希望を持つことの大切さを教えてくれるティム・ロビンス、モーガン・フリーマン主演の映画
『ショーシャンクの空に』。
1994年に公開されてから今なお多くの人のナンバーワン映画として愛され続けています。
アンディを演じたティム・ロビンスとレッド役のモーガン・フリーマンの見事な演技が見どころのひとつではありますが『ショーシャンクの空に』には他にも個性的なキャラクターを演じた俳優たちが多く出演していましたね。
今回は映画『ショーシャンクの空に』に欠かすことのできない個性的な脇役を演じた俳優たちをご紹介したいと思います!
- 『ショーシャンクの空に』のキャストは?個性あふれる脇役を演じた俳優たちもご紹介!
- アンディ
- アンディ役 ティム・ロビンス
- レッド
- レッド役 モーガン・フリーマン
- トミー
- トミー役 ギル・ベローズ Gil Bellows
- ノートン所長
- ノートン役 ボブ・ガントン Bob Gunton
- ヘイウッド
- ヘイウッド役 ウィリアム・サドラー William Sadler
- ハドレ―刑務主任
- ハドレ―刑務主任役 クランシー・ブラウン Clancy Brown
- ブルックス
- ブルックス役 ジェームズ・ホイットモア James Whitmore
- ボグズ
- ボグズ役 マーク・ロールストン Mark Rolston
- エルモ
- エルモ役 ビル・ボレンダー Bill Bolender
- 検察官
- 検察官役 ジェフリー・デマン Jeffrey DeMunn
- スキート
- スキート役 ラリー・ブランデンバーグ Larry Btandenburg
- ジガー
- ジガー役 ニール・ジュントリ
- フロイド
- フロイド役 ブライアン・リビー Brian Libby
- スヌーズ
- スヌーズ役 デヴィッド・プロ―ヴァル David Proval
- アーニー
- アーニー役 ジョセフ・ラグノ Joseph Ragno
『ショーシャンクの空に』のキャストは?個性あふれる脇役を演じた俳優たちもご紹介!
アンディ
若くして一流銀行の副頭取にまでなった銀行家。
妻とその愛人のプロゴルファー、クウェンティン氏の殺害容疑をかけられるが自身は最後まで「殺していない。
殺そうとしたが思いとどまり銃は川に捨てた」と主張するも銃は見つからず無実を裏付ける証拠が見つからなかったため有罪となり終身刑の判決を受けます。
収監されたショーシャンク刑務所ではレッドとその仲間と仲を深めますがハドレ―刑務主任の遺産相続手続きを手伝ったことをきっかけに刑務官たちの所得申告や納税処理を任されるようになります。
しかしそんなアンディの銀行時代の手腕に目をつけたノートン所長は次第にアンディを自身の裏金処理に利用するようになります。
アンディ役 ティム・ロビンス
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本名 ティモシ―・フランシス・ロビンス Timothy Francis Robbins
生年月日1958年10月16日(64歳)※2022年時点
アメリカ合衆国カリフォルニア州出身
身長195cm
俳優 映画監督 脚本 製作
インスタ timrobbinshere
1983年『クォーターバック・プリンセス』のマーヴィン役で映画デビュー。
1988年の『さよならゲーム』の新人投手役で注目され始め1992年には『ザ・プレイヤー』で初主演を果たしています。
1992には『ボブ☆ロバーツ』で監督デビューも果たし、2003年に公開されたクリント・イーストウッドが監督、製作、音楽を担当した『ミスティック・リバー』では実力派俳優のショーン・ペンとケビン・ベーコンと共演し、アカデミー賞助演男優賞、そしてゴールデングローブ賞助演男優賞も受賞しています。
俳優以外にも音楽活動もされており、2011年にはアルバムも発売しています。
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女優のスーザン・サランドンとは2009年にパートナーを解消していますが、彼女との間には二人の息子さんがいらっしゃいます。
アンディ役はティム・ロビンスの他にトム・ハンクスやケビン・コスナ―などが候補に挙がっていましたが、ダラボン監督は
「アンディはティム・ロビンスしか考えられない。モーガン・フリーマンとすごくいい組み合わせだった。とても相性が良かった。友人役を演じるのにね。」
「ティムはアンディ役にピッタリだ。不可解で読めないところがある。ティム自身もそうだ。目の奥に知性が宿っていて謎めいている。まさにハマり役だ。」
とアンディとティム・ロビンスがよく似ていたために採用したと語っています。
映画作りの大前提である登場人物のイメージにピッタリの俳優を見つけるというのはなかなか難しいことですよね。
売れっ子で演技派であればいいわけではありませんからね。
ティム・ロビンスとの出会いは監督にとってまさに幸運だったわけです。
レッド
一人の男性を殺して終身刑となった囚人でショーシャンク刑務所では調達屋として一目置かれる存在です。出会った頃からアンディに特別なものを感じていて、小型のロックハンマーの調達を依頼されたことをキッカケに親友になっていきます。自分の未来に希望など持たず、刑務所が「自分の居場所」になっていましたがアンディとの約束を通じて徐々に希望を抱くようになっていきます。
レッド役 モーガン・フリーマン
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本名 モーガン・ポーターフィールド・フリーマン.Jr.
生年月日 1937年6月1日(86歳)※2022年時点
アメリカ合衆国テネシー州出身 アフリカ系アメリカ人
身長 187cm
俳優 映画監督 ナレーター
インスタ morganfreeman
映画デビュー作は1965年の映画『質屋』でエキストラとして出演しました。
ケビン・コスナ―主演の『ロビン・フッド』やクリント・イーストウッド主演の『許されざる者』、ブラット・ピット主演の『セブン』、ダスティン・ホフマン主演の『アウトブレイク』、イライジャ・ウッド主演の『ディープ・インパクト』、ジャック・ニコルソンとダブル主演した『最高の人生の見つけ方』などなど、とにかくたくさんのヒット作に出演していらっしゃいます。
そして2009年のクリント・イーストウッド監督作『ミリオンダラー・ベイビー』の雑用係エディ・‟スクラップ・アイアン”・デュプリス役でアカデミー賞助演男優賞を獲得しました。
宇宙工学や航空工学にもにも詳しく、ディスカバリーチャンネルで『モーガン・フリーマンが語る宇宙』という番組で解説をするほど。
ダラボン監督はモーガン・フリーマンを
「カッコ良くて才能豊かだ。彼が出てくれたお陰で作品に実直な感じが添えられた。全編を通してのすばらしいナレーションに感謝している。モーガンならではの独特の雰囲気が出せた。原作とは違っても彼は不可欠だった。レッドの役は彼以外に考えられない。」
と大絶賛!
レッドが原作では白人設定だったにも関わらず、監督にモーガン・フリーマンしか考えられないと言わしめるとは・・。さすがですよね。
たしかにレッド役もナレーションもモーガン・フリーマンだからこそ深みが出たような気がします。
トミー
窃盗の罪でショーシャンク刑務所に送られてきたお調子者の青年。レッド達に生意気な口を聞きますが、その憎めないキャラクターで可愛がられる存在に。
あちこちの刑務所を渡り歩いたとレッド達に自慢しますがアンディに「盗みの才能がないからやめたほうがいい。」と言われます。
恋人が妊娠したことをキッカケにアンディに高卒資格が欲しいから勉強を教えてほしいと頼みます。
その後「四年前にアンディの妻とその愛人を殺した真犯人と思わしき男とトマストン刑務所で一緒になった。」と話します。
トミー役 ギル・ベローズ Gil Bellows
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ギル・ベローズ
生年月日 1967年6月28日(55歳)※2022年時点
身長185cm
俳優
インスタ Gil Bellows
グレース・ケリーやロバート・レッドフォード、エイドリアン・ブロディ、アン・ハサウェイも卒業しているアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ(AADA)を卒業。
『ホーム・アローン3』のアリス・リヴンス役や『ディープ・インパクト』のクロエ役を務めたアメリカ人女優リヤ・キールステッドと結婚。1990年にエイヴァちゃん、2001年にジョバンニ君が生まれています。
16歳になった時の息子のジョバンニ君と。↓ 現在ジョバンニ君は21歳になっていらっしゃいます。
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キーファー・サザーランドが主演し日本でも大人気となったアクションドラマ『24-TWENTYFOUR-』のテレビ映画『24 TWENTY FOUR リデプション』に出演。フランク・トラメル役を演じています。
テレビドラマには『ロー&オーダー』や『アリーmy Love』、『CSI:科学捜査班』などの人気作に出演。
2019年に放送された『JETT/ジェット』には主要キャストのエバンス役として出演しました。
なんとギル・ベローズは『ショーシャンクの空に』が映画初出演だったそうで、すでに連帯感が生まれていたベテラン俳優たちに囲まれて緊張していたそうです。
大物俳優たちが注目する中で話さなくてはいけな食堂でテレビを盗む話をするシーンは特に。
監督はそんなギル・ベローズを脇に呼び、
「セリフを言う時は彼らが裸か、変な下着姿で座ってると想像しろ。」
とアドバイスしたそうです。
俳優の緊張をほぐすのも監督の大事な役目なんですね。
ノートン所長
ショーシャンクの刑務所のトップ。敬虔なカトリックでありながら賄賂に殺人、自分の権限を乱用し悪行の限りを尽くします。
自分の私服を肥やすため、アンディの銀行家としての能力を不正取引の隠ぺいに悪用します。
アンディがやめるといえば、ゲイたちのもとに放り込み、アンディが作った図書館も閉鎖させ、必死に集めた本も全て燃やすと脅してくるどの囚人よりも悪なんじゃないかと思ってしまうような男です。
ノートン役 ボブ・ガントン Bob Gunton
ボブ・ガントン
生年月日1945年11月15日(77歳)※2022年時点
アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタモニカ出身
俳優
1980年にアニー・マグリーヴィーという女性と結婚し、2006年に離婚。
2006年にキャリー・ガントンと再婚していらっしゃいます。
映画デビューは1981年の『華麗なる陰謀』でのサイ役。
1998年に公開されたロビン・ウィリアムズ主演『パッチ・アダムズ トゥルー・ストーリー』ではノートン所長と同じようなキャラクターのディーン・ウォルコット学長を演じていてすっかり悪役キャラが板についていらっしゃいました。
ヘイウッド
レッドの仲間のうちの一人。
アンディと一緒に入ってきた新人を初日の夜にはやしたて泣かせたことで新人はハドレ―刑務主任の体罰を受けます。
その後新人はその怪我が原因で亡くなってしまうのですが、そのことにヘイウッドが少なからず責任を感じていた様子から大人げないことをする人物だけど情もある男だと想像できます。
作中ではアンディにプレゼントするために石をみんなで集めるシーンがありますが、間違えて馬のフンを手に取ったり、自殺を考えているかもしれない
アンディにロープを渡しちゃったりとなんだかおっちょこちょいな可愛い一面も見せるキャラクターです。
ヘイウッド役 ウィリアム・サドラー William Sadler
ウィリアム・サドラー
生年月日 1950年4月13日(72歳)※2022年時点
アメリカ合衆国ニューヨーク州バッファロー出身
俳優
インスタ William Sadler
大学を卒業してからはニューヨークの多くの舞台で活躍していました。
映画デビューは1982年の『ハンキ―・パンキー』のホテル・クラーク役でした。
その後も『アイアンマン3』や
キアヌ・リーヴス主演『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』などにも死神グリム・リーパー役で出演を果たしています。
『ショーシャンクの空に』以外にもトム・ハンクス主演の映画『グリーン・マイル』や映画『ミスト』とスティーヴン・キング原作の三作品に出演しています。
映画のみならず、『LAW&ORDER』や『CSI:科学捜査班』、『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン」などの人気ドラマにも数多く出演しています。
『グリーン・マイル』や『ミスト』でもそうでしたが感情的になったり、ムキになったり、取り乱したりと感情を表に出す役が上手な俳優さんだなと思います。
ヘイウッド役はあんまり頭のいい役ではありませんでしたが、映画にちょこっと笑いを入れてくれる重要な役だったのではないでしょうか。
ウィリアム・サドラーはダラボン監督が大好きな俳優の一人だそうで、初めて観たのは『ハリウッドの悪夢』で主役を演じてた時なんだとか。
彼の演技に感動して一緒に仕事がしたいと思ったんだそうです。
ハドレ―刑務主任
ノートン所長と同じ情のない鬼刑務官。
言うことをきかない囚人には平気で暴力を振るいます。
アンディと同じ日に収監された一人の囚人が夜泣きわめいたため警棒で滅多打ちにし死なせるが、その後も何事もなかったように勤務しています。
アンディを度々おそっていたゲイのボグズはある日自分の部屋にいたハドレ―にこれまた滅多打ちにされ一生流動食の生活を強いられる体にされています。
ノートンの指示でトミーを殺害するときも悪びれた様子は一切ありませんでした。
ハドレ―刑務主任役 クランシー・ブラウン Clancy Brown
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クランシー・ブラウン
アメリカ合衆国オハイオ州アーバナ出身
俳優 声優
インスタ Clancy Brown
アメリカ合衆国下院議員の父親とピアニストの母親の間に生まれています。
アメリカ イリノイ州シカゴのノースウエスタン大学出身で映画デビューしたのは1983年のショーン・ペン主演『バッド・ボーイズ』で24歳でした。
『ER緊急救命室』や『スタートレック:エンタープライズ』、など多くの人気テレビドラマにも出演しています。
俳優だけでなく声優としても活躍していて、代表作には日本でも人気のアニメ『スポンジ・ボブ』のカニのキャラクターであるユージーン・H・カー二(Eugene.H.Krabs)の声を担当しています。
イカつい顔のせいかやはり悪役が多いようです。あのいかにもコワい人相は一度見たら忘れられないですよね。
人を殺してもなんとも思わないハドレ―には若干殺意さえ覚えてしまうくらい憎らしいキャラクターでしたが、観てる側にそう思わせるくらいクランシー・ブラウンにはハマり役だったってことですよね。
しかし、クランシー・ブラウン自身もこの役が「なぜこうも単調でイヤな奴なのか。」とどうしても理解できず、スランプ気味になったことがあったそうです。
そんな彼にノートン役のボブ・ガントンはこうアドバイスしたそうです。
「レッドの回想だからだ。君や僕が演じるのはいわば一つの象徴、アンディ達が受ける苦難のシンボルで、ショーシャンクそのものだ。だからひどい奴なんだよ。」
クランシー・ブラウンはこれを聞いて肩の力が抜けたそうで、
「自分がすべきなのは背景の色となってレッドの回想を鮮やかにするだけだ。」
と悟ったそうです。私たちが悪役に抱く感情はそれを演じてる人もやはり感じているんですね。
ブルックス
50年前に終身刑をうけ、ショーシャンク刑務所に収監されてからは図書係として囚人たちに本を配ったりしています。
巣から落ちていたカラスのヒナを大事に育てたり、レッドの調達屋の仕事に手を貸したりと優しい心の持ち主です。
ブルックス役 ジェームズ・ホイットモア James Whitmore
ジェームズ・ホイットモア
生年月日 1921年10月1日
2009年の2月6日に肺がんのため88歳で亡くなっています。
アメリカ合衆国ニューヨーク州ホワイトプレーンズ出身
身長173cm
1948年ブロードウェイの舞台『コマンド・ディシジョン』でトニー賞を受賞しています。
1949年ヴァン・ジョンソンが主演した『戦場』ではゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しています。
主演作品『放射能X』では巨大アリと戦い、『ミステリー・ゾーン』や『太陽は二つ輝く』でも主演を演じています。
他にも『猿の惑星』で議長役を。
大日本帝国海軍による真珠湾攻撃を題材にした『トラ・トラ・トラ!』ではウィリアム・ハルゼー海軍中佐を演じ、ジム・キャリーが主演した『マジェスティック』にも出演しました。
息子のジェームズ・ホイットモア.Jr.も俳優、映画監督をしています。
ブルックスはおそらく殺人でショーシャンク刑務所に収監されたと思われますが50年という月日がその影を完全に消したかのように優しい微笑みで接してくれる普通のおじいちゃんって感じでしたよね。
仮釈放が決まってカラスのジェイクを放したときの寂しそうな表情はかなり心が痛みました。とくにこれから死のうとするシーンでのあの重荷から解放されたような切ない表情が心に残っています。
ダラボン監督がモーガン・フリーマンよりかっこいい男と言っていたジェームズ・ホイットモア。
子供の頃、初めて彼を見てそれ以来大ファンで憧れの人だそう。出演が決まりうれしくて大感激だったそうで『放射能X』のポスターにサインまでもらったそうです。
憧れの俳優が自分の作品に出てくれるなんて夢のような話でしょうね。
ボグズ
ショーシャンク刑務所の囚人でゲイのグループのリーダー。
アンディを気に入り執拗に襲おうとします。レッドは彼を「人間のクズ」と言ってアンディに注意を促していました。
ある日ハドレ―刑務主任にボコボコにされ流動食しか喉を通らない体にされ、刑務所から姿を消します。
ボグズ役 マーク・ロールストン Mark Rolston
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マーク・ロールストン生年月日
1956年12月7日(66歳)※2022年時点
アメリカ合衆国ボルチモア出身
インスタ Mark Rolston
『ショーシャンクの空に』の前にシガニー・ウィーバー主演『エイリアン2』でドレイク役やメル・ギブソン主演『リーサル・ウエポン/炎の約束』でハンス役を演じました。
2019年にはエド・スクラインが主演し、日本人俳優の豊川悦司や浅野忠信、國村隼なども出演した『ミッドウェイ』にもアーネスト・キング大将役で出演しています。
ボグズ役はほんと難しいそうだなと思いました。なぜかって暴力的で力強く、乱暴なのに表情では怪しげな色気みたいなものを表現していてマーク・ロールストンの演技力の高さが見れる役だったと思います。
ダラボン監督、マーク・ロルストンがオーディションに来た時は「『エイリアン2』のドレイクだ!」と興奮したとか。
監督はこの映画が大好きでマークの演技も素晴らしかったそうです。
エルモ
トミーが4年前にトマストン刑務所で同じ房に入ってきた囚人。
カントリークラブで働きながらあるプロゴルファーに目をつけ盗みに入るもゴルファーが起きて邪魔をしたため殺したと自慢げにトミーに話しています。
エルモ役 ビル・ボレンダー Bill Bolender
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ビル・ボレンダー
生年月日 1940年11月14日(82歳)※2022年時点
アメリカ合衆国シカゴ出身
1993年ジェニファー・ロペス主演のテレビドラマ『LOST IN THE WILD』でクリス役を務め、同年のヘレナ・ボナム=カーター主演のテレビ映画『暗殺調書』でジョージ役で出演しました。
2018年にはニコラス・ケイジ主演『ダークサイド』にもベン役で出演しています。
自分の代わりにアンディが捕まり、終身刑になったことを大笑いするそのシーンは身の毛がよだつというか恐いを通り越して、気味が悪かったです。
たったワンシーンなのに不気味なサイコパス男を演じる姿はさすが性格俳優と言われるだけあるなぁ、と思いました。
検察官
検察官役 ジェフリー・デマン Jeffrey DeMunn
ジェフリー・デマン
生年月日1947年4月25日(75歳)※2022年時点
アメリカ合衆国ニューヨーク州バッファロー出身
俳優
ユニオン大学を卒業してからはマギー・スミスやデュティ・リンチが舞台に立ち、ケビン・スぺイシーが芸術監督を務めるロンドンのオールド・ヴィック・シアタ―で演技を学び、アメリカに戻ってからはチャールズ皇太子が理事長を務めるロイヤル・シェイクスピア・カンパニーやオフ・ブロードウェイの舞台で活躍していました。
1996年には日、米、カナダ合作テレビドラマシリーズ『ヒロシマ 原爆投下までの4か月』に「原爆の父」と呼ばれたロバート・オッペンハイマ―役を演じています。
ジェフリー・デマンは監督お気に入りの俳優さんで、監督の全作品に出演しています。
『グリーン・マイル』では看守役。『マジェスティック』では市長役でした。
チャック・ラッセル監督との共作『ブロブ/宇宙からの不明物体』では保安官を演じています。
スキート
レッドの仲間の一人。
スキート役 ラリー・ブランデンバーグ Larry Btandenburg
ラリー・ブランデンバーグ
アメリカ合衆国ミネソタ州出身
生年月日1948年5月3日(74歳)※2022年時点
フランシス・マクドーマンド主演の『ファーゴ』(1996)や、クレア・デインズ主演の『モッド・スクワット』(1999)。
ケビン・コスナ―主演『フィールド・オブ・ドリームズ』(1989)やジョニー・ディップ主演『ラスベガスをやっつけろ』(1998)。
そしてケビン・コスナ―主演『アンタッチャブル』(1987)、ティム・アレン主演『サンタクロース』などに出演しています。
ジガー
レッドの仲間の一人で若手の方。
ジガー役 ニール・ジュントリ
ニール・ジュントリ Neil Giuntoli
アメリカ合衆国 イリノイ州カゴ出身
生年月日1959年12月20日生まれ(63歳)※2022年時点
高校卒業後、海軍に入ったあと韓国で通訳をしていた経験があります。
それからシカゴへ戻ると劇作家として活動しはじめ、ロサンゼルスに移ってからは俳優としても活動い始めます。
最初に出演した映画はホラー映画『チャイルドプレイ』(1988)でエディ・カプト役でした。
フロイド
フロイド役 ブライアン・リビー Brian Libby
『ミスト』(2007)、『ヒート』(1995)、『地獄からの生還/プラトーン・リーダー』(1998)、『アクション・ジャクソン/大都会最前線』(1988)、『スティーヴン・キングのナイト・シフト・コレクション』(1983)などに出演されています。
スヌーズ
レッドの仲間の一人
スヌーズ役 デヴィッド・プロ―ヴァル David Proval
デヴィッド・プローヴァル
アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ブルックリン出身
生年月日 1942年 5月20日(80歳)※2022年時点
俳優 ユダヤ系アメリカ人
初出演作はマーティン・スコセッシ監督作でハーヴェイ・カイテル、ロバート・デ・ニーロ主演作の『ミーン・ストリート』(1973)でした。
他にもゲイリー・オールドマン主演『蜘蛛女』やペネロープ・アン・ミラー主演の『レリック』、デンゼル・ワシントン主演『マーシャル・ロー』、ジェームズ・フランコ主演『DEAN/ディーン』などに出演しています。
アーニー
レッドの仲間の一人
アーニー役 ジョセフ・ラグノ Joseph Ragno
ジョセフ・ラグノ
生年月日 1936年 3月11日(86歳)※2022年時点
アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニューヨーク ブルックリン生まれ
俳優
マイケル・J・フォックス主演の『摩天楼はバラ色に』(1987)や『夢を生きた男/ザ・ベーブ』(1992)、マーク・ウォールバーグやホアキン・フェニックス、シャーリーズ・セロンが出演した『裏切り者』(2000)、同じ年には北野たけし監督作『BROTHER』にも出演されていました。
いかがだったでしょうか。
あまり知らない俳優さんも多かったですが『ショーシャンクの空に』では皆さん印象に残る演技をされていましたよね。
ジェフリー・デマンは監督のお気に入りの俳優さんだったんですね。どうりでよく見かける顔だな、と思いました。
この中で私が好きな俳優はヘイウッドを演じたウィリアム・サドラーでしょうか。
『ショーシャンクの空に』ではコミカルなキャラクターでしたが、『グリーン・マイル』での娘を殺される父親役のようなシリアスな役も素晴らしかったですよね。
みなさんは気になった俳優さんはいましたでしょうか?
『ショーシャンクの空に』をまた観る際には今回ご紹介した俳優さんたちをより注目して観ていただきたいです!
『ショーシャンクの空に』のあらすじをネタバレありとネタバレなしで紹介した記事はこちら↓
https://cinema-element.com/2022/06/09/shawshank-redemption-synopsis/
『ショーシャンクの空に』の【名言】を紹介した記事はこちら↓
『ショーシャンクの空に』の裏話や原作との違い、アレン・グリーンについてやラストのロケ地について書いた記事はこちら↓
『ショーシャンクの空に』、金曜ロードショーでカットされたシーンを紹介した記事はこちら↓
『ショーシャンクの空に』を考察。アンディ犯人説を否定する根拠や映画の矛盾点、疑問点などを紹介した記事はこちら↓
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