ジェイミー・シェリダンが出演した『シリアナ』『海辺の家』、数々のドラマにも!

ジェイミー・シェリダンが出演したテレビドラマと映画『シリアナ』と『海辺の家』のあらすじと感想、をご紹介します。

ジェイミー・シェリダン プロフィール

ジェイミー・シェリダン
生年月日1951年7月12日(70歳)
身長189㎝
アメリカ合衆国 カリフォルニア州 パサデナ生まれ
俳優

主にテレビドラマで活躍している俳優さんですが、映画でも脇役として活躍されている俳優さんです。

ジェイミー・シェリダンの主な出演映画は?

『アイリスへの手紙』(1989)
『クイック・チェンジ』(1990)
『刑事エデン/追跡者』(1992)
『アイス・ストーム』(1997)
『クレイドル・ウィル・ロック』(1999)
『海の家』(2001)
『シリアナ』(2005)
『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)
『ハドソン川の奇跡』(2016)
『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(2017)
『モンスターズ 悪魔の復讐』(2018)
『ジョン・デロリアン』(2018) など

全てが脇役ではありますが、大物俳優が主演を務める映画に数多く出演しています。なかには、「え?出てたっけ?」と思うくらいのちょい役も・・・。

ジェイミー・シェリダンの出演したTVドラマは?

『私立探偵スペンサー』(1987)
『シカゴ・ホープ』(1995-96)
『LAW&ORDER:犯罪心理捜査班』(2001)
『HOMELAND』(2011-12)
『ARROW/アロー』(2012-17)
『SMASH』(2013)
『SUITS/スーツ』(2014)
『アメリカン・ゴシック~偽りの一族~』(2016) など

ドラマにもたくさん出ていらっしゃるんですね。脇役が多いとはいえ大変お忙しい方のようです。

ジェイミー・シェリダン映画『シリアナ』あらすじ

アメリカ大手石油会社のコネックスはカザフスタンで油田採掘権を手にしたキリーン社と合併。
コネックスの代表ディーン・ホワイティングは弁護士のベネットにキリーン社がどうやって採掘権を手に入れたか調べるよう指示します。
イランでCIA工作員として動いていたボブ(ジョージ・クルーニー)は反米テロ組織に資金提供していると情報のある中東のナシール王子を拉致するよう命じられます。しかし協力者の裏切りにあい逆に拷問を受けてしまいます。

スイスのジュネーブ、デリバティブ取引の会社で働くエナジーアナリストのブライアン(マット・デイモン)はナシール王子の父である国王のパーティーで国王から話を聞いてくるように会社から言われます。子供の誕生日パーティがあるからと断りますが、家族と行けばいいと説得され、パーティーを楽しみますがそこでの不幸な事故により息子の1人を亡くしてしまいます。
そのことをきっかけにナシール王子から専属の経済アドバイザーとしてきて欲しいと頼まれ承諾することに。

ナシール王子は自分の国に、女性投票権や司法制度をつくること。資源は全て競争入札にする、石油をイラン経由で中国や欧州に輸出するなどの志をブライアンに語り、その熱意にブライアンも共鳴します。

しかしコナックス社のホワイティングはナシール王子の弟に直接「国王になりたくないか?」とけしかけ、アメリカのCIA も自分たちに都合の悪いナシール王子を排除し親米家である弟を次期国王になるよう画策していました。

なんとか助かったボブですがFBIに自分が調べられていることを知り、またも中東へ向かいます。

ジェイミー・シェリダン映画『シリアナ』感想

ジェイミー・シェリダンの出演作に書いてあった『シリアナ』がどんな映画なのか調べた時、キャストの中にジョージ・クルーニーとマット・デイモンというビッグネームがあったのでこれは観なくてはと思い内容は特に見ずDVDを借りてみたわけですが、何度も寝落ちしては巻き戻して寝落ちしては巻き戻しての繰り返し。
タイトルだけ見たら絶対レンタルしなかったであろうこの映画をキャスト名だけ見て借りてしまった私が浅はかでした。

つまらないとか、おもしろくないということではありません。わたしの世界情勢だったり経済の知識がゼロに近いことが問題でした。

なかなか理解するのに時間がかかる内容でちょっとでも目を離せば置いてかれちゃう場面展開になっていて3回くらい見てやっと理解できてきたかなって感じです。

アメリカの石油利権を手に入れるため中東地域への政治介入や攻撃は恐かったですが、このアメリカの行動がテロリストたちが生まれてくる一つの要因にもなっている、という様子も描かれていて
それを思うとますます恐ろしなと思ってしまいます。

そしてナシール王子の国民と国を想う志が素晴らしい。これが実現したら国はどう変わっていたか・・。

しかしそんな想いも自分たちの利益のためならどんな手段もいとわないアメリカに阻まれてしまう。戦争もビジネスだなんてよく聞きますがこれと同じ事が言えるような気がします。

国や国民にとって正しいことをするってこんなに困難な道のりなのかと憤りを感じる映画でした。

ジェイミー・シェリダンはほんの数分ですがCIA副長官役で出ています。

ジェイミー・シェリダン映画『海辺の家』あらすじ

建築士のジョージ・モンロー(ケヴィン・クライン)は海辺のボロ屋で愛犬のガスターと暮らしていました。
隣の家にはコリーン(メアリー・スティーンバージェン)とその娘のアリッサ(ジェナ・マローン)が住んでいてパンツ一丁で外で立ちションをするジョージにいつも怒っていました。

ジョージは別れた妻のロビン(クリスティン・スコット・トーマス)と暮らす非行少年の息子サム(ヘイデン・クリステンセン)と週末過ごしていましたがサムは週末も会わないと言い出します。

ある日ジョージが出社すると上司に呼ばれ未だに建築模型をコンピュータに頼らずに手作りしていることを理由にクビを言い渡されます。
頭にきたジョージは会社に飾られていた建築模型を1つを残して叩き壊してしまいます。
そして会社を出た途端倒れ、病院に運ばれると末期のガンであることを知ります。

自分の命が短いことを知ったジョージは今の家を取り壊し新しい家を手作りする決心をします。
そして夏休みの間、サムに家造りを手伝うように言いますが自分は友達とターホーに行く約束があると断ります。
それでも強引に連れ出しトイレの仕切りもシャワーもないガレージで2人は暮らし始めます。

元妻のロビンはというとビジネスマンのピート(ジェイミー・シェリダン)と再婚して2人の息子がいましたが、贅沢な暮らしができているものの仕事一筋で息子達にも愛想のないピーターへの愛は冷めていました。

サムの方は一向に解体を手伝わずクスリに手をつけたり悪い友達とつるんだりしていました。
その彼にロビンは自分が父親からどんな仕打ちを受けたか、それでも人生を変える瞬間があったことを話します。
それからサムは建築作業を手伝いながら少しずつ心を開いていきます。

ジェイミー・シェリダン映画『海辺の家』感想

もしあと数ヶ月の命だと分かったら、私だったら何をするかなと考えてみたところ、最近会えてない友達に会うとか、家族と旅行するとか、寄付をするとか、身辺整理するとか、でしょうか。でも考えてみるとどれも形に残らないものばかりなんですよね。

その点ジョージは自分が存在した証として家を作るという夢をサムと一緒に実現しようとします。

家ができたら好きにすればいい、一緒に作ったことさえ覚えていてくれれば、とサムに言ったジョージの言葉にはじーんときました。
家を作ることよりもサムと何かを成し遂げることがこの時のジョージにとってはすごく重要なことだったのかもしれないですね。
父と息子がテーマの映画ってたくさんありますけど一緒に何かを造りながら絆を深めてく、っていうのは案外少ないような気がします。

ただ一緒に過ごす、ではきっと2人は仲直りはできてもサムが人として成長することはなかったんじゃないかと思います。

クスリばかりやってる自分と決別し違う自分になりたいと望むようになったサム。
私も自分が好きになれず違う自分に生まれ変われたらと思う事はしょっちゅうあるのでサムの気持ちがよくわかります。

そしてサムにとって大きかったのは隣人のアリッサの存在。彼女への恋心がこの場にとどまる一つの要因にもなっていたんでしょう。
年頃の男の子には大事なことですよね。

家を作っていく過程でサムだけでなくロビンやピートなどいろんな人が影響を受けて変わっていく様子も描かれていて本当に心が温まります。
やっぱり家族っていい!そんな映画です。

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