれる。
しかし、それはフランキーにボリスを紹介した男が、フランキーを誰かに襲わせダイヤを盗むという作戦のひとつだった。
そしてボリスは質屋のソル(レニー・ジェームズ)と友人のヴィニー(ロビー・ギー)に頼みフランキーがノミ屋にきたところを襲うよう指示を出す。
非合法のボクシングのプロモーターであるターキッシュ(ジェイソン・ステイサム)とスロットマシーンを商売にしているトミー(スティーヴン・グレアム)は兄弟のような仲だった。
ターキッシュは自分が育てているボクサーのジョージ(アダム・フォーガティ)に新しいトレーラーを買いに行かせるがパイキー(放浪民)であるミッキー(ブラット・ピット)にポンコツのトレーラーを売られ返品も断られたためジョージとミッキーはボクシングで戦うことになる。
ジョージの楽勝かと思われたが最終的にミッキーの圧勝で決着する。
お金も取られトレーラーも手に入らず、しかも非合法ボクシングを仕切っていたブリックトップ(アラン・フォード)の選手との試合に出られなくなってしまう。
そのことをブリックトップに言いにいくと選手を変える条件として4ラウンドでわざと負けることを条件に出されターキッシュは渋々応じる。

感想
オープニングの作りや曲がスナッチの翌年に公開された『オーシャンズ11』を思わせるようなかっこいい作りになっていて一応クライムコメディ映画なのですが残酷な描写はあるもののグロいところはしっかり隠されているので怖いのがダメな人も比較的見られる映画だと思いました。
コメディなので笑いどころもあり、特に質屋のソルとヴィニーのやりとりが私は好きでしたね。
ヴィニーのちょっと頭の弱いキャラがなんだか可愛くて憎めないし、パイキーからもらったという犬をちゃんと可愛がるところも好感。
登場人物たちがダイヤをめぐってそれぞれの騒動に巻き込まれるも最後にはつながっていくという系の映画なわけですが1回見ただけじゃどこがどうつながっていたのかよくわからないので2、3回は観たいところです。
登場人物がとにかく多いので名前がまず覚えられない。
最初に観た時はボリスとアビーが見分けつかなかったです。
ポスタービジュアルは中央が犬を連れたブラッド・ピットだったのでブラピがもっと主要かと思ったらジェイソン・ステイサムが主役だった感じがしました。
しかもブラピはこの写真の犬とからみはなかったですし、パイキー語とやらを話すのでまともな英語も話さないという思いがけない役でした。
そんな中、ベニチオ・デル・トロが演じたフランキーは出番はそれほど多くないものの強盗するときも緊張感もなくコワいものなしって感じで魅力的な色気を醸し出しているキャラクターでした。
拳銃の先端で眉のあたりを掻きながらボリスと話をしているときの顔が個人的に1番そそられましたね。
かっこいい登場の仕方と興味をそそるキャラクターだったので、これからどんな活躍をするか期待していたら何もしないままあっさり殺されちゃうっていう意外な展開・・。
しかも、頭にポットカバーを被せられ顔さえ映ってない状態で。
もうちょっとベニチオ・デル・トロの出番増やしてほしかったですね。あんないいキャラをあんな短い時間しか登場させないのはもったいなすぎる気がしました。

 

いかがだったでしょうか。

基本的にベニチオ・デル・トロが演じるキャラクターって私的に全部色気を感じちゃうんですが、今回は主に若い頃の色気を醸し出している彼の作品をご紹介しました。

観てない作品で気になるのがありましたら是非ご覧になってみてください。

きっとベニチオ・デル・トロの色気に魅了されるはずです!

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