ジャックニコルソンの身長は?結婚歴は?『シャイニング』は実は怖くない!?

20代から70代になるまで映画界の一線で活躍し続けてきたハリウッドのレジェンドともいえるジャック・ニコルソンのプロフィールや結婚遍歴と出演映画『シャイニング』、『カッコーの巣の上で』、『最高の人生の見つけ方』のあらすじを感想と共にご紹介したいと思います。

ジャック・ニコルソンの誕生日、年齢、身長は?

ジャック・ニコルソン
生年月日 1937年4月22日(84歳)
身長177cm
アメリカ合衆国ニュージャージー州ネプチューン生まれ
俳優 プロデューサー 映画監督

身長はハリウッド俳優の平均身長と同じ、もうちょっと小さいのをイメージしてましたが。もしかしたら若い時の身長かもしれないですね。年を取ると背って低くなりますから。

ジャック・ニコルソンの結婚歴と子供たちは?

1962年に女優と結婚して翌年娘さんをもうけていますが6年後には離婚。
1981年にも結婚はしていませんが娘さんをもうけていて1990年にはまたも結婚はしていませんがモデルの女性と娘さんをもうけています。

21歳で映画デビューしてからアカデミー賞を3回、ゴールデングローブ賞を7回受賞している名実ともにハリウッドスターの代名詞ともいえる彼ですがもらった賞の数に比例するかのように女性遍歴も多いのはなぜなんでしょうかね?
上記で紹介した以外にもお子さんがいるようですし、、。

まあ、これだけ活躍したハリウッド俳優も数少ないですから女性にモテまくるのはしょうがないないですけどね。

ジャック・ニコルソン インタビューで知った母親の存在

ジャック・ニコルソンの実の母親は彼を産んだ時16歳だったため育てるのが難しかったことから祖父母がジャック・ニコルソンを育てたんですが、それを知らされていなかった彼は母親をお姉さんだと思い、祖父母をご両親だと思って育ったんだそう。

しかもその事実はインタビューを受けている時に取材してきた人物から聞かされたというからこれまた映画みたいな話で驚きです。

こんなことが実際あるんですね。

ジャック・ニコルソン 主な出演映画

『イージー・ライダー』(1969)、『チャイナタウン』(1974)、『カッコーの巣の上で』(1975)、
『シャイニング』(1980)、『郵便配達人は二度ベルを鳴らす』(1981)、『愛と追憶の日々』(1983)、『バットマン』(1989)、『恋愛小説家』(1997)、『アバウト・シュミット』(2002)、
『恋愛適齢期』(2003)、『ディパーテッド』(2006)、『最高の人生の見つけ方』(2007) など

ジャック・ニコルソン映画『シャイニング』あらすじ

コロラドの山奥に立つ1907年着工の展望ホテルは町から40キロ、片道車で3時間かかり冬の間は道が雪で埋まってしまうため、ホテルは閉鎖されます。

元教師のジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)は冬の間ホテルの管理の面接を受けていました。
支配人のアルマン曰く仕事は楽だが5カ月間孤独に耐えなければならない。
1970年の冬には、管理人だったグレーディと言う男が妻と2人の幼い娘を斧で殺してしまい西側の部屋に隠し自らも銃を口にくわえて自殺したと言う事件があった。と話しますが作家志望だったジャックは「その間、新作を書きたいので静かな環境は好都合だ」とこの仕事を承諾します。

その頃、自宅にいた妻のウェンディと息子のダニー。ダニーは洗面台で自分の口の中にいると言うトニーと会話しながら歯を磨いていました。
なぜかトニーはジャックが採用されたことを知っていてホテルに行きたくないと言います。ダニーがなぜか聞くと目の前にホテルのエレベーターのドアから大量の赤い血が溢れ出し一瞬2人の女の子の姿が見えたのでした。

そしてホテルが閉鎖する日、3人でホテルに向かい支配人から説明を受けます。

料理長のハロランを紹介されダニーとウエンディーは厨房を彼に案内されます。
そこでダニーはハロランにも自分と同じ能力があることに気づきます。
人間とよく似て建物にも超能力を持つものがある、このホテルにも。
何かあるとその場所に跡が残り、出来事によっては特別の跡を残す。シャイニング…。つまり超能力を持つ者だけがそれが見えるんだ。未来が見えるのと同じに遠い昔のことが見えることもある。
と、ハロランは教えてくれます。

そして3人以外の全ての人が町へ帰り、しばらくは有意義な時を過ごすトランス一家でしたが雪の時期になるとジャックは小説が思うように書けずウェンディにあたるようになります。
展望ホテルがすっかり雪に覆われウェンディとダニーが外で遊んでいると何かに取り憑かれたかのように窓の外をじっとにらみつけ怪しく微笑むジャックがいました。
そして徐々に狂気を帯びた男へと変貌し、ある日ウェンディとダニーを殺そうと斧を片手に襲ってくるのです。

ジャック・ニコルソン映画『シャイニング』感想

ホラー映画といえば?と聞かれてこの映画のタイトルを口にされる方も多いんじゃないでしょうか?巨匠スタンリー・キューブリックが監督したホラー映画の金字塔とも言えるこの映画。普段、ホラーはあまり好んでは見ない私はこの映画を見ないと映画好きとは言えない!と自分を勝手に追い込み勇気を出してDVDをレンタル。ドキドキしながら鑑賞しました。(だれも一緒に見てくれないので1人で)
ですが、終わってみると、あれ、こんな感じ?と安心感といい意味での期待はずれ感が…。

ホラーを代表する映画となればもっと血を見ることになるかなと思っていましたが、ジャックが殺したのはたった1人。しかも斧で1回刺しただけ。
映画の紹介でジャック・ニコルソンがバンバン扉を斧でぶっ壊すシーンをさんざん見たので「皆殺し」をイメージしてたもんですから、そこだけが期待はずれ、というか予想外でした。

キューブリック監督の映画って視覚的な怖さもあるんですがなんというか不気味、不可解って言う言葉の方が合ってるような気がします。直球で恐怖を与えるのではなく、見る側をじわじわと映画の世界に引き込んで引き返せなくする、不気味と思ってしまうのはこのじわじわのせいなのかもしれません。
アンティークの人形や日本人形ってかわいいはずなのにどこか気味が悪いと思ってしまいますよね。そんな感覚と似ているような。

それに私が怖かったのはジャックよりも奥さんであるウェンディの恐怖におののく顔です!ホラー映画には最高のリアクションをとっていらっしゃいました。あの表情がなかったら怖さ半減です、本当に。

ただ彼女が着ている服装のセンスが夫のジャックとはあまりに似つかわしくなく、かわいかったのでちょっと注目してほしい点です。

このホテルで昔一体何があったの!?と思わせるシーンが所々に写し出されるんですが、特に説明は無し。これも不可解のまま。

こちらに不気味さを感じさせながら、考察もさせてくる。そこがこの映画の面白いところでもあると思いました。

怖そうだからと見るのを渋っている私みたいな方はそんなに恐れる事は無いのでぜひ一度見てみるのをオススメしたいです。
ただのホラーとは一味違った世界観を味わえると思います。

ジャック・ニコルソン 映画『カッコーの巣の上で』あらすじ

5回の暴行罪により更生農場で働かされていたマークでしたが好戦的で、課せられたの労働を嫌う傾向にあり精神を病んでるか鑑定を受けるため病院へ入院してきます。
彼が入ったグループにはいつも妻の浮気を疑うハーディング、失恋の傷を負ったビリー、時に感情を抑えられなくなるチェズウィック、いつも攻撃的な態度のテイバー、言葉を話せない元インディアンのチーフなど様々な症状の患者がいました。

毎日グループでミーティングをし、運動場で体を動かし、薬を飲む。そんな暮らしに退屈になっていたマークは婦長のラチェッドに野球を見せてほしいと頼みますが、多数決で負けてしまい見ることができません。婦長のずる賢いやり方に腹を立てたマークは柵を乗り越え脱走し、バスを盗んでグループの仲間達を釣りに連れて行きました。
大物を釣り大喜びで帰るマークたち。

院長たちはそんな彼の行動に病気ではないが危険。更生農場に戻すべき、などと意見が出ますが婦長のラチェッドは、それでは他のものに責任を押し付けるだけ、このまま入院させるべきと院長たちを説得します。

ある日マークは看守から自分が婦長たちの判断でいくらでも入院を伸ばされると言うこと、そして他のメンバーはいつでも自分の意思で家に帰れることを聞かされショックを受けます。

自分の拘束期間のことを黙っていたことや、患者の意見や望みを一切聞かず自分たちのルールを押し通す婦長のやり方にマークは次第に不満を募らせていきます。

ジャック・ニコルソン 映画『カッコーの巣の上で』感想

『カッコーの巣の上で』は私がジャック・ニコルソンの映画の中で最も好きな映画です。
素行が悪いマークが精神病院に入り他の患者たちに「外の世界はこんなに楽しいのになぜ飛び出さないんだ!」とでも言うように自分の世界に引き込んでいく。このマークの存在が患者たちにとっては何よりも治療になっていたように思います。

マーク自身も最初は自分が楽しみたいから、暇だから、と言う理由でグループの患者たちを相手にしていたかもしれませんが、だんだん彼らが生き生きと楽しそうな顔でいるのを見てマーク自身の中にも喜びが生まれていたように感じました。

こんな風に周りの目など気にせず自分に正直に生きれるってちょっと羨ましく思います。死ぬ時にきっと後悔しない人生を送るんだろうなぁって。 まぁ、犯罪はダメですけどね。

とにかくラストが想像しなかった終わり方なので観てない方はできればネタバレを見ずに鑑賞して欲しいなと思います。

患者の1人であるテイバー役を演じているのか映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドク役でお馴染みのクリストファー・ロイド!なんとこれが映画デビュー作なんだとか!
当時まだ37歳。若き日のクリストファー・ロイドにもぜひ注目してみて下さい。

ジャック・ニコルソン  映画『最高の人生の見つけ方』(2007)あらすじ モーガン・フリーマンと共演!

ジャック・ニコルソン演じるエドワード・コールは病院を経営している大富豪でしたが、ガンが全身に転移し、生存率5%と診断されます。
自身の経営方針で個室は作らないことになっていたため、モーガン・フリーマン演じるカーター・チェンバーズと同室になります。彼もまた末期のガンで入院してました。
そこで意気投合した2人は「死ぬまでにしたいことリスト」なるものを作り、それを実行する旅に出ることにことになります。

ジャック・ニコルソン『最高の人生の見つけ方』(2007)感想

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンというビッグスターのW主演ということで話題になった映画ですが私も大好きな俳優の2人だったのと、このなんとも楽しそうなストーリーを見てこれは観なくてはとワクワクしながら視聴しました。

同じガンで同じ余命を言われた不幸な2人のようですが幸運だったのはこの2人が同室になったことですね。
現実的なことを言えば「死ぬまでにしたいことリスト」はお金がないと実現が難しいものもあったのでエドワードというお金持ちがいたから叶えられましたし、エドワードにとっても頭脳明晰で話の合うカーターがいたことでこの旅を心の底から楽しめたんだろうと思います。

もともと歴史学の教授を目指していたカーター。
知識の幅は半端じゃないことが作中からわかるのですが会話の中でのユーモアを交えた受け答えがとても上手で頭がいいとこんな風にうまく言葉を返せるのか、と感心させられます。

フランスの豪邸のお風呂場でカーターが「なぜこの旅を決心したか」を話すシーンがあるのですが、この気持ちはお子さんを送り出した頃の方なら共感できるんじゃないかと思うので世代の方は是非注目して聞いてほしいシーンです。

こんな奇跡的な出会いが人生になくても今そばにいてくれる友達や家族の存在がいかに大切か教えてもらえたような気がしました。

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